要点
- 過去問6回分をまだ声に出していないなら、手元の過去問集から。2026年度版には面接の問題と音声が6回分ある。
- 過去問6回分を声に出し、初見の質問を増やしたいなら、旺文社の新装改訂版で予想問題10回分を足す。回数はJリサーチの12回が多いが、旧版を使い比べた2人は旺文社の方を本番に近いと感じている。
- 迷ったら手元の過去問集から。面接1セット20分の仮定なら、6回は2時間、10回を足すと計5時間20分。
過去問6回分をまだ声に出していないなら、英検2級の面接専用本は買わず、手元の過去問集から始めます。2026年度版には面接の問題と音声が6回分あるので、専用本がないと不安でも、迷ったら手元の過去問集から練習します。過去問6回分を声に出し、初見の質問を増やしたいなら、旺文社の予想問題10回分を足します。

過去問6回分をまだ声に出していないなら、手元の本から
旺文社の2026年度版には、2025年度第2回から2023年度第3回まで、面接の問題・解答例・解説が6回分入っています。巻頭の面接問題カードは直近の3回分で、残り3回も各回のページに面接があります。6回分の面接音声は「英語の友」やダウンロードで聞けます。
すでに本を持っている人なら、追加費用は0円です。持っていない人が面接だけのために買うなら、過去問集は税込1,980円で面接6回分、旺文社の専用本は税込1,650円で予想問題10回分です(旺文社の税込定価、2026年9月25日)。
最初の1回は巻頭のカードと音声を使い、解答例を開く前に音読と質問への答えを声に出します。特にNo.3・4は、賛成か反対かに続けて自分の理由を言ってみます。録音を聞き、質問を聞き取れたか、理由を言えたかを解答例と比べます。
旺文社の面接記事も、面接の練習に過去問集のカラーの問題カードを勧め、録音して聞き直す方法を案内しています(2026年7月更新)。
この練習で分かるのは、手元の問題で自分の答えを口にできるかです。録音だけでは本番の点数は分からないので、自分では気づきにくい誤りは学校の先生などに聞いてもらいます。
頼める人がいなければ、オンライン英会話の講師に面接官役を頼む方法もあります。初めて受ける人はオンライン英会話の初回の準備も参考になります。
専用本は、初見の質問を10回分増やしたいときに足す
過去問6回分を声に出し、初見の質問を増やしたいなら、旺文社『10日でできる! 英検2級 二次試験・面接 完全予想問題 新装改訂版』を足します。この本で増えるのは予想問題10回分です。カラーの問題カード、面接の動画と音声が付く112ページの本で、1日1回なら10日で一通り進められます(旺文社の表示、2026年9月25日)。
過去問の質問と答えを覚えたあとでも、違う話題のカードを見て話す練習ができます。
公式の無料サンプルは1回、バーチャル二次試験は流れをつかむ
英検協会の2級ページから、二次試験の無料サンプルPDFを開けます。1ページ目は文章と絵のカード、2ページ目はNo.1〜4の質問と解答例です。1ページ目で英文の音読とNo.2の絵の説明をしてから、2ページ目の解答例(―で始まる行)を紙で隠し、No.1・3・4の質問に答えます。
PDFには2013年の表記があります。手元の6回を終えた後、古い問題をもう1セット試したいときに使えます。
英検バーチャル二次試験は、入室から退室までの流れを知るための公式教材です。手元の過去問集にも、Web特典の面接動画「面接シミュレーション」「面接模範例」があります(旺文社の案内)。
6回と10回を、同じ20分ずつで計画する
英検協会が示す2級の面接時間は約7分です。そこに録音と解答例の見直しを約13分と仮定し、1セット20分で予定を作りました。毎日の所要時間は練習の速さで変わるので、最初の1セットで実際に測ります。
練習する本 | 違う問題のセット数 | 1セット20分なら | 手元の本からの追加費用 |
|---|---|---|---|
2026年度版の過去6回集だけ | 実際の過去問6回 | 2時間 | 0円 |
新装改訂版を足す | 過去問6回+予想問題10回=計16回 | 5時間20分 | 1,650円(税込、2026年9月25日) |
この16回は、掲載された別の問題セットの数です。6回を終えても解答例の暗記だけになっていたら、同じ問いに自分の別の理由で答えてから新しい問題に進みます。
英検協会の2026年度第2回の日程では、個人申込・本会場の一次合否公開は10月26日です。二次は原則として20歳以下がB日程の11月15日、21歳以上がA日程の11月8日です。1日1セットなら、次のように過去問6回と予想問題10回を並べられます。
二次の日程 | 手元の過去問6回 | 足すなら旺文社の10回 | 試験前に残る日 |
|---|---|---|---|
B日程・11月15日 | 10月27日〜11月1日に1日1回 | 11月2日〜11日に1日1回 | 11月12日〜14日の3日 |
A日程・11月8日 | 一次試験翌日の10月5日〜10日に1日1回 | 合否公開後の10月27日〜11月5日に1日1回 | 11月6日〜7日の2日 |
B日程は結果公開から二次まで20日、A日程は13日です。A日程で結果を見てから16回始めると間に合わないので、一次試験の後に手元の6回を始めます。1セット20分は予定用の仮定です。最初の1回を測り、所要時間に合わせて日数を調整します。
学研は7回、Jリサーチは12回。本番に近いカードで足すなら旺文社の10回
Gakkenの面接予想問題集は予想問題7回分で、税込1,540円(2026年9月25日)です。試し読みにあるDay 1〜4の問題カードもカラーです。カードから面接動画に進め、発音判定アプリも付きます。
Jリサーチの音声DL版は、税込1,540円で模擬テスト12回分に音読・短文練習が加わる216ページの本です。予想問題の回数と定価だけなら、Jリサーチの方が多く、安い選択です。
旺文社とJリサーチを併用して合格した人は、Jリサーチには例文が多く、応用編に使えると書いています。一方、本番の問題は旺文社の方が近いという感想でした(楽天のレビュー、2015年11月)。2019年の合格体験記でも、Jリサーチのカードを使う模擬試験は本当の試験とは違うが、想像力を使って話を作る力を伸ばせると書いています。
この2人の感想は旧版同士の比較です。Jリサーチの2015年版と2025年の音声DL版は、4つの章と模擬テスト12回という構成が共通します。新版の問題カードの紙面までは、同じとは言えません。
同じ2015年版の楽天のレビューでは、2019年4月の保護者が、子どもが過去問などで練習しても二次に合格できなかったと書いています。同じ問題を繰り返せないためJリサーチ本を買い、子どもは合格しました。「はじめからこれにすればよかった」という感想もあります。一方で、模範解答は2級受験者には難しいと感じています。
2022年11月の保護者も、子どもは過去問よりかなり難しいと話したものの、よい練習になって一度で合格したと書いています。「はじめからこれにすればよかった」は、過去問などを繰り返しても突破できなかった後の感想です。まだ手元の6回を声に出していない人なら、まず1日1回の6日間で試し、それから足すか決められます。
過去問6回分を声に出し、初見の質問を増やしたいなら、私なら旺文社の10回を足します。Jリサーチより2回少なくても、旧版を使い比べた2人がどちらも、旺文社の方を本番に近いと見ていたからです(2015年と2019年)。問題の数を増やし、短文練習も厚くしたいならJリサーチ、発音判定アプリを使いたいなら学研が合います。
旺文社の税込定価は1,650円(2026年9月25日表示)。購入先では表紙に「新装改訂版」とある紙の本を選びます。
新装改訂版の中身は2021年の改訂版と同じ
旺文社の商品説明によると、2026年の新装改訂版は2021年5月の改訂版からカバーデザインを変え、CDとDVDを除いたもので、内容は同じです。英検協会の2024年度リニューアル案内でも、2級の二次試験は「変更なし」です。2021年の改訂版を持っている人は、そのまま練習に使えます。
新装改訂版の音声はアプリやダウンロード、動画はウェブで案内されています。ウェブ模試はパソコン専用で、書籍収録の問題を使い、スコア判定はありません(旺文社の刊行案内)。
今日、面接カードを1回分声に出す
まず手元の『2026年度版 英検2級 過去6回全問題集』の巻頭の面接カードを1回分取り、解答例を開く前に答えを録音します。No.3・4で自分の理由を言えたかを聞き直せば、次の5回で練習する箇所が見えます。
過去問6回分を声に出し、初見の質問を増やしたいなら、旺文社の新装改訂版を選びます。本番と同じフルカラーの問題カードで、予想問題10回分を足せます。購入先では表紙の「新装改訂版」を見ます。
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