要点
- 2026年度追試と創作まで使うなら赤本。新課程の本試・追試4回と90分の創作1回を使える。解説が必要で迷ったら赤本
- 新課程を復習し、センターも解くなら河合レビュー。2017〜2020年度の4回を、評論・小説・古文・漢文の大問別復習に使う
- 手持ちで復習できるなら追加0冊。両書の総数は13回分だが、90分の通し演習と旧課程の大問別復習を分けて数える
まだ国語を90分で通していない高3は、解説が必要で迷ったら赤本を選びます。2026年度追試と創作まで使うなら、新課程の本試・追試4回と90分の創作1回がそろう赤本です。同じ問題を二重に買って損をしたくない人は手持ちで復習できるなら追加0冊、新課程を復習し、センターも解くなら河合レビューを選びます。

解説が必要で迷ったら赤本。手持ちで復習できるなら追加0冊
まだ国語を90分で通していないなら、新課程の問題を解き、間違えた理由まで読める1冊を用意します。私なら、2026年度追試と創作まで使える赤本を選びます。最初から13回すべてを解く予定にはせず、新課程の本試験から始めます。
学校の教材や昨年の本がある人は、2025・2026年度の問題と解説を探します。正解の番号に加え、自分が選んだ答えがなぜ違うかを説明できれば、手持ちで復習できる状態です。その場合の追加購入は0冊です。
無料の問題は、大学入試センターの2026年度本試験と追試験から開けます。必要な解説が学校でそろう人は、無料問題と組み合わせて進められます。
2026年度追試と創作まで使うなら、2027年版の赤本を1冊買います。税込定価は教学社の表示で1,430円(2026年10月3日)。購入先では、表紙の「2027年版」「共通テスト過去問研究」「国語」を見ます。
同じ13回分でも、90分の演習は赤本5回、河合レビュー3回
2027年の国語は90分で、近代以降の文章3大問と古文・漢文の計5大問です。2025年度からこの形になりました。旧課程の80分・4大問と、現在の90分・5大問を分けて使います。
河合レビューの表紙にも、共通テストとセンター試験を合わせて13回分とあります。総数だけを見れば赤本と同じです。違いは、その13回を何の練習に使うかです。
練習の種類 | 赤本2027年版 | 河合レビュー2027年版 |
|---|---|---|
新課程の本試・追試を90分で解く | 2025・2026年度の本試・追試4回 | 2025年度本試・追試、2026年度本試の3回 |
創作模試を90分で解く | 1回。過去問4回の後に使う | 公式収録一覧に記載なし |
旧課程の共通テストを大問別に使う | 2021〜2024年度の本試5回、2022〜2024年度の追試3回 | 2021〜2024年度の本試5回、2024年度追試1回 |
センター問題を大問別に使う | 公式収録一覧に記載なし | 2017〜2020年度の4回 |
2021年度は本試験が2日程なので、本試5回の内訳は2+1+1+1です。赤本は4+1+8=13回、河合レビューは3+6+4=13回になります。
両書で共通する過去問は9回です。2冊を買うと、2021〜2026年度の本試7回と2024・2025年度の追試2回が重なります。解説を別々に読む目的がなければ、まず1冊を使い切る方が負担を減らせます。
河合出版の収録一覧に2026年度追試はありません。この追試の解説までそろえる目的なら、収録を明記している赤本を選びます。 河合の実物に追加収録があるかを見たい人は、書店で目次の2026年度欄を見ます。
赤本の表紙にある実用文・図表8回分は、90分の通し演習8回とは別の数です。90分で使うのは新課程の過去問4回と創作1回。8回の個別内訳は、書店で実用文の収録欄を見てから、その分野の計画に足します。
河合レビューは、新課程の復習後にセンターの大問を足す人へ
新課程を復習し、センターも解くなら河合レビューを選びます。評論・小説・古文・漢文のうち、弱い分野の問題を2017〜2020年度から足せるためです。最初はその分野を1題解き、正解と自分の答えの違いを解説で読みます。
例えば、古文で時間がかかった人は、センターの古文を1題解きます。読めなかった単語と助動詞を手持ちの本へ戻って調べ、文章を読み直します。現代文で迷った人は、選んだ選択肢のどの部分が本文と合わないかを探します。
ただし、センター問題には現在の第3問がありません。2026年度本試験の第3問は、絵本の抜粋・編集者のインタビュー・他の本の資料を合わせて読みます。1つの分野を練習する日と、5大問を続けて解く日を予定に分けます。
河合出版は、センター問題も使って基礎学力を高める本として紹介しています。早稲田に合格した受験経験者も、センターの黒本で問題量を増やす使い方を勧めています。
新課程を復習し、センターも解くなら河合レビューを選びます。2026年度追試と創作まで使うなら赤本を選びます。 両書とも新課程の過去問で90分の通し演習ができます。
ここでいう黒本は『過去問レビュー』です。河合出版の『総合問題集』は、全統模試などを収めた別の本です。すでに過去問を復習し、初めて見る模試を何回も解きたい人は、国語の予想問題集の比較で選べます。
新課程を復習し、センターも解くなら、表紙に「2027」「過去問レビュー」「国語」とある河合レビューを買います。税込定価は河合出版の表示で1,430円(2026年10月3日)。「総合問題集」と書かれた表紙とは区別します。
解説の評判より、1問の誤答を直せるかで使い続ける
河合レビューはA5判・1,120ページ・2色刷です。河合の解説を丁寧だと感じた独学の受験経験者もいます。すでにその解説で復習できているなら、追試1回のために本を買い替える必要はありません。
赤本も問題編が別冊で、解説と問題を並べられます。両書の同じ設問の解説を比べられる公開見本は読めていないため、解説の詳しさで優劣は付けません。書店では最近間違えた1問を読み、自分の選択肢が違う理由を説明できるかを試します。
夏に黒本で時間制限を知った
解説を読み、答えに至る考え方を学べる点を評価している。
2026年6月のnoteの要約。使用版は不明
現代文は解けるが古典の時間が短い
現代文に時間を使いすぎ、国語模試をどう復習すればよいか迷っていた。
2024年8月のYahoo!知恵袋の質問の要約。教材版は不明
2つの声が示すのは、解説で理解する作業と、全大問に時間を残す作業が必要なことです。正解した問題も根拠を言えなければ読み直し、次の通し演習で使う順と時間を決めます。
過去問で十分だと考える阪大文学部の合格者は、2010〜2019年度のセンター問題を使っていました。その方法は各分野の練習に使えます。今の第3問を含む時間配分は、新課程を90分で解いて補います。
第3問だけで、時間をかけても資料と選択肢を結び付けられない人は、実用文の専用教材を使う条件へ進みます。国語全体の過去問集をもう1冊増やす前に、その分野を直します。
10月の4週間は、新課程4回と復習に9時間を取る
まだ通していない高3向けに、週1回90分で解き、別の日に45分の復習枠を取る予定を作ります。赤本を買う人も、手持ちと学校の解説で進める人も、まず同じ4回を使います。
- 10/42026年度本試を90分で解く10/5に45分の復習。大問を終えた時刻を記録する
- 10/112025年度本試を90分で解く10/12に45分の復習。前回の時間不足を直す
- 10/182025年度追試を90分で解く10/19に45分の復習。迷った選択肢の違いを説明する
- 10/252026年度追試を90分で解く10/26に45分の復習。手持ちの解説で直せる所は使う
解く時間は4回×90分で6時間。復習枠は4回×45分で3時間です。
45分は予定を作るための復習枠。古文単語・文法や漢文句形の学び直しは、必要な分だけ別に足します。
合計は9時間、週に2時間15分です。45分で直し切れない週は、次の問題より残った誤答を優先します。この4週間は演習と復習の予定で、得点が上がる時期を予測するものではありません。
すでに解いた年度があれば、その週は解き直しに使います。答えを覚えていた設問は、点数より理由を説明できるかで見ます。学校で未着手の年度を解く予定があるなら、その回を上の予定に移し、同じ年度を先に解くことを避けます。
4回を復習した後、赤本なら創作1回を90分で解きます。河合レビューなら、弱い分野のセンター問題を1題ずつ足します。河合を持つ人の2026年度追試は、無料問題と学校の解説で補えるかを先に見ます。
本代は1冊で1,430円、2冊なら2,860円です。手持ちで復習できる人の追加本代は0円。購入時の送料・手数料と、無料問題を紙で解くための印刷代は別に見込みます。国語の本試験は2027年1月16日なので、10月26日に復習を終えたら、残った苦手分野へ時間を使えます。
今日、2026年度本試験の解説が手元にあるかを見る
買う1冊は、これから使う問題で決めます。2026年度追試と創作まで使うなら赤本です。2027年版の税込定価は1,430円(2026年10月3日の教学社の表示)で、新課程4回を復習した後に創作1回へ進みます。
新課程を復習し、センターも解くなら河合レビューです。2027年版の税込定価は1,430円(2026年10月3日の河合出版の表示)で、弱い分野の1題から始めます。
- 手持ちの2026年度本試験の解説を探す問題と正解、自分が迷った選択肢の説明がそろうかを見る。手持ちで復習できるなら追加0冊5分
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 国語をまだ90分で通していない高3。新課程の本試・追試4回から始め、創作1回も使いたい人。解説が必要で迷ったらこちら。
- 確認すること
- 表紙は「2027年版」「共通テスト過去問研究」「国語」。最初は2026年度本試験を1回解き、解説で復習する。旧課程の問題は大問別に使う。
書籍の仕様を見る
- 判型・構成
- A5判・別冊問題編・マークシート2枚
- 発売日
- 2026年4月17日(出版社公式表示)
- 向く人
- 新課程の過去問を解き直した後、2017〜2020年度の評論・小説・古文・漢文を補いたい人。最初は弱い分野の1題を解く。
- 確認すること
- 表紙は「2027」「過去問レビュー」「国語」。「総合問題集」は模試を収めた別の本。センター問題には現在の第3問がないので、90分の練習には新課程を使う。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・1,120ページ・2色
- 発売日
- 2026年5月28日
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