受験参考書

高校への数学のHighスタンダードと日日の違いは? 入試の標準問題を落とすならHighから

学校の標準問題を終えた中3へ。入試の標準問題を落とすならHighスタンダード演習。標準問題が安定し、志望校の発展問題を練習するなら日日のハイレベル演習です。12章の単元別と月別演習の違い、必修編の使い方、秋から90日の進め方で選びます。

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要点

  1. 入試の標準問題を落とすならHighスタンダード演習。迷ったらHighから。12章の単元別で、間違えた分野を続けて解き直す
  2. 標準問題が安定し、志望校の発展問題を練習するなら日日のハイレベル演習。必修編は6〜9月、発展編は10〜12月。秋から全範囲を追いかけず、必要な問題を選ぶ
  3. 学校ワークや手持ちの問題集で直せるなら買い足さない。90日・1日40分は合計60時間。新しい60題に30時間、復習に30時間を残す計画
高校への数学 2026年5月臨時増刊号 Highスタンダード演習の表紙
画像:東京出版

入試の標準問題を落とすなら。迷ったらHighから

高校への数学 2026年5月臨時増刊号 Highスタンダード演習

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高校への数学 2026年6月臨時増刊号 日日のハイレベル演習の表紙
画像:東京出版

標準問題が安定し、志望校の発展問題を練習するなら

高校への数学 2026年6月臨時増刊号 日日のハイレベル演習

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入試の標準問題を落とすなら、12章の単元別で弱点を直せるHighスタンダード演習を選びます。標準問題が安定し、志望校の発展問題を練習するなら、月別に問題を選んで進める日日のハイレベル演習です。秋から難しい本に替えるべきか焦って迷ったらHighからです。

Highスタンダードと日日はどちらを選ぶ? 入試の標準問題を落とすならHigh、迷ったらHighから。標準問題が安定し、志望校の発展問題を練習するなら日日。Highは12章の単元別、日日は必修6〜9月と発展10〜12月の月別演習。学校ワークや手持ちの問題集で直せるなら買い足さない。90日・1日40分は60時間で、新しい60題に30時間、復習に30時間を残す計画。
入試の標準問題を落とすならHigh。標準問題が安定し、志望校の発展問題を練習するなら日日

学校のワークを終えたのに、入試になると相似の組を見つけられない。そんな中3が選ぶ次の1冊を比べます。学校ワークや手持ちの問題集で直せるなら買い足しは不要です。

入試の標準問題を落とすならHigh。円や関数を単元ごとに直す

私なら、過去問で落とした分野をHighの目次から選びます。円なら第8章の1つの円と、第9章の接線・複数の円。関数なら第11章の関数・座標と、第12章の動く図形です。

Highは各章に問題編と解答・解説編があり、問題ごとに解答への指針となる前書きが付きます。解答を読んで終わらず、前書きで示された着眼点を、問題のどの条件に使うのかをノートに書きます。次の日に解答を閉じ、その理由から答案を作り直します。

例えば円で止まったら、円周角の等しさを使うのか、接線と半径の関係を使うのかを整理します。同じ分野を続けて解くと、見つけるべき角や長さを意識して練習できます。

ここでいう標準問題は、計算・方程式、基本の関数・図形など、志望校や県の入試で先に得点したい問題です。学校の定期テストができることと、入試の標準問題を自力で書き切れることを分けて考えます。

Highも教科書の例題から教え直す本ではありません。東京出版の紹介では、教科書レベルを終えた人が入試の標準以上へ進むための本です。計算の規則や相似の条件で止まる人は、まず学校教材の同じ単元へ戻ります。

入試の標準問題を落とすなら、弱点を12章から選んで解けるHighです。表紙の「Highスタンダード演習」「2026」「5」で月刊号と見分けます。紙の本の税込定価は東京出版で1,990円(2026年10月2日)、送料・手数料は別です。

日日の必修編も土台作りに使える。それでも単元の穴を直すならHigh

日日は難問だけを最初から最後まで解く本、と考えると使い方を誤ります。6〜9月の必修編と、10〜12月の発展編があるからです。巻頭には定理・公式集もあり、解答には注や研究が付きます。

円や関数を復習するときの違い

Highスタンダード演習

日日のハイレベル演習

解く範囲の選び方

12章から円・関数などの章を選ぶ

必修・発展の各月から、数式編・図形編の問題を選ぶ

解法を振り返る入口

問題ごとの前書きから、着眼点を読み直す

巻頭の定理・公式集と、各問の解答・注・研究へ戻る

演習の組み立て

同じ単元を続けて練習する

月ごとの数式編・図形編を選んで練習する

どちらにも詳しい解答があります。説明の有無を選ぶ理由にはしません。違いは、円の章をまとめて進めるか、月ごとの問題を選んで進めるかです。

日日の必修編を使って足りない所を補う方法もあります。ただ、相似と円の基本で何度も落とす人なら、Highの同じ章を続けた方が、復習する範囲を決めやすい。すでに日日を持っている人は、間違えた問題を単元別に書き出し、必修編へ戻る方法で続けられます。

選ぶ本は、標準問題の安定と志望校に必要な演習で決めます。書店では、その本の円の問題と解答を1題ずつ読み、補助線を引く理由を自分の言葉で説明できるか試します。理由がつながらない箇所は、学校や塾の先生に質問します。

標準問題が安定し、志望校の発展問題を練習するなら日日。必要な問題へ絞る

日日は、志望校で必要な発展問題を練習するために選びます。標準問題の計算、立式、基本の補助線を自分で説明できる人が、次の演習へ進みます。

日日の後半を使った灘志望の中2からは、円でどの定理を使うか浮かばず、進めても身に付いている気がしないという相談があります。回答した使用経験者も中3秋に後半で苦戦したと書き、定理・性質を自分で証明する練習を勧めています。

ここから私が重視するのは、解いた題数より、解法を選んだ理由です。円周角、相似、三平方のどれを使ったかだけでなく、なぜその組や線に注目したかを答案の横に残します。標準問題の理由を説明できずに、難問の答案だけ写す使い方は避けます。

一方、日日を中1から始め、友人と解きながら中1〜中2で1周した灘合格者もいます。青チャートや月刊誌なども併用した学習例です。早く始めて長く考えられる人の進め方を、秋から始める中3の全問消化の予定にはしません。

東京出版は、公立志望でも数学で高得点を狙う人に日日を勧めています。公立志望でも、標準問題が安定し、志望校の発展問題を練習するなら日日を選びます。県の過去問で必要な分野に絞り、必修編の弱点を拾ってから発展編へ進みます。

標準問題が安定し、志望校の発展問題を練習するなら日日を選びます。2026年6月増刊の紙の本は東京出版の税込定価2,640円(2026年10月2日)、送料・手数料は別です。表紙の「日日のハイレベル演習」「2026」「6」を選びます。

公立の図形の演習を増やしたい人は、全国の図形418題と県別過去問の使い分けも読めます。

秋から90日なら新しい60題と復習に分ける

日日は200余題を6〜12月のカレンダー順に解く構成です。秋に買ったからといって、6月からの遅れを全部取り戻す計画にはしません。

数学の追加演習に1日40分を90日使うなら、合計60時間です。仮に新しい1題に、考える20分と解答を読む10分を使うと、200題だけでも100時間。解き直しを始める前に、枠を40時間超えます。

私なら、この60時間を新しい60題に30時間、復習に30時間で分けます。Highも日日も同じ時間枠です。30分は実測した平均時間ではなく、予定を組むための仮定なので、最初の数題にかかった時間で題数を減らします。

期間

Highを選んだ人

日日を選んだ人

新しい問題と復習の配分

1〜30日目

過去問で落とした単元から20題を選ぶ

必修編の弱点を優先し、必要な問題を20題選ぶ

新しい20題に10時間、復習に10時間

31〜60日目

同じ単元の別の問題と、次の弱点から20題

志望校に必要な発展編の問題を20題

新しい20題に10時間、復習に10時間

61〜90日目

過去問で再び落とした単元から20題

発展編の残る弱点から20題

新しい20題に10時間、復習に10時間

60題は予定の量です。復習時間に収まらないなら、新しい問題を減らします。日日の必修編で理由を説明できない問題が出たら、発展編の予定をその分だけ後ろへ動かします。

この表は、参考書に追加で使う時間の計画です。志望校の過去問を試験時間で解く日と、他の教科の勉強は別に取ります。過去問の時間を削って全問を終えるより、落とした問題を自力で書き直せる状態を目指します。

手持ちで直せるならその本を続ける。2025年の日日も使える

Highの2026年版は、巻末の総まとめを2025年の入試問題へ差し替えています。日日の2026年版は、前年から内容変更なしと出版社が案内しています。2025年の日日を持っている人は、その本を続けます。

ただし、毎年同じだから古い号なら何年でもよい、とは決めません。東京出版の改訂案内では、日日は2025年版で全面改訂すると案内しています。2024年以前の本は、2025・2026年版と同じ内容という扱いにせず、足りない分野を志望校の過去問で補います。

2冊を新しくそろえると、本代だけで4,630円です(東京出版の税込定価、2026年10月2日)。最初から両方を買うより、今の失点を直す1冊に絞ります。

学校ワークや手持ちの問題集で直せるなら、どちらも買い足しません。解説を読んで理由を説明でき、翌日に同じ問題の答案を書き直せるなら、その本を続けます。教科書の例題で止まる人も、学校の同じ単元を先に復習します。

迷ったらHighから。過去問の標準問題の答案で決める

志望校か県の過去問を1年分、時間を決めて解きます。その中の標準問題を、計算の誤り、式を作れない、図形の関係が見つからない、の3つに分けます。どれが標準問題か迷う場合は、学校や塾の先生に問題を示して教わります。

計算の誤りなら学校ワークへ、式や図形の関係で止まるなら手持ちの解説へ戻ります。同じ問題を翌日に書き直し、別の年の標準問題でも式や補助線の理由を説明して答案を作れるか試します。

これは復習する分野を探す手順です。2年分が解けても合格の判定にはしません。自分で答案を作れるかを見て、発展問題へ進む予定を決めます。

入試の標準問題を落とすなら、12章から苦手分野を選べるHighを選びます。迷ったらHighからです。2026年5月増刊の税込定価は1,990円(東京出版、2026年10月2日)です。

今日することは、手元の過去問で落とした標準問題の答案を1題、解答を閉じて書き直すことです。

購入先

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高校への数学 2026年5月臨時増刊号 Highスタンダード演習の表紙
画像:東京出版

東京出版

高校への数学 2026年5月臨時増刊号 Highスタンダード演習

入試の標準問題を落とすなら。迷ったらHighから

出版社表示価格1,990円(税込・2026年10月2日)

商品の公式情報
向く人
学校の標準問題を終えた中3。入試の関数・円・相似などで式や補助線が出てこず、同じ分野を続けて練習したい人。
確認すること
学校ワークや手持ちの問題集で直せるなら買い足さない。教科書の例題で止まる人は先に学校教材へ戻る。表紙の「Highスタンダード演習」「2026」「5」で選ぶ。
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判型・ページ数
B5判・192ページ
高校への数学 2026年6月臨時増刊号 日日のハイレベル演習の表紙
画像:東京出版

東京出版

高校への数学 2026年6月臨時増刊号 日日のハイレベル演習

標準問題が安定し、志望校の発展問題を練習するなら

出版社表示価格2,640円(税込・2026年10月2日)

商品の公式情報
向く人
標準問題の式や補助線の理由を説明でき、志望校の発展問題を練習したい中3。月別に問題を選び、自分で解法を考える演習に進む人。
確認すること
秋からは6〜12月を全部追いかけず、必修編の弱点と志望校に必要な発展問題を選ぶ。手持ちの2025年版があれば続ける。表紙の「日日のハイレベル演習」「2026」「6」で選ぶ。
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判型・ページ数
B5判・256ページ

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しおりのプロフィールイラスト。深緑のカーディガンを着て本を持つ女性。

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大学受験の参考書・単語帳、学習アプリ、ノート・文房具

友人から「おすすめの単語帳ある?」と聞かれると、答えに困って「普段どこで勉強してる? カバン小さい?」と質問で返してしまいます。誰にとっても正解の一冊なんてなくて、持ち歩く重さや、赤シートを重ねたときの見やすさで選ぶものが変わるからです。そんな、少し面倒くさくて具体的な選び方を書くライターです。

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