要点
- 学校の解説で選択肢の根拠を追えるなら、学校教材を解き直す。迷ったら学校教材を解き直す
- 学校の解説を読んでも、本文のつながりを追えないなら、『動画でわかる 現代文』を足す。読解の基本10章を扱う
- 選択問題を含む既習の文章2題を各45分、計90分で解き直す。買い足す場合の税込定価は1,870円

学校の解説を読んでも、本文のつながりを追えないなら、『動画でわかる 現代文』を足す
大学入試 Basic Lecture 動画でわかる 現代文
秋の時間と1,870円を無駄にしたくないなら、迷ったら学校教材を解き直します。既習の文章2題を各45分、計90分で試し、学校の解説で選択肢の根拠を追えるなら、学校教材を解き直します。学校の解説を読んでも、本文のつながりを追えないなら、『動画でわかる 現代文』を足します。

学校の解説で選択肢の根拠を追えるなら、学校教材を解き直す
本文は読めるのに選択肢を外すなら、まず学校の解答解説で、正解の根拠と、迷った選択肢が本文と違う箇所を追います。現代文の参考書を増やす前に、手元の問題でできることです。Z会の共通テスト学習相談も、選択肢を吟味するときは本文のどこが違うかを探すよう勧めています(2023年5月)。
学校の問題集にも、解説の詳しいものがあります。桐原書店の2026年刊の学校専売本は、選択肢を再録して正誤の根拠を示します。公開された解説見本の34〜35頁では、選択肢の一部分ずつに理由が付いています。これは一例なので、自分の学校で配られた本の解説を見て決めます。
共通テスト模試を解いた高3は、現代文の漢字以外を正解したものの、時間を使いすぎて復習法に迷っていました。知恵袋の回答者は、前年の受験時、正解した設問も自分の根拠が合っていたか解き直したと書いています(2024年8月)。正解した選択肢でも、根拠を言えなければ次の初見問題で同じように選べません。
2題・90分で、本文の読み方と選択肢の判断を分ける
学校教材で選択問題を含む既習の文章を2題選びます。正誤を覚えていても、選択肢を選ぶ根拠までは覚えていない問題が使えます。苦手な評論か小説から始め、2題目は別の文章にします。1題だけの題材や偶然の正答で決めないためです。
1題につき | すること |
|---|---|
15分 | 迷った選択肢のどの語が本文と合うか、食い違うかを書き出す |
20分 | 学校の解説と本文を開き、選んだ根拠と解説の根拠を照らす |
10分 | 次の初見問題でも使える読み方を一つメモする |
45分×2題で計90分。時間は取り組むための枠で、問題の実測所要時間ではありません。学校の解説で選択肢の根拠を追えるなら、学校教材を解き直します。解説が手元にない場合は、配布物や授業で使える解答解説を先に調べます。
この2題で分かるのは、今の解説から本文のどこが選択肢と合うかを自分で説明できるかです。得点の伸びや、新刊の動画との相性までは測れません。選択肢の語の読み落としなら学校教材で練習を続け、本文の接続語・対比・具体例のつながりで止まるなら読解の基本に戻ります。
学校の解説を読んでも本文のつながりを追えないなら、新刊を足す
旺文社の商品ページによると、2026年9月刊の『大学入試 Basic Lecture 動画でわかる 現代文』は192ページ。文の構造、接続語、対比、具体例、小説の心情など、読解の基本10章を扱います。出版社は動画で講師の視線の動きや考え方を見せると案内しています。
公開紙面の26〜27頁は文の構造を説明し、116〜117頁は具体例から文章全体を読む章です。この紙面で扱う読み方を学び、同じ学校問題に戻れます。旺文社の商品ページから動画視聴ページにも進めますが、動画の説明内容と長さは公開紙面からは判断できません。
学校のワークを1年解いた新高2も、解説を読んでも考え方が分からないと知恵袋で相談しています(2025年4月4日)。問題を増やす前に、読み方を学び直す場面です。
出版社は共通テスト対策の基礎固めにも適すると説明します。ただ、公開された目次と3つの見開きの中心は読み方の講義です。私なら、選択肢の比較だけで困っている場合は、まず学校の共通テスト形式の演習を使います。共通テスト型の収録問題数は見本からは分かりません。
学校の解説を読んでも、本文のつながりを追えないなら、『動画でわかる 現代文』を足します。旺文社の税込定価は1,870円(2026年9月29日の表示)。購入先では、表紙に『大学入試 Basic Lecture 動画でわかる 現代文』とある紙の本を選びます。動画視聴ページは旺文社の商品ページの「購入者特典」から開けます。
10〜12月は基礎を補ったら学校の演習に戻る
10月前半は上の2題90分で、選択肢の読み落としと本文の読み方のどちらで止まるかを分けます。新刊を足す人は、詰まった章を読んでから学校の既習問題に戻り、根拠を説明し直す。読み方を問題に使えるか試すためです。
11〜12月は、学校の未使用の共通テスト形式の問題や過去問で、初見の文章にも同じ読み方を使います。河合塾の2026年試験分析は、現代文第2問では別箇所の引用、第3問では絵本や図を使う形式を挙げています。基礎講義だけを繰り返すより、こうした形式の選択肢に戻る時間を確保します。第3問の資料と選択肢だけで止まるなら、共通テスト国語の第3問対策で、手元の演習を続けるか専用本を足すか考えます。
今日、学校教材の既習問題を1題選ぶ
今日、本文は読めたのに選択肢で迷った既習の文章を1題選びます。迷った選択肢の語と本文の対応箇所を書き出し、学校の解説と照らします。次の1題でも試してから、学校教材を続けるか決めます。
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