要点
- 迷ったら旺文社の改訂版。12問で模擬テストまで進めるなら旺文社
- 35問を書いて演習量を増やすなら、ジャパンタイムズ出版の完全制覇
- 過去問の2問を書き、添削を受けて直せるなら、専用本を買い足さずに進める
英検2級の要約・英作文対策本は、迷ったら旺文社の改訂版を選びます。12問で模擬テストまで進めるなら旺文社、35問を書いて演習量を増やすならジャパンタイムズ出版の完全制覇です。買った本を終えられるか不安なら、旺文社から始めます。
1問30分で書いて見直すと、旺文社の12問は6時間、完全制覇の35問は17時間30分です。過去問の2問を書き、添削を受けて直せるなら、専用本を買い足さずに進めます。

迷ったら、12問で模擬テストまで進める旺文社
英検2級のライティングは、2024年度から要約と意見論述の2問になりました。両書とも2問に対応します。差は、書く問題の量と、旺文社にだけある模擬テスト2回です。
選ぶ理由 | 旺文社「ライティング問題 改訂版」 | ジャパンタイムズ出版「要約&英作文完全制覇」 |
|---|---|---|
書く問題 | 計12問、模擬テスト2回を含む | 要約15問+英作文20問、計35問 |
1問30分で書いて見直す時間 | 6時間 | 17時間30分 |
総ページ | 136ページ | 288ページ(問題は別冊) |
出版社の税込定価 | 1,540円 | 1,980円 |
問題数は旺文社とジャパンタイムズ出版の案内によります(定価は2026年9月25日表示)。両書とも、1問を書く20分と見直す10分の計30分で計算しました。解説を読む時間や添削、解き直しは含めていません。
書く・見直す時間だけで11時間30分の差があります。1日1問ずつ書くなら旺文社は12日、完全制覇は35日です。私なら、解説を読む日も確保して、最初の1冊は旺文社を選びます。
旺文社の公開紙面15ページでは、要約の指示と例題の課題文を読めます。60〜61ページのUNIT 1には、課題文、ヒント、メモ欄(トピック・利点・欠点)、解答欄があります。62〜63ページにはメモの例と、段落ごとに要約の1文を作る解説があります。
50代の学び直しの記録では、完全制覇の要約15問中8問を終えた後、210本の英文ブロックの勉強方法が分からず中断しています。同じ書き手は7月13日の記録で、代わりに始めた旺文社の方が良く、150ページ未満なので1日2つずつ進めれば1週間ほどで終わりそうだと書いています。8月に勉強が進まない時期をはさみ、8月末の記録では旺文社を終えています。210本の使い方に迷って本を替え、短い本を終えた例です。
要約の解答手順と言い換えの説明を理由に、完全制覇を勧める講師もいます(2026年9月)。出版社の案内にも、要点の拾い方、まとめ方、言い換えの手順があります。同じ講師は英作文の本の比較で、基本の書き方には旺文社、理由や表現を増やすなら完全制覇と分けています。
旺文社も、公開紙面62〜63ページで、メモから要約の1文を段落ごとに作る手順を解説しています。63ページでは、家具の見栄えと強度をqualityの1語にまとめる言い換えも示しています。税込定価は完全制覇より440円低い1,540円です(2026年9月25日の旺文社の表示)。
12問で模擬テストまで進めるなら、旺文社の改訂版を選びます。表紙の「改訂版」で、要約の追加前に出た旧版と見分けます。
35問を書いて演習量を増やすなら完全制覇
ジャパンタイムズ出版の目次には、要約15問と英作文20問があります。要約の解答手順のほか、意見論述の理由に使える英文のまとまりを210本収めています。
授業で使った英語講師は2025年9月、要約のメモから英文にする手順と言い換えの説明を評価しました。英検2級に合格した40代の社会人も、英作文の書き始めには役立ったと書いています(2026年7月)。ただ、全ての表現と問題に取り組む時間はなかったと振り返っています。
210本の英文ブロックは、書いた問題で理由が浮かばないときに必要なものから読みます。
同じシリーズの2018年刊『英検2級 英作文&面接完全制覇』も取扱中ですが、要約の問題はありません。35問を書いて演習量を増やすなら、表紙に「要約&英作文」とある2025年刊の完全制覇を選びます。税込定価は1,980円です(2026年9月25日のジャパンタイムズ出版の表示)。
過去問の2問を書き、添削を受けて直せるなら無料公開の3回分を使う
英検協会は2級の直近3回分の一次試験問題を無料公開しています。要約3問と英作文3問、計6問を書けます。まず2026年度第1回の問題冊子で、要約と意見論述を1問ずつ書き、語数と時間を測ります。
時間の目安は、旺文社の公開紙面60ページにある要約UNIT 1の15分と、英検講師が英作文の練習目標とする20分以内です。表の1問30分は、両方に同じ時間を置いて書き、見直すための試算です。
3回分の解答PDFには、それぞれ要約と英作文の解答例があります。解答例と見比べ、課題文の要点や理由の抜けを探します。解答例だけでは、採点の観点ごとの点数は分かりません(英作文なら内容・構成・語彙・文法の4つ)。
知恵袋でも、リーディングが満点より1点低かったと述べる回答者が、ライティングと要約は過去問をやるだけでよいと答えています(2025年4月。2冊が出る前の回答)。過去問の2問を書き、添削を受けて直せるなら、専用本を買い足さずに進めます。無料公開の3回分を使い、学校や塾で答案を読んでもらって直す箇所を決め、次の回に進みます。
まず書いた要約と意見論述にかかった時間をもとに、試験までに書ける問題数を数えます。たとえば試験まで4週間あり、平日に30分ずつ書いて見直せるなら20問分です。旺文社の12問と無料公開の過去問6問は収まりますが、完全制覇の35問は書き切れません。解説を読む時間と添削、解き直しは別に取ります。
12問で模擬テストまで進めるなら旺文社の改訂版、35問を書いて演習量を増やすなら完全制覇です。迷ったら旺文社の改訂版を選び、表紙の「改訂版」で見分けます。
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- 向く人
- 要約と英作文の書き方を学び、12問で模擬テストまで進めたい人。迷ったらこの改訂版から始める。
- 確認すること
- 表紙の「改訂版」を見て選ぶ。最後の模擬テスト2回は、要約と英作文を続けて書く。
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- 向く人
- 要約15問と英作文20問を書き、意見論述の理由に使う英文も増やしたい人。
- 確認すること
- 表紙の「要約&英作文」を見て選ぶ。210の英文は全暗記を先にせず、書いた問題に必要なものから読む。
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