要点
- 操作で止まるなら、2冊目より公式ラボを先にする。VMの作成、権限の変更、監視の結果と理由を説明する練習を選ぶ
- 操作できて、初見問題だけ弱いなら手持ちの演習を先にする。操作できて、初見問題でも理由を説明できるなら今の教材を続ける
- 迷ったら公式ラボの手順を読む。Starterは毎月35クレジットが無料。必要クレジットが残高に収まるラボを選び、個人のGoogle Cloudアカウントと分けて使う

操作できて、初見問題だけ弱いなら。手持ちの演習を終え、徹底攻略を持っていないなら追加
徹底攻略 Google Cloud認定資格 Associate Cloud Engineer教科書
ACEの教科書を読んだ人は、操作で止まるなら2冊目より公式ラボを先に選びます。迷ったら公式ラボの手順を読み、VMの作成・権限の変更・監視の結果を説明できるかで決めます。課金が怖い人は、公開手順を無料で読み、必要クレジットが残高に収まるラボだけをStarterで試します。

操作できて、初見問題だけ弱いなら手持ちの演習を先にします。 操作できて、初見問題でも理由を説明できるなら、今の教材を続けます。読み終えた本に章末問題が残っている人は、その問題を解くところからで十分です。
操作で止まるなら、作成・権限・監視のラボを先にする
Compute Engineが仮想マシンのサービスだと答えられても、どのプロジェクトに作るかで迷う。閲覧の権限を付けたつもりなのに、相手が何をできるようになったか分からない。こうした状態なら、私は別の教科書を通読する時間を操作に回します。
Googleが推奨するのは6か月以上の実務経験です。必須条件はないので、未経験でも受験できます。ただ、本を1冊読み終えたことを、操作経験の代わりにはしません。
まず、次の3つで手が止まる所を選びます。仕事の環境を使わず、公式Cloud Engineer学習プログラムから、その分野を練習します。
見直す操作 | 自分で説明すること | 手持ちの本で戻る章 |
|---|---|---|
VMを作成し、接続する | プロジェクト、ゾーン、マシンタイプを選んだ理由。HTTPで接続するなら、許可した通信 | 徹底攻略の第3章。公式ガイドの第5・6章 |
権限を変更し、できる操作を調べる | 誰に、どの範囲で、何を許可したか。閲覧だけなら、変更権限まで付けていないか | 徹底攻略の第2章。公式ガイドの第3・17章 |
指標を見て、監視を設定する | 見ているVMと指標、アラートが通知する条件 | 徹底攻略の第5・7章。公式ガイドの第18章 |
この表は、次に練習する操作を選ぶために使います。3つできれば合格という採点はしません。GKE、ストレージ、ネットワークなど、試験範囲の残りは別に学びます。
ラボの手順を見ながら作れたら、最後に選んだ設定と理由をメモします。コマンドを貼り付けて成功表示が出ても、どのVMを作り、どの通信を許可したかが言えなければ、同じ章へ戻ります。
操作できて、初見問題だけ弱いなら、手持ちの演習を先にする
操作はできるのに、似たサービスから1つを選ぶ設問で迷うなら、次に増やすのは問題を解く時間です。選択肢を選んだ後、ほかの選択肢を外した理由まで言います。
たとえば、VMへの接続はできても、アプリの要件に合う実行サービスを選べない場合です。自分で管理するOSが要るのか、コンテナを動かしたいのか、運用の手間を減らしたいのか。設問の条件を先に拾い、選んだサービスでその条件を満たせるかを説明します。
オンプレ中心の業務経験者は、Compute Engineだけを操作して終えたことを後悔しています。開発15年・GCP業務未経験の人は、苦手なネットワークやGKEのラボと本へ戻っています。サーバー構築とAzureの経験がある人も、通読を苦痛に感じ、演習で分からない所を本で読み直すほうが効率的だと振り返っています。
本を増やす前に、操作で止まるならその操作を練習します。操作できて、初見問題だけ弱いなら、まだ解いていない手持ちの問題を解きます。
Google公式のサンプル問題は、問題形式に慣れるために使えます。公式は、実際の試験の範囲・難易度を示すものとはしていません。繰り返し解いて答えを覚えた後は、点数より選択肢の理由を説明できるかを見ます。
演習を買い足すなら徹底攻略。公式ガイドは手持ちで使う
VMで比べると、『徹底攻略 Google Cloud認定資格 Associate Cloud Engineer教科書』は第3章でコンピューティングを学び、第6章でサービスの選択と構成を扱います。『Google Cloud認定資格Associate Cloud Engineer公式ガイド』は、VMの導入と管理を第5・6章に分けています。公式ラボでは、タスク1〜3でVMを作成し、HTTPで接続してからgcloudでも作成します。
操作で止まるなら、手持ちの対応章を読み、ラボで作成と接続を練習します。実際に設定したVMへ接続し、許可した通信を説明するところまで進めます。
買い足す前に見る所 | 徹底攻略ACE教科書 | ACE公式ガイド |
|---|---|---|
目次の組み方 | 全8章。サービスを学んだ後、第6〜8章で選択・運用・コマンドを扱う | 全18章。VMやGKEなど、サービスごとの導入・管理に章を分ける |
提供される問題 | 章末問題とダウンロードの模擬問題1回分 | 章末問題と付録の解答 |
紙の本の分量 | 288ページ | 584ページ |
紙の本の税込定価・発売日 | 2,860円・2023年8月10日 | 6,600円・2021年3月22日 |
価格と書誌はインプレスの表示(2026年10月2日)。2冊の定価の差は3,740円です。送料や購入先の手数料は別にかかる場合があります。
公式ガイドを持っている人にも、先に解く問題はあります。 両書に章末問題があるので、買い足す理由は問題の有無より、手持ちを終えた後に演習を増やしたいかです。
操作できて、初見問題だけ弱いなら、手持ちの章末問題と公式サンプルを先に解き直します。手持ちの演習を終えても追加の紙の演習が欲しく、徹底攻略を持っていないなら、2023年刊の徹底攻略を選びます。章末問題に模擬問題1回分を加えられ、税込定価は公式ガイドより3,740円安いためです。
税込定価は2,860円(2026年10月2日、インプレス)。購入先では、黒と青の表紙と下部の「模擬問題1回分付き」の表記を見ます。
徹底攻略を持っているなら、購入者向けの模擬問題を使います。
今の試験範囲は、標準試験ガイドから補う
本を買い直す前に、受ける時点の標準試験ガイドを読みます。2026年10月2日に公式ページから開いたガイドには、HyperdiskやWorkforce Identity連携も載っています。2021年・2023年という刊行年だけで、今の範囲を一通り学べたとは決めません。
手持ちの索引で用語を探し、載っていないものは公式資料で用途を学びます。名前が変わったものは、現在のサービスの説明へ読み替えます。古い画面の場所を丸暗記するより、設定する対象と結果を追う使い方にします。
課金が不安なら、Starterとラボ用アカウントから始める
学習の追加費用を0円にしたいなら、Starterの無料クレジット内で進めます。 Googleの案内では、毎月35クレジットが無料です(2026年10月2日)。1つのラボが消費する数と残高を見て、収まるものを選びます。学習プログラムを全部終える費用を、0円とは見積もりません。
無料クレジットが足りないときは、有料プランへ進まず、公開手順と手持ちの問題で復習します。月額Proは公開表示で29米ドル、3か月続けると87米ドルです。日本の税・為替・カード手数料込みの決済総額は支払画面で決まるので、ここでは有料契約を勧めません。
Proは自動更新で、解約はSettingsのSubscriptionsからManage subscription、Cancel subscriptionへ進みます。解約後も現在の期間の満了まで使え、残り期間の返金はありません。Starterで始めるときは、Proの無料トライアルと取り違えないようにします。
StarterにはGoogleアカウントとDeveloper Profileが必要です。ラボ内のGoogle Cloudには、ラボで発行された一時アカウントで入ります。
公式ラボは、一時的なアカウントとプロジェクトを借りて操作する形式です。シークレットウィンドウを使い、ラボに表示された認証情報で入ります。自分や会社のGoogle Cloudアカウントで操作すると、そのアカウントへの請求につながる可能性があります。
ラボの説明は、Google Cloudの無料トライアルに登録しないよう案内しています。Cloud Monitoringのラボでは、終了前にアラートポリシーのメール通知を削除します。終了後もしばらくリソースが動き、通知が届くことがあるためです。
メモを手元へ残してから、ラボの終了ボタンで閉じます。
PCとブラウザを用意し、Starterの残高に収まるラボを選びます。終了後にメモを読み、同じ分野を練習するか、手持ちの演習へ戻るかを決めます。
初回は、操作の前後に読む時間も取ります。
ラボ | 公式のアクセス時間 | 初回に取る時間の例 |
|---|---|---|
40分 | 手順を読む15分、操作枠40分、理由をメモする15分で70分 | |
50分 | 手順を読む15分、操作枠50分、理由をメモする15分で80分 |
両方を別の日に行うなら、計150分・2時間30分の予定です。前後各15分は私が置いた目安で、公式の修了時間ではありません。ラボは開始後に一時停止できないため、通勤の細切れ時間で手順を読み、操作はまとまった時間に回します。
標準試験の受験料は別に125米ドル(税別)です。オンラインか会場かを選んで受験日を予約します。試験は2時間・50〜60問です(2026年10月2日、Google公式)。
AWSやAzureでも無料教材と本の使い分けを比べたい人は、AWS CLF-C02の教材選びとAZ-900の教材選びで、それぞれの条件を見られます。
迷ったら公式ラボの手順を読み、止まる操作を1つ選ぶ
まず「仮想マシンを作成する」の公開手順を開きます。タスク1のVM作成、タスク2のHTTP接続、タスク3のgcloudでの作成を読み、どの設定の理由を言えないか、1つだけメモします。そこが次に練習する所です。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。

インプレス
徹底攻略 Google Cloud認定資格 Associate Cloud Engineer教科書
操作できて、初見問題だけ弱いなら。手持ちの演習を終え、徹底攻略を持っていないなら追加
商品の公式情報- 向く人
- 操作できて、初見問題だけ弱い人。手持ちの章末問題と公式サンプルを終えても追加の紙の演習が欲しく、徹底攻略を持っていない人に。章末問題と模擬問題1回分を加えられます。
- 確認すること
- 徹底攻略をすでに持っているなら、付属の模擬問題を使います。黒と青の表紙の2023年刊。刊行後のサービス名・機能は、受ける時点の標準試験ガイドと公式資料で補います。
書籍の仕様を見る
- 紙の本の税込定価
- 2,860円(2026年10月2日、インプレス)
- 判型・ページ数
- A5判・288ページ
- 発売日
- 2023年8月10日
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