要点
- 迷ったら『面白いほど』改訂版。本文182ページのうち第6章の66ページで実験・グラフ・計算などの考察を扱い、税込定価は1,430円
- 別冊を持ち歩いて復習したいなら『きめる!』改訂版。本文184ページはオールカラーで、取りはずせる直前用の別冊が付く。税込定価は1,650円
- 講義本は1冊に絞る。講義本を読み終えたら2026年の生物基礎の本試験1回分を解き、誤答に応じて演習を足す
迷ったら『面白いほど』改訂版、別冊を持ち歩いて復習したいなら『きめる!』改訂版を選びます。『面白いほど』は本文182ページのうち第6章の66ページで考察を扱い、税込定価も220円安い1,430円です。2冊買って読み切れないのが不安なら、講義本は1冊に絞り、2026年の本試験1回分で足りない練習を決めます。

『面白いほど』は第6章の66ページで考察を練習し、『きめる!』は取りはずせる別冊が付く
2冊とも2024年刊の改訂版です。KADOKAWAの『面白いほど』は、第1〜5章で生物基礎の単元を講義します。第6章(128〜193ページ)では、実験・グラフ・計算・読解などの考察を練習します。河合塾の分析では、2026年の本試験は大問3つのすべてに考察問題がありました。
講義本を1冊買うなら、私はこの本から始めます。税込定価は1,430円(KADOKAWA、2026年9月25日)です。購入先では、表紙の「大学入学共通テスト」「生物基礎」「改訂版」と伊藤和修の名前を見ます。
学研の『きめる!』は、各テーマに過去問などから選んだ演習問題を置き、紙面はオールカラーです。別冊「直前まで役立つ!完全対策BOOK」は取りはずせます。学研は試し読みの2枚目で、通学中や試験の直前まで要点を見直せる別冊だと紹介しています。
別冊を持ち歩いて復習したいなら『きめる!』改訂版を選びます。税込定価は1,650円(学研、2026年9月25日)で、購入先では表紙の「生物基礎」「改訂版」と山口学の名前を見ます。電子版は別冊を取りはずせないので、持ち歩くなら紙の本を選びます(学研の試し読みの3ページ)。
ゼロから時間をかけて学ぶなら、東進の『田部の生物基礎をはじめからていねいに』改訂版もあります。出版社表示の総ページ数は304ページ、税込定価は1,320円です。東進は普通の参考書の約2倍のページ数で、初歩から説明すると紹介しています。主要科目にも時間を残したい文系なら、ここで比べる2冊から選びます。
本文は182ページと184ページ。考察の置き方と別冊で選ぶ
比べる点 | 『面白いほど』改訂版 | 『きめる!』改訂版 |
|---|---|---|
本文(目次で数えた範囲) | 12〜193ページ(182ページ) | 20〜203ページ(184ページ)。前に14ページの巻頭特集 |
考察の練習 | 第6章の66ページ(実験・グラフ・計算・読解) | 各テーマに過去問などから選んだ演習問題 |
紙面の色 | 2色 | オールカラー |
直前用の別冊 | なし(赤色チェックシートが付く) | 取りはずせる別冊 |
税込定価(2026年9月25日) | 1,430円 | 1,650円 |
本文は2ページ差で、長さはほぼ同じです。 出版社の表示は200ページと240ページですが、KADOKAWAと学研の試し読みの目次で数えた本文は182ページと184ページです。『きめる!』には本文の前に、共通テストの特徴を説明する14ページの巻頭特集があります。
差は練習の置き方と別冊です。『面白いほど』は第6章の66ページに考察を集め、『きめる!』は各テーマで演習します。紙面は前者が2色、後者がオールカラーです。色より、考察をまとめて練習できることを重視して『面白いほど』を選びます。
1日10ページずつ読む予定なら、どちらの本文も19日ほどです。ページ数だけでは1日に必要な時間は分からないので、最初の単元を読んだ時間で予定を調整します。2冊とも買うと税込定価で3,080円。講義本は1冊に絞ります。
楽天ブックスの改訂版の商品項目にある投稿には、子どもに教えるために買った保護者の声があります(2024年6月投稿)。発売前日の6月19日に注文し、前に読んだ本より説明が分かりやすく、重要な点も明確だと書いています。この1冊で十分かもしれないとも述べています。
2021年7月公開の合格サプリの記事では、理科が苦手な国公立文系志望だった書き手が、文章と問題の量が少なく『面白いほど』をやりきれたと振り返っています。記事が紹介する2020年版も、著者は伊藤和修、出版社表示は200ページです。どちらの本にも読みやすさを挙げた声があるので、目次で分かる考察の置き方と別冊の使い方で選びます。
講義本の次は2026年本試験で足りない練習を探す
『きめる!』には各テーマの演習問題があり、『面白いほど』にもチェック問題と考察の章があります。「問題が付くほう」だけでは選べません。
KADOKAWAは、高得点を狙うにもこの1冊で十分と案内しています。1冊で足りるかは、初めて見る資料が並ぶ本試験を解いて決めます。
河合塾は、図表・実験の理解に加えて、情報の読み取り、考察、計算の演習を勧めています。講義本を読み終えたら、大学入試センターの2026年本試験「生物基礎」を1回分解き、正解で採点します。
生物基礎は大問3つ・50点、解答番号は101〜116の16個です。理科基礎は2つの出題範囲を合わせて60分で、配分は自由なので、まず生物基礎を30分で解きます。
誤答は用語・仕組みを説明できない、資料・実験から読めない、計算の3つに分けます。用語・仕組みなら講義本の同じ単元に戻ります。
資料・実験や計算が残るなら、先に大学入試センターの過去問で同じ単元の設問を解きます。2025年の本試験と、2025年・2026年の追・再試験にも生物基礎があります。それでも残るなら、学校の問題集で解き直し、手元になければ生物基礎の単元別問題集を1冊足します。
1回分で分かるのは、今どこで間違えるかまでです。得点の予想には使わず、次に練習する単元を選びます。文系で数学I・Aも受けるなら、数学I・Aの『きめる!』と『短期攻略』の比較に、過去問1年分を解いて1冊目を選ぶ方法があります。
表紙の文字と著者名で今の版を見分ける
『きめる!』は、表紙に「生物基礎」「改訂版」と山口学の名前があるものを選びます。2020年の初版は著者が唐牛穣で、出版社表示は320ページです。『面白いほど』は、表紙に「大学入学共通テスト」「生物基礎」「改訂版」と伊藤和修の名前があるものを選びます。
「改訂版」と「生物基礎」は、大堀求のセンター試験用の旧刊の書名にも入っています。専門科目の本は、2社とも書名が「生物」で、「基礎」がありません。
KADOKAWAは第1刷の正誤表を公開し、29・52・168ページを訂正しています。第1刷が手元に来たら、その3か所を本に書き込みます。
講義本を読み終えたら、30分で生物基礎の本試験1回分を解く
講義本を読み終えたら、2026年本試験の生物基礎を30分で1回分解き、間違えた設問の横に、用語、資料・実験、計算のどれかを書きます。
購入先
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- 向く人
- 講義本を1冊に絞り、第6章の66ページで実験・グラフ・計算などの考察まで練習したい人。
- 確認すること
- 表紙の「大学入学共通テスト」「生物基礎」「改訂版」と伊藤和修の名前を見て選ぶ。第1刷なら正誤表の3か所を本に書き込む。
書籍の仕様を見る
- 向く人
- 各テーマの演習問題に取り組み、取りはずせる直前用の別冊を通学中や試験前に使いたい人。
- 確認すること
- 表紙の「生物基礎」「改訂版」と山口学の名前を見る。電子版は別冊を取りはずせないので、持ち歩くなら紙の本を選ぶ。
書籍の仕様を見る
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