要点
- 2026年冬〜2027年春に受け、補う手間を減らしたい人は2026-2027年版を選びます。迷ったら新版です。新版にも正誤を反映して使います
- 公的資料まで使って直せる人は手持ちの2025-2026年版を残します。無料の法改正資料は2ページ・8項目ですが、書き直すページの指定がありません
- 受ける時期に合う教材がそろう人は買い足し0冊です。無料の公表問題は練習に使い、問題が作られた法律の時点も見ます
書き込んだ1週間でFP3級を2026年冬〜2027年春も使うか迷ったら、2026-2027年版を選びます。試験で使う税や年金の数字が変わり、旧版は説明と問題の答えを直す手間がかかるからです。新版にも直す所があるので、買ったら出版社の正誤を反映します。
こんな人は
- 補う手間を減らしたい人は新版。白紙の本で学び直したい人もこちらです。
- 公的資料まで使って直せる人は手持ちの旧版。説明だけでなく問題の答えも直して使います。
- 受ける時期に合う教材がそろう人は買い足し0冊。今ある教材で練習を進めます。

違いは試験で使う法律の時点
表紙の年を見て、年が変わるたびに買い直すのかと迷いますよね。FPの試験では、どの日の法律で答えるかをあらかじめ決めています。それが「法令基準日」です。
協会の試験では、その日にすでに始まっている法律が基本です。受ける日のニュースを、すべて答えにする仕組みではありません。ただし、最近の出来事などが問われることもあります。
この記事で扱うのは2026年12月〜2027年3月に受ける人です。協会の試験日程ではこの期間の法令基準日は2026年4月1日。年明けに受ける人も同じです。
手持ちの旧版が対応するのは2026年5月の試験まで。2026年6月以降は、次の法令基準日に合わせて学ぶ必要があります。同じページ数でも覚える数字の時点が違うのです。
本の誤りを直す一覧が「正誤」です。新しい本にも出ているので、使う版とセットで読むもの。
使う版 | 出版社が示す対応時期 | 本と一緒に使うもの | 公表された正誤/訂正する本のページ |
|---|---|---|---|
手持ちの2025-2026年版 | 2026年5月まで | 2026年6月以降は法改正資料と公的資料、旧版の正誤 | 14項目・10ページ |
2026-2027年版 | 2026年6月〜2027年5月 | 新版の正誤 | 16項目・11ページ |
どちらの版も会話を読みながら学び、最後に問題を解くという、大きな組み立ては同じです。算数の基礎から学べる点も共通。この読み方が好きな人が買い直すときは、変わった決まりを補う手間を比べます。
無料の2ページは本と公的資料を行き来して使う
旧版の商品ページのダウンロード欄から、法改正の資料を無料で読めます。追補とは本が出たあとに変わった内容を補う資料のこと。旧版を持つ人にも補って使う道が用意されています。
短い資料を読むだけでなく、本のどこを直すかを探す時間もかかります。変わった決まりの説明はありますが、書き直す本のページが書かれていないからです。本の後ろにある、言葉からページを探す索引を使い、説明と問題の答えの両方へ書き込む作業が要ります。
追補にある分野 | 項目数 | 旧版を使う人の作業 |
|---|---|---|
年金 | 3 | 保険料、働きながら受け取る年金、年金額を補う |
税・投資 | 4 | 税の控除、教育資金の贈与、NISAについて、始まる時期も調べる |
不動産 | 1 | マンションの修繕や建て替えの決まりを補う |
さらに、稼いだお金にかかる所得税の欄では、同じ内訳を説明しているのに、数字が途中で食い違っています。2027年に始まる予定の決まりもあるため、数字を写す前に使える時期を見分ける作業が必要。どの年に使えるかと、法律がいつ始まるかは別の話です。
税の欄は国税庁、年金の欄は日本年金機構の説明を使って補います。一つの決まりが変わると、本ではいくつもの場所を直すこともあります。直す所がいくつあるかは手元の本を開いて数えるもの。
補う手間を減らしたい人は新版を選ぶ
これから買う人や、国などが出す説明を読みながら手持ちの本を直すのが大変な人は新版を選びます。古い数字を消して新しい数字を書き込む作業を減らし、問題を解くほうに時間を使うためです。
ただし、新版にも直す所があります。出版社の正誤にあるのは年金の計算や問題文、不動産の説明など。買ったら、その部分を覚える前に正誤を反映します。
補う手間を減らしたい人が買うのは2026-2027年版の1冊。定価は1,650円(税込・2026年10月12日、インプレス)です。
公的資料まで使って直せる人は旧版を残す
書き込んだメモを使いながら、変わった決まりと正誤を補える人は旧版を残せます。説明と問題の答えを行き来して直し、古い数字をそのまま覚えないことが条件です。
もう直してある所はそのままで大丈夫です。手持ちの本を開き、正誤にあるページへ順に目を通せば、残った作業が分かります。直すのはまだ間違いが残っている所だけ。
基礎の読み直しには、旧版で残せる所もあります。出版社の見本で読めるのは、相談した人のために働くというFPの考え方です。問題の答えにある番号をたどると、分からなかった所の説明に戻れるので、メモと一緒に復習できます。
私なら、変わった決まりを一人で調べるのが難しいと感じた時点で新版に替えます。メモを読み直す時間よりもこれから問題を解く時間を取りたいからです。
本の1週間と自分の勉強時間を分けて考える
新しい版に替えると、古い数字を直す作業は減らせます。読む速さは、すでに知っていることや一日にどれくらい時間を取れるかで変わります。
2024年に受検、使用版は不明
1週間本を読むのに2週間以上かかり、全体像をつかむのに役立った。ほかに、みんなが欲しかったの教科書と問題集も使った。
noteの学習記録の要約
今の教材がそろう人は無料問題で練習を進める
受ける時期に合う教材がそろう人は同じ説明をもう一冊買う必要はありません。日本FP協会が無料で出している問題と答えを、学科と実技の練習に使えます。解いた後の買い足しは、FP3級の無料過去問と模試の選び方で、つまずいた理由ごとに分けています。
ただ、問題を出した月と、答えに使う法律の時点は別です。協会の2026年5月公表の学科問題の表紙にある法令基準日は2025年4月1日。無料問題は練習に使い、受ける時期の法令基準日に合わせて、変わった数字を今の教材で補います。
中古の旧版を選ぶと、紙の本を直す作業も必要です。Webアプリなどの特典を使える予定は発売から一年で、旧版はその期間を過ぎています。今から買う人には、おまけをあてにするより紙の本で学べる新版を選んでほしいところです。
補う手間を減らして勉強を始めたい人は、表紙が2026-2027年版の1冊を選びます。定価は1,650円(税込・2026年10月12日、インプレス)です。
- 使う版の正誤を本に反映する出版社の商品ページのお詫びと訂正から、手持ちの紙面を直すまずここから
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。

インプレス
1週間でFP3級に合格できるテキスト&問題集 2026-2027年版
補う手間を減らしたい人は2026-2027年版。迷ったらこちら
出版社表示価格1,650円(税込・2026年10月12日)
商品の公式情報- 向く人
- 旧版の説明と問題の答えを、公的資料まで使って直す手間を減らしたい人。白紙の本で学び直したい人にも。定価1,650円(税込・2026年10月12日、インプレス)。
- 確認すること
- 対象は2026年冬〜2027年春の受検です。表紙の2026-2027年版とFP3級の表示を見ます。購入後は出版社のお詫びと訂正を反映します。Webアプリなどの特典は無料会員登録が必要で、提供予定期間は発売から1年間です。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・456ページ
- 発売日
- 2026年5月21日
- 対応する試験
- 2026年6月〜2027年5月
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