要点
- 法務を自分で補える人は令和07年版を続けます。変わった法律の名前と内容を、公式の無料資料で書き足します
- 新しく買う人、ネットの法律を本で読み直したい人は令和08年版を選びます。対応するシラバスはVer.9.1で、現行のVer.9.2への補いは必要です
- 迷ったら法務の説明を自分で補えるかで決めます。令和08年版でも取適法は公式の無料資料で補います
合格教本の令和07年を読み終えて過去問を解き始め、法務を自分で補える人は旧版を続けます。令和08年版でも、発売後に変わった取引の法律は公式の無料資料で補う必要があるからです。新しく買う人、ネットの法律を本で読み直したい人は令和08年版を選び、迷ったら法務を自分で補えるかで決めます。

年度より、出題の範囲の違いで決める
一度読み終えた本を、表紙の年が古いだけで初めから読み直すのは大変ですよね。買い直す前に見るのは試験で何を学ぶかをまとめたシラバスです。表紙の年度と、シラバスに付いている番号を分けて考えます。
令和07年版で学べるのは出版社が対応をうたうシラバスVer.9.0の範囲です。その後の版では法務にある法律の名前や説明が変わりました。読み終えた本を残す人はここを書き足すのが先です。
令和08年版を買えば、その後に変わった範囲まで全部そろうと思いがちです。けれど発売より後にシラバスが更新され、今はVer.9.2。買ったばかりの人にも取引の法律を書き足す作業が残ります。
取適法は仕事を頼む側と中小の受け手との取引を適正にするための法律です。
旧版で補うのはネットの権利と取引のルール
変わった法律を、手元の本のどこに書き足すか。表の「戻る場所」から法務の説明を開きます。
シラバスで変わった内容 | 新旧どちらの本でも戻る場所 | 無料で補う内容 |
|---|---|---|
Ver.9.0から9.1:プロバイダ責任制限法を情報流通プラットフォーム対処法へ変更 | 第9章・セキュリティに関する法規とガイドライン | ネット上の権利侵害への対応と、大規模なサービス事業者への義務 |
Ver.9.1から9.2:下請法を中小受託取引適正化法へ変更 | 第9章・企業が関わる法務 | 取適法の目的・対象と、委託事業者・中小受託事業者という用語 |
ネット上で権利を侵害されるとは悪口を書かれたり、勝手に個人の情報を出されたりすることです。新しい法律で学ぶのはそうしたときの責任に加え、大きなサービスを運営する会社がすべきこと。名前を書き換えるだけで終えず、書かれたものを消す手続きを早めることと、その仕組みを分かるようにすることも押さえます。
これはIPAの今のシラバスの法務で読めます。ネットの法律が載っているのは、セキュリティに関する法律をまとめたところ。誰が何をする法律なのかを、手元の本の説明に足せばよいのです。
取引のルールで学ぶのは仕事を頼む側と受ける側の関係。ここで出てくる委託事業者は仕事を頼む側のこと。中小受託事業者はその仕事を受ける側です。
公正取引委員会の改正案内には以前との違いがまとまっています。どの会社に当てはまるかを分ける基準に、働く人の数が加わっています。対象となる取引で、手形払いを禁止したことも大きな違い。
この表で分かるのは法律を補う場所です。本の中身が変わった場所を、すべて並べた表ではありません。法務のほかでうまく解けない問題ももう一度解き直す時間が要ります。
法務を自分で補える人は書き込みを残して続ける
令和07年版に印を付けたり、説明を書き足したりしていませんか。その場所へ戻っておさらいできる人は法務を無料で読める公式の説明で補って使い続けます。新しく本を買わないので、追加の本代は0円。
補えたかを見る目安は、読んだページを閉じて、法律の名前と何のためにあるのかを短く言えることです。ネットの法律では大きなサービスを運営する会社がすることも説明します。合格できるかを測るテストとは分けて使います。
情報工学を学び、令和07年版を使用
本を一読した後、過去問で分からない所を調べるために戻った。過去問道場とIPAの公開問題も使った。
2025年11月のnoteの受験記
授業でPythonに触れ、合格教本を使用
本で用語を学び、知っている分野は読み飛ばした。過去問道場と、科目Bのパーフェクトラーニングも使った。
2026年8月のnoteの受験記
公務員の受験記にある反省は、過去問で合格ラインを超えても、すべての選択肢の意味をつかむべきだったということ。本を買い直すことと、まだ覚えていないところをなくすことは別ですよね。まちがえた理由が分かる説明へ戻る使い方を続けます。
旧版を残すときは本のまちがいを直すための令和07年版の正誤表も一緒に使います。初めに印刷された本で直すのは顔や指紋で本人かを見分ける説明や、企画の説明など。自分の本でまちがいのある場所を直せば、その説明を学び直せます。
新しく買う人は令和08年版を選ぶ
令和08年版はVer.9.1対応で、旧版より今のシラバスに近い本です。私なら、ネットの法律を自分で書き足すより本で読み直したいときに買い直します。
新しく買う人、ネットの法律を本で読み直したい人は令和08年版を選びます。税込定価は1,870円です(技術評論社、2026年10月11日)。表紙の令和08年を選び、取適法は公式の無料資料で補います。
新しい版に付くWebの練習には科目Bの問題も含まれます。古い版でもWebで問題を解けるので、アプリが付くだけでは買い直す理由になりません。旧版と問題の数をそろえて比べられないため、問題が増えたから得だとも決めないほうがよいです。
科目Bの練習にはIPAの無料の公開問題と、すでに使っている教材を先に回せます。プログラムの動きを追う練習は手持ちの教材で別に進めます。
読んでいて分かりにくかった人は本の年だけを替える買い直しを急がなくてよいでしょう。手持ちの説明で足りるか迷う人は、科目Bの無料問題と解説本の選び方で次に使う教材を決めます。
まず手元の法務を公式資料と比べる
- 手元の本で法務の説明を開く表にある法律を、公式の無料資料と比べる法務だけ
購入先
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- 向く人
- 新しく買う人、ネットの法律を本で読み直したい人。令和07年版のVer.9.0に対し、令和08年版ではVer.9.1に対応した説明で学べます。
- 確認すること
- 表紙の令和08年を選び、取適法はIPAのVer.9.2と公正取引委員会の無料資料で補います。第1刷を使うときは出版社の正誤表を反映します。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・608ページ
- 発売日
- 2025年11月25日
- 版・対応
- 令和08年・シラバスVer.9.1対応
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