要点
- 解説を読めば理由が分かるなら、無料の過去問道場を続ける。用語の暗記と計算の解き直しは、追加教材代0円で進められる
- 理由が分からない大分類があるなら、手持ちの本に戻り、必要な説明がなければ令和08年 基本情報技術者 合格教本を足す。9大分類に沿った章で学び直せる
- 迷ったら無料。2026年度の公開20問を解き、正誤に理由の記録を足す。最初の7日は1日30分、計3時間30分。本を買うなら、送料を含む支払総額で決める
科目Aの追加練習は、解説を読めば理由が分かるなら無料の過去問道場を続けます。理由が分からない大分類があるなら、先に手持ちの本へ戻り、必要な章の説明がなければ合格教本を足します。無料だけでは不安でも、迷ったら無料のまま2026年度の公開20問を解き、用語の違いや式の意味が分かるかで復習先を決めます。

無料を続けるかは、正答率より理由が分かるかで決める
用語を忘れたことと、解説の意味が分からないことを分けます。 解説を読めば理由が分かるなら、無料の過去問道場で問題演習を続けます。暗記の抜けは解き直し、計算のミスは途中式を書いて直します。
無料にも詳しい解説があります。トライデントの2026年度問1は、入力が0のときと1のときに分け、各行の確率の合計が1になると説明しています。答えのイだけでなく、なぜ行ごとに足すかまで読めます(2026年9月30日)。
一方、理由が分からない大分類があるなら、先に手持ちの本の該当章へ戻ります。ここでいう状態は、無料の解説を読んだ後も、同じ大分類の別の問題で用語の違いや式の意味を説明できないことです。説明は分かるが翌日に忘れるだけなら、同じ教材で思い出す練習を続けます。
手持ちの本や、学校で質問できる先生の説明で分かれば、そのまま無料演習を続けられます。質問するときは、解けなかった問題と、自分で書いた途中式や用語の説明を持っていきます。
手持ちの本に必要な説明がなければ、『令和08年 基本情報技術者 合格教本』を足します。技術評論社の公式見本の114〜115ページは、コンピュータシステムの章で何を学ぶかを示しています。メモリを、記憶媒体、階層、アクセス方式などの関連する項目と一緒に読み直せる構成です(2026年9月30日閲覧)。
計算も、式の意味から戻れます。408〜409ページの見本では、プログラムの規模を表すFP値を、機能の分類、個数と重みの掛け算、合計、補正係数の順に説明しています。本に払うのは、前提の説明と例題を続けて読み直すためです(両見本は2026年9月30日閲覧)。
選ぶときの差 | 無料の問題演習 | 合格教本 令和08年 |
|---|---|---|
追加教材の支払総額 | 0円(追加教材代) | 公式直販で紙の本1冊は2,390〜3,330円(税込、地域別送料込み、カード・コンビニ決済、離島を除く) |
復習の進め方 | 解いた1問の解説を読み、同じ分野を追加で解く | 第1〜9章から苦手な章を選び、前提の説明・例題・章末問題へ進む |
学び直す場所 | 問題ごとの解説。足りなければ別の解説ページを探す | 章の構成図と参照先で、関連する知識を本の中でたどる |
直販の総額は、本代1,870円に地域別送料520〜1,460円を足した試算です。たとえば関東・信越・北陸・中部への配送は、1,870円+520円=2,390円。カード・コンビニ決済の手数料は無料で、離島の送料は問い合わせが必要です(公式表示、2026年9月30日)。
この比較は追加教材の費用です。通信費・印刷代・筆記具・受験料は含みません。直販は購入者都合の返品・交換に対応しないため、先に無料の見本で説明との相性を試します。
無料の別の説明を読んで理解できれば、そのまま無料で続けられます。2026年1月のインフラエンジニアの体験記も、過去問道場と分からない分野の動画で学び、科目A660点だったと報告しています。文字の解説が合わないときは、手持ちの本や動画で分かる説明を探す手もあります。
過去問題集にも計算手順は載ります。『パーフェクトラーニング過去問題集』令和08年の30〜31ページの見本には、基数変換やシフト演算の解き方があります。ただ、今足りないのが大分類の前提知識なら、問題を増やす本より、章の説明から戻れる合格教本を選びます。
理由が分からない大分類があるなら、先に手持ちの本へ戻り、必要な説明がなければ、必要な章から学べる合格教本を足します。
2026年度の公開20問と、昔の午前問題は役割が違う
2026年度の公開20問は、本試験60問の一部です。 IPAの問題冊子の1ページにも、60問のうち20問を公開すると書いてあります。最新の出題を知る入口として使い、20問だけで全範囲を終えたとは考えず、弱い分野は過去の問題でも練習します。
無料で読める問題 | 中身 | 使う目的 |
|---|---|---|
各年度の公開分。2026年度の科目Aは20問。解答例は正解の記号を示す | 最近の問い方を知り、間違えた大分類を探す | |
問1〜20の解答・解説。問4はクラウドサービスの選択肢の違いも説明 | IPAの正解だけでは分からない理由を読む | |
過去の午前問題や科目Aの演習 | 用語・計算の問題を繰り返せる | 最近の公開分で見つけた弱点を、別の問題で練習する |
問題を解く時間の目安は、科目Aの60問・90分から平均すると1問90秒です。公開20問なら計30分になります。ただし、問題の難しさはそろっていないので、30分は予定の目安に使い、解説を読む時間は別に取ります(公式情報は2026年9月30日)。
また、本の「令和08年」とシラバスの版は別です。合格教本は2025年11月発売で、出版社が示す対応はVer.9.1。現在のIPAのVer.9.2は、下請法を削除し、中小受託取引適正化法を追加しています(2026年1月8日掲載、9月30日閲覧)。
用語や計算の基礎をこの本で学び直し、企業と法務は9.2の変更も読みます。第1刷には出版社の正誤表があり、51・107・111・238ページの訂正を反映してから使います(2026年9月30日閲覧)。購入した本の刷は奥付で分かります。
9大分類の記録を付けると、戻る章が決まる
正誤だけで記録すると、答えを覚えた問題と、仕組みが分かった問題が混ざります。解説を読んだ後に、用語の違いを言えるか、計算の式の意味を説明できるかも書きます。記録の欄は、次の4つで足ります。
年度・問題番号 | 大分類 | 間違えた理由 | 次にすること |
|---|---|---|---|
自分で記入 | 下の表から選ぶ | 用語を忘れた/計算を間違えた/解説の理由が分からない | 解き直す/途中式を書く/該当章へ戻る |
記入例:2026年度・問1 | 1 基礎理論 | 入力ごとの確率を分けずに足した | 入力0と1を行に分け、各行の確率の合計が1になる理由を書く |
記入例は、2026年度の問1で入力0と1の行を一緒に足した場合です。トライデントの解説では、入力ごとに出力0と1の確率を足しています(2026年9月30日閲覧)。
以下はIPAの9大分類と、合格教本の目次を結んだ表です。計算の問題を全部「基礎理論」に入れず、問われている内容で分けます。たとえばFP値は開発規模の見積りなので、プロジェクトマネジメントへ戻ります(目次・見本は2026年9月30日閲覧)。
大分類 | 間違えた内容の例 | 合格教本で戻る章 |
|---|---|---|
1 基礎理論 | 基数変換、論理演算、アルゴリズム | 第1章 基礎理論 |
2 コンピュータシステム | プロセッサ、メモリ、システムの稼働率 | 第2章 コンピュータシステム |
3 技術要素 | データベース、ネットワーク、セキュリティ | 第3章 技術要素 |
4 開発技術 | 設計、テスト、開発手法 | 第4章 開発技術 |
5 プロジェクトマネジメント | 規模・工数・費用の見積り | 第5章 プロジェクトマネジメント |
6 サービスマネジメント | 運用、サービス管理、システム監査 | 第6章 サービスマネジメント |
7 システム戦略 | 情報システム戦略、システム企画 | 第7章 システム戦略 |
8 経営戦略 | 経営分析、マーケティング | 第8章 経営戦略 |
9 企業と法務 | 企業会計、法律、標準化 | 第9章 企業と法務 |
同じ大分類でも、1問だけの知らない用語なら、その説明を覚えて次の問題へ進みます。別の問題でも前提が分からずに止まるなら、該当章へ戻ります。この表で分かるのは次に読む場所までです。20問に出なかった項目は、別年度や分野別の問題で試します。
2026年9月の学習記録では、計算とデータベースを繰り返し間違えた人が、苦手な分野を絞って演習しています。間違えた内容は記述・図解でも覚え直していました。計算を1つの分野にまとめるより、間違えた内容で戻り先を分ける方が、読む章を絞れます。
本を最初から読み直す必要もありません。情報系の学生の体験記は、マネジメント系・ストラテジ系で苦労し、過去問で正答率が低かった分野を教科書で復習しています(2026年3月投稿、2025年4月受験)。得意なテクノロジ系まで同じ量を読み直すより、知らない分野に時間を使う方法です。
最初の7日は、無料も本も1日30分で進める
1週間の210分を、解く・理由を書く・解き直す時間に分けます。 無料で続ける場合も、本を足す場合も1日30分、計3時間30分です。本を足す人は、解説を読む時間の一部を該当章に置き換えます。
日 | 無料で続ける場合 | 本を足す場合 |
|---|---|---|
1日目・30分 | 2026年度の公開20問を解き、迷った問題にも印を付ける | 同じ20問を解く |
2〜3日目・各30分 | 間違えた問題と迷って正解した問題の解説を読み、理由を記録する | 記録を作り、分からない大分類の章冒頭と該当項目を読む |
4〜5日目・各30分 | 同じ大分類の別の問題を解き、途中式や用語の違いを紙に書く | 読んだ項目の例題を解き、無料の別の問題でも試す |
6日目・30分 | 最初に間違えた問題を、解説を閉じて解き直す | 同じ問題を、本文と解説を閉じて解き直す |
7日目・30分 | 記録を見て、次週も解く分野を決める | 章へ戻る問題と、演習を続ける問題を分ける |
30分に収まらない解説は次の日に回します。これは最初の復習先を決める計画で、7日で科目A全体を仕上げる日程ではありません。
買い足すかは正答数だけで決めません。理由を理解できるかと、解説を閉じて解き直せるかを見ます。
読むだけで終わる不安にも、解き直す時間で答えます。旧制度を受けた学生の体験記は、通読に約1か月半をかけても用語が残らず、分野別の演習とテキストを往復する方法に変えています(2024年2月投稿、2022年10月受験)。本を足した場合も、1章読み切るまで問題を後回しにしない方がよいと読めます。
手書きは、解くために使えば十分です。理系大学院を出た受験者の記録では、用語のきれいなまとめを作らず、論理演算の表や必要な計算の途中式を書いていました(2026年5月)。私なら、ノートを清書する時間は使わず、どの式・用語で止まったかを残します。
迷ったら無料で20問を解き、必要な章だけ読む
本が必要になった人は、購入前に合格教本の408〜409ページの見本を読みます。FP値の例で、機能ごとの個数と重みを掛けて合計し、補正係数を掛ける順が分かるか試せます。見本で分かるのはこの項目の説明との相性なので、自分が苦手な項目は目次から選びます。
理由が分からない大分類があるなら、手持ちの本に必要な説明がなければ、章の説明と例題を往復できる合格教本を選びます。公式直販で紙の本1冊の総額は2,390〜3,330円です(税込、地域別送料込み、カード・コンビニ決済、離島を除く。2026年9月30日の公式価格・送料から算出)。
科目Bの擬似言語の練習は、科目Bの無料問題と解説本の選び方で分けて考えます。
今日やるのは、端末で2026年度の科目A公開20問を開き、30分を目安に解いて、間違えた問題の番号を紙に書くことです。紙と筆記具を用意すれば始められます。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。
- 向く人
- 無料の解説を読んでも、同じ大分類の別の問題で用語の違いや式の意味が分からない人。第1〜9章から苦手な章を選んで読み直せます。
- 確認すること
- 解説で理由が分かり、用語の覚え残しや計算ミスを直したい人は無料演習を続けます。買う場合は表紙の「令和08年」を選びます。企業と法務はIPAのシラバスVer.9.2の変更も読み、第1刷は出版社の正誤表で計算の訂正を反映します。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・608ページ
- 発売日
- 2025年11月25日
- 版・対応
- 令和08年・シラバスVer.9.1対応
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