要点
- 日探705の授業に沿って復習するなら詳説日本史ノート。教科書の対応ページを見ながら用語・史料を復習する
- 習った用語の前後関係を言えないなら時代と流れ。奈良時代の見本は、表と5段落・24空所の見開きで政治を整理する
- 配布ノートで復習できるなら買い足しは不要。迷ったら配布ノートを続ける。答えを隠し、出来事の順と主体を言い直す
日探705の授業に沿って復習するなら詳説日本史ノート、習った用語の前後関係を言えないなら時代と流れを選びます。決め手は教科書の対応ページと表・短文の見開きで、迷ったら配布ノートを続けます。埋めたのに覚えられない不安には、答えを隠して言い直す復習から始めます。

比べる山川の本は、市販の『日本史探究 詳説日本史ノート』です。学校専用の『詳説日本史授業用整理ノート』とは別の本です。
配布ノートで復習できるなら、買い足しは不要です。 空欄を埋める冊子をもう1冊増やす前に、今のノートの答えを隠して使います。習っていない範囲は、授業や教科書で内容を知るところから始めます。
日探705の授業に沿って復習するなら詳説日本史ノート
私なら、学校の『詳説日本史』で習った範囲を自分で復習するために、対応するノートを選びます。詳説日本史ノートには章・節・項と教科書の対応ページがあり、間違えた用語の説明へ戻れます。書き終えたページは、両脇の解答欄を隠せば復習に使えます。
使い方は、授業の該当範囲を読み、教科書を閉じて空欄を埋め、答えられなかった所だけ戻る順です。最初から答えを全部写すと、何を思い出せなかったかが残りません。授業の板書や先生の補足は、余白に足します。
ただし、買うノートと教科書の対応が先です。今回の市販ノートは日探705準拠。山川は『詳説日本史 改訂版』の資料も公開しているので、改訂教科書を持つ人は学校指定のノートを使います。手元の教科書の番号が違うなら、705準拠の本を授業と同じページ順で使うためには買いません。
日探705の授業に沿って復習するなら、表紙に「日本史探究」「日探705準拠」とある詳説日本史ノートを選びます。山川の税込定価は1,100円です(2026年10月2日)。教科書の対応ページへ戻り、穴埋めに加えて史料の問いも復習する1冊です。
詳説ノートにも表と解説がある。授業の復習なら史料の問いまで使う
詳説日本史ノートを、用語を書くだけの本と考えると選び方を誤ります。山川の商品ページの見本で読める14〜15ページは「古墳文化の展開」です。前期・中期の古墳を並べた表に、形・立地・代表的な古墳・埋葬施設・副葬品を整理しています。
14ページのPoint欄では、前方後円墳の前方部の成り立ちや、築造時の墳丘には通常樹木がなかったことを説明します。15ページでは東アジア諸国との交渉を箇条書きで追います。史料チェックでは、広開土王碑の碑文と朝鮮半島の地図を使います。地名や国名を答える作業まで同じ紙面にあります。
別の公開抜粋には、地方知行制から俸禄制への転換を説明する問いや、幕末の輸出入品のグラフを読む問いも載ります。授業で学んだ用語を埋めた後に、史料のどこからその答えを出したかまで言ってみる。ここまで配布ノートでできる人は、そのノートを使い切ります。
習った用語の前後関係を言えないなら時代と流れ
時代と流れを選ぶ理由は、既習の政治を見開きで見渡せることです。左の表で天皇・権力者・政策をそろえ、右の文章で変化をたどります。通史の復習は81項目・162ページにまとまっています。
公式見本の22〜23ページ「奈良時代の政治」なら、左の表に天皇と政治を担った人、その時期の政策が並びます。右は5段落・24空所で、不比等とその子、橘諸兄、仲麻呂、道鏡、土地政策へ進みます。右端の重要用語チェックも24項目です。
例えば長屋王の変は、不比等の死後に権力を握った長屋王を、藤原四子が自殺に追い込む話として出てきます。その後の天然痘の流行で四子が死ぬことまで、同じ段落にあります。事件名を答えたら、誰と誰の争いか、その前後に誰が権力を握ったかを左の表へ戻して言います。
土地政策も、最後の段落で人口増加・口分田の不足から開墾策へ進みます。ただし、短文を一度読んでも制度の意味が分からないなら、教科書の土地制度の節を読む必要があります。知っている話を取り出し直す用途に絞ると、この短さを生かせます。
講義本を読んでから時代と流れで用語を復習した受験経験者がいる一方、何か月も使い、分かりやすいと感じても模試で伸び悩んだ高校生もいます。Kaupediaの判断は、読んだ感触より、表を見ずに前後関係を言えるかを次の練習にすることです。
習った用語の前後関係を言えないなら、表紙の書名が「日本史用語」の時代と流れを選びます。文英堂の税込定価は1,320円です(2026年10月2日)。「日本史B用語」の旧版と区別し、教科書と行き来して見開きを復習します。
空欄の数より、教科書へ戻る作業と見開きを思い出す作業で選ぶ
両方に空欄も表もあるので、穴埋めの有無は決め手になりません。違うのは、普段の復習で何を開くかです。
復習で困っていること | 詳説日本史ノートでの作業 | 時代と流れでの作業 |
|---|---|---|
授業の範囲で覚え残しを探したい | 教科書と同じ項目立てで埋め、示された対応ページへ戻る | 81項目の中から該当する見開きを探す |
既習内容を表で整理し直したい | 古墳の見本では、前期・中期の時期と特徴を表で整理し、教科書の対応ページへ戻る | 奈良の見本では、天皇・権力者・内容の表と右の5段落を行き来する |
史料を根拠に答える練習もしたい | 古墳の見本には文字史料と地図の問いがある | 奈良時代の見本は用語と政治の整理が中心。手持ちの史料問題へ進む |
この2つの公開本文は単元が違うので、同じ範囲の問題数や読む時間を比べた表ではありません。分かるのは、実際の紙面で行う復習の違いです。詳説ノートの史料チェックを使いたいなら、空欄を埋めた後に、その問いまで解きます。
時代と流れは、出版社の紹介では入試に必要な用語を広く扱う本です。一方、はじめにでは、実戦的な問題を解く練習は別に行うと説明しています。24空所を埋められることと、初めて見る史料や正誤文から根拠を選べることには、別の練習が要ります。
詳説ノートに史料の問いがあるからといって、論述の演習を全部置き換えることもできません。どちらを選んでも、学校の問題や手持ちの過去問を解き、誤った理由を教科書へ戻して読みます。
配布ノートで復習できるなら、買い足す前に同じ1単元を言い直す
迷ったら配布ノートを続けます。用語を埋めたのに覚えられないときは、まず答えを見る順番を変えます。最近習った1単元で、次の作業を試します。
順番 | 手元でやること | 分かることと戻る先 |
|---|---|---|
1 | 答えを隠して、用語を自力で言う | 名称が出なければ、その用語を覚え直す |
2 | 答えた用語について、誰が関わり、何の前後かを言う | 関係を言えなければ、教科書の同じ節を読む |
3 | 間違えた関係をノートに1行足し、翌日に隠して言い直す | 今のノートで復習を続けられるかを見る |
奈良時代を習っている人は、文英堂の公式見本「奈良時代の政治」でも試せます。右端の重要用語チェックを隠し、長屋王の変と藤原広嗣の乱について、誰が関わり、前後に誰が政治を担うかを左の表と右の文章でたどります。答えを写す前に、自分が混同した関係だけを1行にします。
これは本を増やす前の復習手順です。1単元で出来事の関係を思い出せるかは見られますが、全時代の定着や入試の得点までは測れません。何問正解したら買う、という点数の線は置きません。
書籍代は詳説ノートが1,100円、時代と流れが1,320円で、差は220円です。両方買えば2,420円になります(2026年10月2日の出版社表示、送料・手数料は別)。私なら220円の差より、今のノートで出来事の順と主体を復習できるかを先に見ます。
用語が分かっていて、史料・正誤・論述の設問だけに困る人は、その問題の復習を優先します。用語を覚える本をもう1冊買って、演習を後回しにする必要はありません。
史料の設問で、どの記述を根拠にするか分からないなら、日本史の史料問題の参考書比較で練習内容を選べます。
今日することは、配布ノートの最近習った1単元で、答えを隠して用語・主体・前後関係を言い直すことです。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 詳説日本史の教科書番号が日探705で、授業で学んだ範囲を自分で穴埋めし、史料の問いも解きたい人。
- 確認すること
- 配布ノートで復習できるなら買い足しは不要。表紙の「日本史探究」「日探705準拠」で選ぶ。「授業用整理ノート」は別商品。改訂版の教科書を使う人は学校指定のノートを優先する。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- B5判・本体256ページと解答20ページ
- 教科書との対応
- 詳説日本史(日探705)準拠
- 向く人
- 授業や教科書で一度学んだ内容を、表と短文でまとめて復習したい人。奈良時代なら天皇・政治の担当者・政策をつなげて答える。
- 確認すること
- 配布ノートで復習できるなら買い足しは不要。初めて知る制度の理由は教科書へ戻る。表紙は「日本史用語」で、「日本史B用語」の旧版と区別する。史料・正誤・論述の演習は手持ちの問題で続ける。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・184ページ
- 構成
- 81項目・162ページ、約3,000語
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