要点
- 解法を説明できないなら塾技63。迷ったら塾技63の例題から。学校文法を使い、例題の解説から類題へ進む
- 解法を説明できて初見の演習が足りないなら難問題精選。単元別の過去問と50分・100点の模擬試験4回で練習する
- 塾の教材で解法説明と初見演習ができるなら追加購入は不要。説明を読み直しても学校文法が分からない人は、教科書と学校の問題集へ戻る
学校文法は分かるのに難関高校の入試英語で止まる中3は、解法を説明できないなら塾技63を選びます。迷ったら塾技63の例題から始め、解説で学んだ考え方を類題で使います。難しい本を増やして時間を無駄にしたくないなら、まず手持ちの誤答一題を解き直し、語順や表現を選んだ理由を書きます。

塾の教材で解法説明と初見演習ができるなら追加購入は不要です。 学校の文法問題の理由も分からない人は、まず教科書と学校の問題集で同じ単元を復習します。この2冊を選ぶのは、その先の入試問題で困っている人です。
解法を説明できないなら塾技63。例題から考え方を学ぶ
私なら、答えを見ても語順や表現を選ぶ理由が分からない人には塾技63を選びます。必要なのは、難しい問題の前に考え方を学べる本です。正解にたどり着く考え方を学び、類題で使うための1冊です。
例えば並べ替えで、答えの語順だけを覚えても、次の英文では使えません。主語と動詞をどれにしたか、修飾する語をどこに置いたかを説明して、初めて同じ考え方を別の文へ使えます。正答した一題でも、その理由を言えないなら説明から学ぶ方を選びます。
塾技63は、例題を解き、例題の解説と塾技解説を読んでから演習問題へ進む構成です。その後に入試レベルの問題があります。学校で習った文法を入試の問いへ使う間に、考え方を学ぶ段階を置けます。
最初から全項目を順に解くより、手持ちの過去問で間違えた単元から始めます。例題の答えを隠して解き、説明を読んだら同じ項目の演習へ進む。そこで理由まで言えれば、入試レベルの問題を試します。
解法を説明できないなら、2025年刊の『塾で教える中学英語 塾技63』を選びます。文英堂の税込定価は2,640円(2026年10月2日)。購入先では表紙の「中学英語」で、以前の「高校入試 英語」という書名と見分けます。
解法を説明できて初見の演習が足りないなら難問題精選
解法を説明できて初見の演習が足りないなら、難問題精選です。分かる説明を別の本でもう一度読むより、違う学校の問いに同じ知識を使う時間を増やします。
難問題精選は、全国100校を超える難関校の過去5年間から選んだ187問と、模擬試験4回を収録します。文法・語彙だけでなく、リスニング、英作文、読解も含みます。単元を絞った練習の後に、複数の分野を続けて解く練習へ進めます。
学研の商品ページにある目次と見本では、模試は本冊p.120から始まります。第3回の公式見本写真では、p.128〜129を読めます。聞き取り、文法の選択、言い換え、並べ替え、場面に合う英作文が続きます。設問を読み、その場で使う知識を選ぶ作業が要ります。
p.129の並べ替えは5題で、それぞれに余分な1語があります。語順を作ってから、指定された位置の語を答える形式です。語をつなげるだけでなく、不要な語を外し、完成した文を最後まで読んで点検する必要があります。
例えば感嘆文を作る一題では、感嘆文の語順と主語・動詞の形を同時に使います。文法項目が分かるのに間違えるなら、解答後に「使った決まり」「外した語の理由」「指定位置の読み違い」を分けて書きます。この復習をしても手持ちに未見の問題が足りなければ、買い足す意味があります。
50分・100点という設定も、こちらを選ぶ理由です。文法の一題で長く考えたために英作文を残したのか、読解に時間を使いすぎたのかを、模試を通して見られます。志望校の試験時間や配点は、志望校の過去問で練習します。
解法を説明できて初見の演習が足りないなら、『難問題精選 高校入試 英語』を選びます。学研の税込価格は1,760円(2026年10月2日)。購入先ではピンクと銀の表紙にある「高校入試」「難問題精選」「英語」の3つで選びます。
両方に解説と演習があるから、学ぶ順序で選ぶ
塾技63にも入試レベルの演習があります。難問題精選にも全問の別冊解説と重要例文ブックがあります。解説の有無だけで2冊を分けると、手持ちの教材で足りる作業まで買い直してしまいます。
選ぶ理由になる違い | 塾技63 | 難問題精選 |
|---|---|---|
文法を使う考え方を学ぶ順序 | 例題の解説と塾技解説を読んでから類題へ進む | 単元別の入試問題を解き、別冊解説で復習する |
次に進む段階 | 演習問題から入試レベルの問題へ | 単元別の入試問題から50分・100点の模試4回へ |
紙の本1冊の税込額(2026年10月2日) | 文英堂の定価2,640円 | 学研の表示1,760円 |
63は技の項目数、187は選んだ過去問の数です。63対187で問題の多さは比べられません。 難問題精選の方が880円安くても、考え方を学ぶ段階が必要なら塾技63にします。
解法を説明できて初見の演習が足りないなら、塾技63を経由せず難問題精選を選びます。初めての問いで解法を選ぶ練習を増やすためです。
塾技を薦める講師は、例題の説明から演習へ進む順序を評価しています。一方、中3の文法を先取りした家庭でも、塾技をやや難しく感じて一旦中断した記録があります。私なら、習った学年や定期テストの点数だけで始めず、説明を読んで同じ一題の理由を言えるかを見ます。
両書の解説の詳しさを同じ問題形式で比べたい人は、塾技の公式見本と書店の難問題精選の別冊で、手持ちの誤答と同じ単元を読みます。難問題精選の公開見本は目次と模試の冒頭なので、別冊の文章量までWebで比べるには足りません。
50分模試を使うなら、解く日と復習する日を分ける
難問題精選を選ぶ人は、模試を解くだけで終えず、復習の時間を先に予定へ入れます。1回を50分で解き、次の日の50分を採点・誤答の説明・解き直しに使うと仮定します。
4回分の予定 | 回数と時間 | 合計 |
|---|---|---|
初見で解く日 | 50分を4日 | 200分 |
採点と解き直しの日 | 50分を4日 | 200分 |
全体 | 1日50分を8日 | 400分(6時間40分) |
復習も1回50分とする仮の予定なので、分からない問題が残れば翌日も続けます。
187問の単元別演習や志望校の過去問は、この400分に含みません。塾技63を読み終える時間と比べて、どちらが早く仕上がるとは計算しません。解法をすでに知る人が、模試と復習に確保する予定の例として使います。
2冊を同時に買う書籍代は4,400円です(両社の税込価格、2026年10月2日)。送料・手数料は購入先によって加わります。最初は不足する作業を補う1冊に絞り、買わなかった本の分は今の教材を解き直す時間へ回します。
迷ったら塾技63の例題から。手持ちの一題で不足を分ける
選ぶ前に、最近間違えた難関校の並べ替えか英作文を一題用意します。手持ちの解説を読み、閉じてから解き直し、なぜその語順・表現を選んだかをノートに書きます。答えの英文を写すだけで終わらせず、どの文法をどの語に使ったかを書きます。
一題を解き直した状態 | 今日すること |
|---|---|
正答を覚えていても、解法を説明できない | 塾技63の同じ単元の例題と解説を読む |
解法を説明できて、同じ問題を覚えてしまうほど初見の演習が足りない | 難問題精選の同じ単元から、まだ解いていない問題を選ぶ |
塾の教材で解法説明と初見演習ができる | 今の教材の誤答を直し、まだ解いていない問題へ進む |
一題にするのは、正答を覚えた状態と理由が分かる状態を分けるためです。この一題だけで英語全体の到達度や、合格に必要な演習量を測ることはできません。語彙不足や基本文法の誤りが原因なら、その箇所は学校教材で復習します。
説明を読んでも解法を説明できないなら、塾技63で例題から学びます。紙の本の税込定価は2,640円(文英堂、2026年10月2日)。迷ったら塾技63の例題から始め、必要な1冊だけを選びます。
今日することは、手持ちの誤答一題の理由をノートに書くことです。説明の不足か初見演習の不足かを、その一題から分けてみます。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 学校文法は分かるが、入試の語順や表現を選ぶ理由が分からない中3。例題の解説を読み、同じ項目の演習問題へ進みたい人。
- 確認すること
- 塾の教材で解法説明と初見演習ができるなら追加購入は不要。紙の本は2025年刊の「塾で教える中学英語 塾技63」を選ぶ。「高校入試」とある以前の書名と見分ける。基本文法の学び直しは学校教材を先に使う。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- B5判・320ページ
- 発売日
- 2025年9月5日
- 向く人
- 手持ちの難関校の誤答を解き直し、なぜその語順・表現になるか説明できる中3。別の学校の問題と、時間を区切った総合演習を増やしたい人。
- 確認すること
- ピンクと銀の表紙に「高校入試」「難問題精選」「英語」とある2024年刊の本を選ぶ。模試の50分はこの本の設定。志望校の時間・配点・出題形式に合わせた過去問も続ける。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- B5判・264ページ
- 発売日
- 2024年11月21日(学研出版サイト)
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