要点
- 2026年4月入社の新卒は、バイト代も給与なら合算する。支給日が決まっている給与は、その支給日の年で整理する
- 合算済みなら、会社の源泉徴収票の支払金額を使う。給与収入・控除・既寄附額を別の欄に記録する
- 迷ったら2026年の給与を1回ずつ足す。寄附額の目安が出た後、初回・コンビニ払いならふるさとチョイスを選ぶ
2026年4月入社の新卒は、1〜3月のバイト代も給与なら合算し、合算済みなら会社の源泉徴収票の支払金額を使います。寄附しすぎるのが不安な人は、迷ったら2026年の給与を1回ずつ足します。初回・コンビニ払いならふるさとチョイスを選び、通常のコンビニ支払いの手数料0円で寄附します。

この記事は、バイト先と入社後の会社から給与を受け取る人向けです。業務委託の報酬や事業の売上がある人は、給与と分けて税務署や税理士に相談します。寄附先へのリンクは公式サイトです。
バイト代も給与なら合算し、2026年の所得と控除で考える
給与として受け取るバイト代は、入社後の給与や賞与と合わせます。 2026年に寄附するなら、使うのは2026年分の所得と控除です。学生だった2025年の年収は、今年の給与の代わりにしません。
今の給与から住民税が引かれていなくても、寄附した年の所得に応じた控除を受けられる仕組みです。住民税への反映は翌年度になります。新卒という肩書きだけで、自己負担が2,000円に収まるわけではありません。
控除には所得や住民税額に応じた限度があり、社会保険料や扶養などでも変わります。今年の給与と控除をそろえてから、寄附額の目安を出します。
1〜3月に働いたかより、決められた支給日を見る
支給日が決まっている給与は、その支給日の年で整理します。 例えば、2026年12月に働いた分を2027年1月10日に支給する契約なら、2027年分です。4月入社だから9か月分、と勤務月数だけで掛けるとずれます。
給与の例 | 決められた支給日 | 2026年の給与収入に入れるか |
|---|---|---|
2025年12月に働いたバイト代 | 2026年1月10日 | 入れる |
2026年3月に働いたバイト代 | 2026年4月10日 | 入れる |
2026年12月に働いた会社の給与 | 2027年1月10日 | 2027年分に入れる |
支給日が2025年中だった未払給与を、2026年に受け取った | 2025年中 | 2025年分として扱う |
支給日が決まっていない給与は、実際に受け取った日で扱います。年内に支払いが確定している未払給与もあるため、通帳の入金だけを足す方法では漏れます。支給日や未払分が曖昧な箇所は、給与担当に聞いてから表へ入れます。
会社の源泉徴収票に合算済みなら、その支払金額を使う
年末調整後の会社の源泉徴収票は、就職前の給与を含んでいることがあります。国税庁の記載例では、前職の給与を通算した金額を支払金額に書き、摘要欄に前職の会社名や給与額などを書きます。
合算済みなら、会社の支払金額を使い、バイト代や賞与を別に足し直しません。 バイト票を提出しただけで合算済みと決めず、会社の票の摘要欄と給与担当の説明で、どの給与が含まれるかを整理します。摘要欄が空欄なら、未合算と即断せず給与担当へ聞きます。
次は給与収入の足し方だけを示す、架空の例です。バイト30万円、会社の給与200万円、賞与20万円とします。すべて2026年分で、非課税の手当は含めません。
給与収入を足す架空の例です。この250万円から寄附上限や税額は算定していません。
手元の資料 | 給与収入欄に入れる金額 | 足し直さない金額 |
|---|---|---|
合算前なら、バイト票30万円と会社の給与・賞与220万円を使う | 30万円+220万円=250万円 | 会社分に賞与が入っているので、20万円を再び足さない |
合算済みなら、会社の源泉徴収票の支払金額250万円を使う | 250万円 | 含まれているバイト30万円と賞与20万円 |
資料を明細から源泉徴収票へ切り替えるときは、前に入力した合計を置き換えます。古い合計に新しい票の金額を加算すると、同じ給与をもう一度数えてしまいます。
就職前の給与を年末調整に含める手続きには、バイト先へ扶養控除等申告書を提出していたかなどの条件があります。給与収入を合計する作業と、どの給与が年末調整に含まれるかは別に考えます。申告の要否は、票の枚数だけで決めず、会社の年末調整の結果や他の所得も含めて税務署などへ相談します。
給与収入・控除・既寄附額を、別の欄に書き出す
シミュレーターの年収欄に入れるのは、税や保険料を引く前の給与収入です。手取りを入れると、引かれた所得税や社会保険料の分まで収入から減らしてしまいます。
給与明細では、社会保険料や所得税を引く前の課税対象の支給額を使います。総支給額から足す場合は、非課税の通勤手当を除きます。源泉徴収票がそろったら、支払金額と含まれる給与で整理し直します。
手元のメモに、次の表を写して使えます。給与の欄は明細で積み上げる方法か、合算後の源泉徴収票を使う方法のどちらかにそろえます。
欄 | 書くもの・使う資料 | あなたの金額や状態 |
|---|---|---|
給与収入A | 2026年分のバイト代。バイト先ごとの源泉徴収票・明細 | ___円。会社の票に含まれる/含まれない |
給与収入B | 入社後の2026年分の給与。受け取り済みと残りの見込みを分ける | 済___円+見込み___円 |
給与収入C | Bに含めていない2026年分の賞与 | 済___円+見込み___円 |
合算後の票を使う場合 | 会社の源泉徴収票の支払金額。含まれるバイト・賞与も書く | ___円。A・B・Cの合計をこの額に置き換える |
社会保険料など | 給与から引かれた社会保険料と、自分で払った対象保険料など | 対象の年額___円 |
その他の控除 | 保険料控除証明書、扶養の状況、医療費控除など | 種類___。金額または状況___ |
既寄附額 | 2026年に済ませた寄附。他のサイト分も合わせる | _円。寄附先_自治体 |
保険料の支払額と、計算後の控除額は違う項目です。シミュレーターで求められた方を入力します。4月入社でも、基礎控除などを自分で9か月分に割り引く必要はありません。
ふるさとチョイスの詳細シミュレーションには、給与、家族の状況、保険料や控除の項目があります。令和8年度の税制に対応した表示です。表に書いた給与収入と控除を分けて入れ、表示額を目安として使います。
既寄附額は、これから申し込める額を考えるための別の記録です。目安の年間寄附額から済んだ寄附を引き、次の寄附を足した年間合計で考えます。給与収入欄から既寄附額を引きません。
この表で分かるのは、入力する資料と、同じ給与を2回足していないかです。税額、自己負担2,000円に収まる正確な上限、個別の申告義務を判定する表ではありません。給与や控除に不明な額が残る間は追加の寄附を待ち、税務署や住んでいる市区町村へ相談します。
初回・コンビニ払いならふるさとチョイス
ここでの「初回」は、初めて寄附サイトを選ぶ人を指します。すでに寄附サイトを使っていて、希望の自治体・支払い・申請方法がそろうなら、そこで続けます。
初回・コンビニ払いならふるさとチョイスを選びます。 通常のコンビニ支払いは手数料0円で、カードを新しく作らずに払えるためです。セブン-イレブンは使えないので、ほかの対応店舗で払える人向けです。
私なら、支払える店舗と方法から寄附先を絞ります。セブン-イレブンだけで払いたい人は、チョイスの通常コンビニ支払いを選ばず、使うサイトの対応店舗で選びます。
同じチョイス内でも、支払い方法で総額が変わります。下表は寄附額1万円の架空の例に、公式FAQの手数料を足した、税の控除前の支払総額です(手数料は2026年10月3日)。ペイディは申込時点で寄附が完了し、代金は翌月に支払います。
支払い方法 | 1万円を寄附する際の支払総額 | 合う人 |
|---|---|---|
通常のコンビニ支払い | 10,000円+手数料0円=10,000円 | セブン-イレブン以外の対応店舗で払える人 |
クレジットカード払い | 10,000円+決済手数料0円=10,000円 | 寄附者本人名義のカードで決済したい人 |
あと払いのペイディでコンビニ払い | 10,000円+支払手数料最大390円(税込・支払い1回当たり)=最大10,390円 | 翌月の請求と支払手数料を含めて管理する人 |
通常のコンビニ支払いと、ペイディの請求をコンビニで払う方法は別です。銀行振込では、使う金融機関により振込手数料がかかります。使える方法は返礼品ごとに違います。
申込完了メールのオンライン決済番号やお客様番号、確認番号を使い、5日(120時間)以内に対応店舗で払います。納付書は届かず、申込番号では払えません。原則現金で支払い、決済期限を過ぎると自動キャンセルになります。
年末は自治体の受付期限と年内決済に合わせます。120時間以内でも、翌年の決済は前年分の寄附には入りません。
初回・コンビニ払いならふるさとチョイスで、通常のコンビニ支払いに対応する自治体と返礼品を選びます。寄附額1万円の例では支払総額も1万円、手数料は0円です(2026年10月3日の公式FAQ)。申込先では使う店舗の支払い方法と寄附者名義を見ます。
オンライン申請は自治体で選び、寄附と一緒に予定へ入れる
さとふるにもアプリでワンストップ申請を行う仕組みがあります。オンライン申請はチョイスだけの機能ではないため、寄附先の自治体が使うサービスで選びます。
チョイスのオンライン申請も、自治体ごとにサービスが違います。マイナンバーカードと対応するスマートフォンを使う方法のほか、紙の申請もあります。申込前には、寄附先の申請方法と返礼品の配送時期・保管場所を一緒に見ます。
初めて年末に寄附した
自治体ごとにオンライン申請の方法が違い、申請先を探すのに迷った。
noteの利用記録の要約
初回の申請を後回しにした
届いたワンストップ申請書を出し忘れ、後から控除が反映されていないことに気づいた。
noteの利用記録の要約
別の寄附を確定申告した
ワンストップ分も申告する必要があり、捨てていた証明書を取り直した。
noteの利用記録の要約
寄附の申込みと控除申請を、一つの用事として予定に入れます。ワンストップを使うのは、確定申告が不要な給与所得者などで、年内の寄附先が5自治体以内という条件に合う人です。確定申告する場合は、ワンストップで申請した分も含め、すべてのふるさと納税を申告へ入れます。
楽天ふるさと納税では、2025年10月1日以後、楽天市場の通常ポイントやお買い物マラソンの買い回りなど、ポータル側のポイント付与が対象外です。カード決済に伴うポイントは別扱いで、カード会社の条件に従います。2026年の寄附では、以前のお買い物マラソンの還元を見込んで金額を増やしません。
2026年分は12月31日までに決済する。振込の受付は早く終わることもある
2026年分として寄附するには、2026年12月31日までに決済を終えます。 申込ボタンを押しただけでは、年内分になったと決められません。チョイスの案内では、カード払いは決済が完了した日で扱います。
振込や払込票は、自治体と方法によって入金・受領の扱いや受付期限が違います。年内決済と申込期限の案内から、選んだ自治体の年末の受付へ進みます。一部の支払い方法は12月31日より前に受付が終わるので、当日まで待つ予定にはしません。
- 10〜11月バイト票と給与明細を集める会社の年末調整の提出日は会社の案内に従う
- 12月残りの給与と控除をそろえる合算後の票を使うなら、前の入力額を置き換える
- 12月31日2026年分の決済を終える自治体と方法によって、受付はそれより前に終わる
- 1月10日ワンストップの申請期限2027年。紙は必着、オンラインは寄附先の受付に従う
ワンストップの紙申請は、2026年の寄附なら2027年1月10日必着です。休日だから延びると考えず、寄附後に手続きを進めます。期限を過ぎたときや、その後に確定申告をすることになったときは、寄附金控除の申告方法を税務署などへ相談します。
迷ったら2026年の給与を1回ずつ足す
寄附額の目安が出た後、初回・コンビニ払いならふるさとチョイスで寄附先を選びます。上の通常コンビニ支払いの店舗と決済期限で払える場合に申し込みます。
- バイト票と給与明細を上の表へ写す迷ったら2026年の給与を1回ずつ足す。支給日と合算状況を給与担当の案内と合わせる資料がそろったら
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。
- 向く人
- 初めて寄附サイトを選び、2026年の給与と控除から寄附額の目安を出したうえで、通常のコンビニ支払いを使いたい人。対応する自治体と返礼品を選びます。
- 確認すること
- セブン-イレブンは使えません。申込完了メールの決済番号等で5日(120時間)以内に支払い、年末は自治体の受付期限と年内決済に合わせます。あと払いのペイディは別方式です。寄附者名義と控除申請の方法・期限も申込前に見ます。
仕様・利用条件を見る
- 費用
- 選んだ寄附額を先に支払う。通常のコンビニ支払手数料は0円(2026年10月3日)
- 対応条件
- 支払い方法とオンライン申請サービスは自治体・返礼品により異なる
- 年内寄附
- 2026年分は12月31日までの決済が必要。方法別の受付期限に従う
記事の誤りや古い情報は、訂正・お問い合わせフォームからお知らせください。