要点
- 理由説明が白紙なら手順本。8つのルールを使い、例題から自分の答案を作る
- 本文の根拠に部分点がついたら得点奪取。5類型と18題を採点基準・答案例で見直す
- 迷ったら手順本。1題60分・週2題の仮定なら、手順本12題で6週、得点奪取23題で12週
理由説明が白紙なら手順本から始めます。本文の根拠に部分点がついたら得点奪取で、欠けた要素を採点基準から探します。共通テストは解けるのに二次で白紙になるなら、易しい本へ戻る焦りがあっても、迷ったら手順本です。

理由説明が白紙なら手順本、本文の根拠に部分点がついたら得点奪取
河合出版の手順本の商品ページは、内容説明と理由説明に絞り、8つのルールで答案作成のプロセスを学ぶ本と案内しています。公式サンプルの4ページでは、ルールを読んでから例題に進み、解答を作る途中の手順をなぞる使い方を示します。
得点奪取も、解答の作り方を教えます。四訂版の公式サンプル4〜5ページは、典型問題を通じて読解法と解答作成法を学び、本文解説・設問解説を読んでから採点基準で振り返るよう促しています。違いは、書き出す手順を細かく練習するか、書いた答案の要素を採点基準で直す練習に進むかです。
理由説明が白紙なら手順本を選びます。河合出版の税込定価は1,100円(2026年9月28日)。購入先では表紙の「記述の手順がわかって書ける!」を見ます。
本文の根拠に部分点がついたら得点奪取を選びます。河合出版の税込定価は1,430円(2026年9月28日)。購入先では表紙の「四訂版」を見ます。
返却された同じ設問の2答案で、次に練習することを分ける
手元の記述模試か学校の添削で、理由説明を一つ選びます。設問、本文、採点の印を並べ、次の2答案のどちらに近いか見ます。以下は同じ設問を想定した架空の答案状態で、実際の受験生の成績ではありません。
同じ理由説明の設問で | 答案の状態 | 次に練習すること |
|---|---|---|
A | 0字。本文のどこから理由を取るか決められない | 手順本で問いかけと傍線部から出発点を探し、まず一文を書く |
B | 本文の根拠を書き、そこに部分点がついた。結論までのつながりは欠けた | 得点奪取の採点基準で欠けた要素を探し、一文に組み直す |
この分け方で、次に書き始める練習と書いた答案を直す練習のどちらが要るかを見ます。志望校で何点取れるかは、この一問からは決まりません。採点項目が返されていない場合は、本文の根拠に部分点がついたと推測せず、迷ったら手順本にします。
得点奪取の公式サンプル23〜24ページには、内容説明の設問で必要な要素を一つ落とし、10点中6点になった答案例があります。これは理由説明ではなく内容説明の例ですが、採点基準と答案を比べ、書けた要素と欠けた要素を分けて見直せます。手順本の無料サンプルは使い方と目次までで、設問本文や採点表の比較には使えません。
実際に両方を区別して困っている人もいます。得点奪取を一通り解いた国公立二次の受験生は、本文は理解できても、答案に使う文を選ぶのが苦手だと相談しました(2020年2月)。別の受験生は、得点奪取とアクセスを終えても、記述すると文章がつぎはぎになると書いています(2021年12月)。問題を一冊終えることと、本文の根拠から一文を作れることは分けて考えます。
手順本は12題、得点奪取は23題を順に解く
手順本の公式サンプル8〜9ページの目次には、例題2題、練習問題2題、実践問題8題があります。第3部の例題では手順を追い、第4部では助けを減らし、第5部で自力の答案に進む構成です。受験時に使った人も、問いのどこから本文を拾って答案を作るか考えやすくなったと体験を記しています(2025年2月更新)。
得点奪取四訂版の商品ページでは、第一部に論述の基本5類型の典型問題、第二部に9章・各2題の計18題があります。答案例と採点基準を見て、自分が書けた要素と落とした要素を分けて直せます。手順を覚えた後に、文章や設問が変わっても要素を選べるか試す本です。
1冊目の負担 | 手順本 | 得点奪取四訂版 |
|---|---|---|
目次の問題 | 12題 | 5類型の典型問題+18題=23題 |
1題60分と仮定した時間 | 12時間 | 23時間 |
週2題なら | 6週 | 12週 |
税込定価(2026年9月28日) | 1,100円 | 1,430円 |
1題60分には、本文を読み、答案を書き、解説で書き直す時間を含めた計画上の仮定を置きました。問題の長さや見直し方で所要時間は変わります。2冊を通して買うと税込2,530円、計35題。週2題なら約18週です。私なら両方を一度に買わず、答案の状態に合う1冊を先に進めます。
先に買った1冊で理由説明を書き、志望校の過去問につなぐ
手順本から始める人は、まず8つのルールを読み、例題2題では解答の途中の問いにも自分で答えます。練習問題2題を解いたら、初見の理由説明を一つ選び、白紙を脱して本文の根拠を一文にできるか試します。実践問題8題はその後に進みます。
得点奪取から始める人は、最初の5類型のうち理由説明の章で、解説を見る前に答案を書きます。採点基準と自分の答案を比べ、抜けた要素を本文から探して書き直します。次は志望校の過去問で同じ作業をします。自己採点だけで判断しづらい箇所は、学校の先生や添削で確かめます。
選択肢の根拠を本文から探す読解演習は、アクセス基本編と発展編の選び方で比べています。
まず返却された理由説明の答案を一題開き、本文の根拠に部分点がついたかを採点印で見て、先に進める一冊を決めます。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 理由説明が白紙の人。本文のどこを根拠にするかから練習したい人。
- 確認すること
- 表紙の「記述の手順がわかって書ける!」を目印にします。実践問題の解答欄は有料プリントもありますが、ノートにも書けます。
書籍の仕様を見る
- 河合出版の税込定価
- 1,100円(2026年9月28日)
- 判型・ページ数
- A5判・216ページ
- 向く人
- 理由説明の答案で本文の根拠に部分点がついた人。欠けた要素を採点基準で直したい人。
- 確認すること
- 表紙の「四訂版」を見ます。採点基準で自己採点したら、欠けた要素を書き足して答案を作り直します。
書籍の仕様を見る
- 河合出版の税込定価
- 1,430円(2026年9月28日)
- 判型・ページ数
- A5判・352ページ
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