要点
- 未見の通し問題があるなら手持ちを続ける。迷ったら追補・正誤表と手持ちの復習が先。公式テキストの追補と、購入者限定の予想問題は対象書籍が違う
- 未見の通し問題がなく、3回の復習まで予定に入るならLECの2026年版を1冊足す。試験と同じ2026年4月1日の法令基準で、オリジナル模試3回分
- 3回の復習まで予定に入らないなら手持ちの復習が先。解答6時間と復習9時間、計15時間を3週間に分ける仮計画で、買い足す余裕を見る
2026年の賃貸不動産経営管理士へ申込済みで公式テキストと過去問を持つ人は、迷ったら追補・正誤表と手持ちの復習が先です。未見の通し問題がなく、3回の復習まで予定に入るなら、LECの2026年版を1冊足します。法改正が不安でも、追補は知識を直すもの、模試3回は解答だけで6時間かかる演習と分けて考えます。

2026年の受験申込期間は終了しています。 公式の試験要領では、Web申込は9月30日23時59分、郵送は9月24日の消印まで。本試験は11月15日13〜15時です(2026年10月1日確認)。今年の試験に申込済みの人が、10月に追加する教材を決める記事です。
未見の通し問題があるなら手持ちを続ける
ここでいう未見の通し問題は、まだ答えを見ていない、本試験形式の1回分です。2026年4月1日の法令・統計に対応し、50問(5問免除の人は指定の45問)を120分で解くものとして数えます。短い一問一答や、答えを覚えている過去問は、復習用に分けます。
まず手元の本と購入済みの特典から、まだ解いていない回を探します。未見の通し問題があるなら手持ちを続ける、という順番です。追補・正誤表は知識を直すために使い、未見の通し問題は時間配分を試すために使います。
手元にあるもの | 今すること | 買い足しを決めるときの扱い |
|---|---|---|
2026年度の公式テキスト | 追補と正誤表を該当ページへ反映する | 知識を直す。通し演習の回数には数えない |
大成出版社の2026年度「過去問題集」または「試験対策用テキスト」 | 購入者限定の予想問題を開く | 問題数・法令基準・既に解いたかを手元で見て数える |
購入済みの2026年対応模試・講座付属模試 | 未見の回を日程に入れる | その回を使い、新しい模試本は足さない |
答えを覚えている過去問 | 各肢の正誤の理由を説明する | 復習に使う。初見での時間配分は別の回で試す |
大成出版社の購入者限定予想問題は、2026年度の過去問題集か試験対策用テキストの購入者向けです。『賃貸不動産管理の知識と実務』だけを持つ人は、この案内の対象に含まれていません。9月11日更新の問題・解答PDFがあり、印刷はできないと案内されています(2026年10月1日確認)。
特典の問題と市販模試の内容がどれだけ重なるかは、本を持つ人が自分の問題を見て判断します。同じ法律を扱っていても、答えを覚えていなければ未見の出題として練習できます。 特典の回数を推測して、全員に模試本が不要とは決めません。
法改正は4月1日基準。公式テキストの追補・正誤表を先に使う
2026年度の本試験は、法令も統計も2026年4月1日基準です。一方、公式テキストの案内では、法令等の本文は2月末時点で、3月以降の改正はWebで補う形です。同じ2026年度の本でも、本文だけで4月1日までそろうとは考えず、追補を合わせます。
具体的には、次の2つを手元の2026年度版へ反映します(2026年10月1日確認)。
- 住生活基本計画の追補:23〜27ページが対象。3月27日に閣議決定された新しい全国計画を、4月1日現在のPDFで補う
- 7月8日現在の正誤表:536ページのCLT工法、873ページの参照先、935ページの固定資産税の表を直す
935ページには、4月1日以後に新築する場合の床面積の要件を分けて読む訂正があります。数字を覚える前に、この表まで直しておくと、古い条件の暗記を防げます。公開されている追補・正誤表を読むために、新しい模試本を買う費用はかかりません。
旧年度の本は、旧年度の正誤表で誤記を直し、2026年の変更は別に補います。 2026年度版の訂正ページを旧年度の同じページへ貼ると、項目がずれるおそれがあります。旧年度の本を使う人は、各出版社が案内する年度別の訂正・法改正情報と照らし、埋められない項目を今年度の教材で調べます。
模試は新しい出題を試すための本です。旧年度の公式テキスト全体を、模試1冊で2026年対応にする使い方は避けます。
未見の通し問題がなく、3回の復習まで予定に入るならLECを1冊足す
私なら『2026年版 出る順賃貸不動産経営管理士 当たる!直前予想模試』を選びます。LEC公式は、4月1日施行の法令、2026年度の公式テキストへの対応と、オリジナル模試3回分を明記しています。取り外せる問題冊子を使い、初めて読む出題で時間配分と弱点を試せます。
追加費用は、紙の本の定価1,760円(税込)と、購入先の送料・手数料です。定価はLEC公式の通常価格表示(2026年10月1日確認)。購入先では表紙の「2026年版」「賃貸不動産経営管理士」で、別資格・旧年度の模試と見分けます。
TACの2026年度版を既に持っている人は、その本を先に使います。 TAC出版の現行商品ページの紹介画像にも、模試3回分、Web採点、3段階の難易度表示があります。法改正対応の表記もあり、税込定価は同じ1,760円です(2026年10月1日確認)。採点サービスや回数だけを理由に、LECへ買い替える差はありません。
ここでLECを1冊に絞るのは、公式見本で問題と解説を買う前に試せ、法令・統計の基準日まで読めるからです。どちらの模試の方が本番に当たるかを予測する順位づけではなく、手持ちに未見の演習がない人の追加先として選びます。
LECの無料見本は、第1回の問1・2と解説を読む
公式のチラ読みPDFの15枚目に、第1回の問1・2(冊子の1ページ)があります。答えを見ずに解き、自分の言葉で各肢の理由を書いてから、20〜21枚目の解説(解説冊子の3〜4ページ)を読みます。正解番号だけでなく、各肢の理由と条文・判例の根拠を追える紙面です。
14枚目の注意事項には、法令だけでなく統計も4月1日基準とあります。少数の問題で分かるのは、解説の読み方が自分に合うかです。全範囲の実力は、購入後の通し演習で見ます。
3回の復習まで予定に入るか、計15時間の仮計画で見る
3回分の解答は、120分×3回で6時間です。ここでは、採点・各肢の解説・公式テキストへ戻る時間として、1回180分を仮に取ります。復習は計9時間、解答と合わせて15時間で、追補を反映する時間と普段の過去問学習は別です。
復習を180分とするのは、解く時間だけ予定に入れて放置するのを防ぐための仮置きです。出版社の標準所要時間ではありません。最初の回で実際の時間を測り、長くかかった分だけ次の復習枠を広げます。
回 | 解答する日・時間 | 復習する日・時間 | 1回の計 |
|---|---|---|---|
第1回 | 10月11日・13〜15時(120分) | 10月12日・15日に各90分 | 5時間 |
第2回 | 10月18日・13〜15時(120分) | 10月19日・22日に各90分 | 5時間 |
第3回 | 10月25日・13〜15時(120分) | 10月26日・29日に各90分 | 5時間 |
1週間あたり解答2時間と復習3時間で、3週間に分ける例です。10月29日に一通り復習を終えると、11月15日の本試験までの暦日差は17日。10月30日〜11月14日の16日間を、覚え残しの解き直しに使えます。5問免除の人も本試験は120分で、模試では注意書きにある免除対象の5問を省きます。
3回の復習まで予定に入らないなら手持ちの復習が先です。正解した問題も、各肢の正誤の理由を説明し、説明できなかった項目だけテキストへ戻ります。この予定表で分かるのは教材を消化する時間の余裕で、合格点に届くかは通し問題の結果とその後の復習で見ます。
低い模試の点数は、次に復習する項目を決めるために使う
2024年度を受験した会社員は、TAC模試の第1・2回を2周できても、第3回は1周にとどまったと書いています(note、2025年1月、使用版の記載なし)。冊数を増やす前に、最後の回の復習まで予定へ入れる理由です。
2025年度の受験者には、試験1週間前に日建の難しい回を解いて自信を失った例もあります(note、2025年11月、使用版の記載なし)。別の受験者は、TACの第1・2回の後に公式テキストへ戻り、その後に第3回を解きました(note、同年11月、講座も併用、使用版の記載なし)。
反対に、模試を何冊も解いた人もいます。宅建と2025年度に同年受験した人は、TAC・LECを両方使いながら、短期間なら1冊の復習とテキスト・FAQ等の読込みを優先する見方を残しています(2026年3月)。旧年度の体験から難易度の順位を決めるより、自分が間違えた理由へ戻る時間を取ります。
今日、手持ちの未見の回と復習日を書き出す
手元の本と特典について、「年度・法令基準」「未見の通し問題があるか」「解答日・復習日」を1行ずつ書きます。追補・正誤表を反映してから、まだ解いていない回を使うか、LECを1冊足すか決めます。
未見の通し問題がなく、3回の復習まで予定に入るなら、取り外せる問題冊子で演習するLECを1冊買います。紙の本の定価は1,760円(税込、LEC公式、2026年10月1日確認)。表紙の「2026年版」を選びます。
迷ったら追補・正誤表と手持ちの復習が先です。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 2026年の本試験へ申込済みで、公式テキストと過去問を持つ人。手持ちと購入済み特典に未見の通し問題がなく、新しい出題で時間配分と弱点を試したい人。
- 確認すること
- 未見の通し問題があるなら手持ちを続ける。3回の復習まで予定に入らないなら手持ちの復習が先。紙の本は表紙の「2026年版」「賃貸不動産経営管理士」で選び、問題冊子を切り離す前に使い方を読む。
書籍の仕様を見る
- 公式通常価格
- 1,760円(税込・2026年10月1日確認)
- 収録・判型
- オリジナル模試3回分・B5判
- 法令基準
- 2026年4月1日施行の法令に対応
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