要点
- 追加分を自分で補えない人は第4版。2026年11月の試験はスキルチェックリストver.6が範囲です
- 第3版は基礎の復習に残します。新しい「基盤」の章には旧版から移った内容もあり、生成AIも旧版で学べます
- 追加分を自分で補える人や、受験せず基礎を復習したい人は買い足し不要。迷ったら追加分を紙で読む第4版を選びます

追加分を自分で補えない人は第4版。迷ったらこちら
最短突破 データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)公式リファレンスブック 第4版
第3版に線や付箋を入れて勉強中でも、追加分を自分で補えなければ第4版を選びます。試験範囲が改まり、人とAIの役割分担などを今の範囲に沿って学ぶ必要があるからです。迷ったら追加分を紙で読む第4版にして、手持ちの第3版は基礎の復習に残します。

こんな人は
- 追加分を自分で補えない人は第4版。迷ったらこちらを選びます。
- 追加分を自分で補える人は手持ちの第3版を続けます。
- 受験せず基礎を復習したい人も手持ちの第3版で始めます。
DS検定の公式本は試験の範囲に合わせて選ぶ
試験で求められる知識を並べた一覧が、スキルチェックリストです。協会はAIが広く使われる今の仕事に合わせて、この一覧を改めました。計算や分析をする力に加え、何のために使い、仕事にどう役立てるかも学ぶ、という変化。
協会の試験案内では、次の秋の試験はver.6に基づく範囲です。個人で申し込む人向けの予定も、同じページに出ています。
- 10月23日個人申込の最終日2026年の予定。団体申込の最終日は10月16日
- 11月試験を受ける2026年11月7日から22日の予定
協会全体のスキルは専門の力を含めて広くまとめたもの。その全部が、この試験の範囲に入るわけではありません。試験では、基盤・データサイエンス・データエンジニアリング・価値創造の見習いレベルと、大学などで学ぶデータやAIの基礎を扱います。
新しい「基盤」の章には旧版から移った内容もある
新しい章ができても、中身が全部新しくなったとは読めません。 以前の項目を別の章へまとめ直した所もあるからです。章の名前だけを比べると、学び直す量を多く見積もってしまいます。
例えば、分析を始める前に目的を決めること。協会の一覧では、以前のビジネス分野から基盤へ移っています。仕事で売上を調べるときも、増えた理由を知りたいのか、来月を予想したいのかで、集めるデータが変わるという話です。
文章を作るAIが、本当らしく誤った答えを出すこともあります。これをハルシネーションと呼びます。この話も旧版で学べるので、生成AIという言葉を見つけたことだけでは買い替えの理由になりません。
比べる所 | 手持ちの第3版 | 第4版 |
|---|---|---|
対応する一覧 | ver.5 | ver.6 |
章の分け方 | データサイエンス力・データエンジニアリング力・ビジネス力を中心に学ぶ | 基盤・価値創造力を含む新しい分け方で学ぶ |
紙の本の長さ | 368ページ | 416ページ |
ページが増えた分を、全部新しく学ぶ量として数えなくて大丈夫です。章の分け方や説明の直しも含まれるためです。旧版にある知識を使い、変わった所へ時間を回すほうが進めやすいでしょう。
追加分は新しい章と新旧の対応表から探す
買い替えで得たいのは知らない言葉を探し、その説明へすぐ戻れることです。新版の目次では、人とAIで仕事を分けることや、AIを使うためにデータの質をよくすることも、価値創造の項目として並んでいます。自分の仕事の場面に置き換えて読む所ですね。
数学や分析の分野にも加わった項目があります。協会の無料の一覧には、新旧を比べる表があり、見習いレベルで新規とされたものを次に抜き出しました。旧版で足りない項目をすべて数えた表ではなく、追加分を探す出発点です。
新しい項目 | 学ぶことをやさしく言うと |
|---|---|
テンソルの基本 | 複数の軸を持つ数の並びと、その形を変える操作 |
局所最適解と大域最適解 | 近くで一番よい答えと、全体で一番よい答えの違い |
業務課題からの仮説 | 仕事の困りごとを、データで調べられる問いにする |
深層学習の主な仕組み | 代表的な仕組みを、特徴と使い道で分ける |
強化学習の基本 | 行動とその結果をもとに、よい行動を学ぶ仕組み |
同じ言葉が旧版の別の説明に出てくることもあります。項目の名前が増えたからといって、その話を一度も学んでいないとは決まりません。手持ちの説明でどこまで分かるか、という見方が大切です。
追加分を自分で補えない人には、今の範囲に沿って説明を読める第4版を勧めます。税込定価は2,860円(2026年10月10日、技術評論社)。買う先では表紙の版を見て選べます。
追加分を補える人は手持ちと無料の一覧を使う
追加分を自分で補える人は買い足し不要です。 説明が手持ちの教材や学習メモにそろっている人はそれを使えば十分。
協会の改訂発表の「スキルチェックリストver.6」からExcelを開けます。後ろの方にあるデータサイエンス力の新旧対応表が、手持ちと比べる出発点です。見習いレベルの新規項目に加え、基盤や価値創造力など、ほかの範囲も説明が足りているかを見ます。
一覧には専門家向けの項目も並びます。受験に使うのは見習いレベルの行なので、上のレベルまで全部読もうとしなくてよいのです。ただし一覧で分かるのは学ぶ範囲で、用語の詳しい説明は別に要ります。
補えるとは、言葉の意味を知るだけでなく、使い道を自分の言葉で説明できることです。例えば人とAIの分担であれば、自動で任せる作業と、人が結果を見て決める作業を挙げる、という練習。うまく言えない所へ戻れる説明も、手元にそろえておきます。
第3版を最初から読むのを途中でやめた
緑本と黒本で学び、公式本は模試に使った。
2026年1月のnote受験記の要約
第3版で新しい範囲に備えた
黒本や別のテキストとともに、期間限定の追加解説も読んだ。
2026年6月のnote受験記の要約
第4版と旧範囲の教材を使った
新版は新設項目の説明を中心に読み、模試も解いた。
2026年6月のQiita受験記の要約
以前の追加解説を持っている人は、今の範囲と照らして足りない説明を探します。2026年10月10日に第3版のサポートページを見た範囲では、ver.6の追加解説の配布案内は見つかりませんでした。これから補う人は、無料の一覧と手持ちの教材を比べ、説明をそろえられなければ第4版を選びます。
迷ったら追加分を紙で読む第4版
私なら、分からない項目ごとに説明を探す時間を取れないときは、紙でまとまって読める新版を選びます。前の本は書き込んだメモと基礎の復習用に残せばいい。新版を買った後も、読む順はすでに分かる所より、追加分と苦手な所が先です。
旧版の説明だけでつまずいている人は範囲の違いと読みやすさを分けて考えます。新版でどれほど理解しやすくなるかは、両版の見本で比べられていません。買い替えで苦手が解消するとは決めず、手持ちの教材で説明を読み、分かった所から問題を解きます。
- 改訂発表からスキルチェックリストver.6を開く各分野の見習いレベルを手持ちと比べ、説明が足りない所だけを残すまずここから
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