要点
- 無料問題で作文を補って続ける人は手持ちの新装版を使います。準1級・2級は要約、準2級・3級はEメールを別に練習します
- 新形式の2回分をPCで通して練習する人は受ける級の改訂版を選びます。スマホやタブレットではWeb模試を使えません
- 迷ったら受ける級の無料の作文を先に解きます。読む問題の数と時間も今の形に合わせ、PCで新形式の2回分を通して練習したくなったら改訂版を選びます。操作だけの練習は協会の無料体験版から始めます
手元の英検S-CBT予想問題ドリルに「新装版」とあっても、無料問題で作文を補って使い続けられます。新装版の問題は初版と同じで、今の試験で増えた作文が入っていないからです。迷ったら受ける級の無料の作文から始め、PCで新形式の2回分を通して練習したくなったら改訂版を選びます。
こんな人は
- 無料問題で作文を補って続ける人は手持ちの新装版を使います。
- 新形式の2回分をPCで通して練習する人は受ける級の改訂版を選びます。
- 迷ったら受ける級の無料の作文を先に解きます。PCで新形式の2回分を通して練習したくなったら改訂版を選びます。

新装版と改訂版の差は増えた作文
家にある本の表紙に新装版と書いてあれば、中身も新しい気がしますよね。けれども、このシリーズの新装版は表紙と本の名前を変えた版。最初に出た版と中の問題は同じだと、旺文社が本の紹介で説明しています。
改訂版では今のテストの形に合わせて問題を組み直しています。増えた作文もPCで解けることが、買い直す理由です。
PCで本番のように通して解くのがWeb模試です。これはどちらにも付き、回数も同じ。
S-CBTはパソコンの画面を見ながら答えるテストです。作文が増えたのは2024年5月から。もともとあった自分の考えを書く問題に、文章を短くまとめる要約か、メールに返事を書く問題が加わりました。
受ける級 | 旧版に足す作文 | 読む問題の数 | 読む・書く時間 |
|---|---|---|---|
準1級 | 要約。指定は60〜70語 | 41問から31問 | 90分のまま |
2級 | 要約。指定は45〜55語 | 38問から31問 | 85分のまま |
準2級 | Eメール。目安は40〜50語 | 37問から29問 | 75分から80分 |
3級 | Eメール。目安は15〜25語 | 変更なし | 50分から65分 |
要約では、読んだ文で伝えていることをあなたの言葉で短く書きます。メールでは、相手の話に合う返事を考える練習が要ります。古い作文を何度も解いても、この練習を代わりに済ませることはできません。
旧版は無料問題で作文を補って続ける
今ある本で単語や文法を学び直し、解説を読みながら間違いを直せる人はそのまま続けられます。足すのは表にある作文と、今の問題の数で時間を配る練習。聞く問題については、このときも中身は変わっていません。
旺文社の新形式の説明と無料問題には、受ける級ごとの見本と解説があります。まず受ける級の「サンプル問題を見る」を開いて解き、答えの例と比べます。同じページにある予想問題は別の話題に取り組むための練習用です。
準2級と3級はどちらもEメールですが、することが違います。準2級では相手の質問に答えたうえで、こちらからも質問を書く形。3級では相手から聞かれたことに答えます。
要約の見本では、どんな話なのか、何が良くて何に困るのかを短く書く方法が分かります。答えを丸ごと覚えるより、あなたが書いた文に何が抜けたかを探す使い方です。準2級のメールでも、質問を書き忘れていないかを見直せます。
見本の要約には語数を目安とする古い指示が残っています。今の語数の指示は協会の級別の過去問にあるものです。過去問にある作文と答えの例を使うと、今の指示に合わせて練習できます。
旧版のすべての問題を昔の時間で解いた結果は、今の時間の使い方の目安にしません。旧版は間違えた問題を解き直すためのもの。通して時間を計る日は、今の形の過去問を使って、読む問題と作文を続けて解きます。
2級の無料の過去問をすべて解き終えて、紙で解く問題をもっと増やしたい人は、英検2級の過去問集の選び方へ。
準1級では、話す問題の最後の質問に話題を紹介する文も加わりました。協会の変更案内で今の聞かれ方を知っておくと、旧版を使いながら補えます。この聞かれ方も旧版を続けるときに足しておく練習です。
新形式の2回分をPCで通して練習する人は改訂版
紙で解く問題と無料の作文を別々にそろえるのは、面倒に感じますよね。改訂版では読んだり書いたり、聞いたり話したりする問題を、今の形の模試でまとめて練習できます。受ける級でPCの操作と時間の使い方を一緒に練習したいときの選び方です。
読む・聞く問題は自動で点が出ますが、作文の直し方は別です。作文と話す問題ではあなたの答えを保存して、解説と比べます。作文を自動で採点してもらうことを目当てに選ぶ本ではありません。
受ける級の改訂版 | 本冊+解答解説の別冊 | 税込定価 |
|---|---|---|
準1級 | 88+96ページ | 1,760円 |
2級 | 88+88ページ | 1,540円 |
準2級 | 80+80ページ | 1,430円 |
3級 | 88+80ページ | 1,265円 |
定価は旺文社の商品ページの表示で、2026年10月11日現在です。新形式の2回分をPCで通して練習する人は、表紙に受ける級と「改訂版」がある1冊を選びます。
PCの用意と今ある模試の使い道を先に決める
改訂版のWeb模試にはWindowsかMacのPCが要ります。スマホやiPadなどのタブレットは使えません。MacではChrome、WindowsではChromeかEdgeの最新版を使います。
手持ちの新装版にも、出たときにはWeb模試が付いていました。使えるかを試すときは、手元の本にあるWeb模試の案内から開きます。旧版の模試が今の形に変わったと考えず、紙の問題と今の作文を分けて用意するのが安全です。
中1の子が準2級改訂版を使った
本はパスワードを見る用途が中心だったが、初回の操作にまごついたので買ってよかったと振り返る。
個人ブログの要約
娘が準1級新装版を使った
PCで模試を練習し、作文は別のアプリも使った。単語を覚えるための本も併用していた。
2024年の合格体験記の要約
これから中古の新装版を買う人は無料の作文だけで差額を比べると迷います。古い模試を使う準備に加えて、今の形で別に練習する手間もかかるからです。はじめて買ってPCで通すのが目的なら、受ける級の改訂版を選ぶほうが早いでしょう。
操作だけを練習したい人は協会の無料体験版から始められます。話す問題は3級、ほかは準2級で、録音には対応していません。受ける級の模試として使うものと、画面の動きを知るものを分けて選びます。
迷ったら無料の作文を先に解く
私なら、買い直す前に無料の作文を解き、答えの例で直せるかを試します。書き忘れや話題の抜けを見つけて直せる人は旧版を続ける方法で十分です。
書いた答えがうまくできたか分からないときは、学校の先生などに、書いた文と問題を並べて見てもらえます。答えの例と同じ文になったかより、伝えるべきことが書けたかを聞くのが大事です。
新形式の2回分をPCで通して練習する人には、改訂版の模試が合います。税込定価は準1級1,760円、2級1,540円、準2級1,430円、3級1,265円です(旺文社、2026年10月11日)。
- 受ける級の無料の作文を解く上の旺文社のサンプル問題を開き、答えの例とあなたの答えを比べるまず1題
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 読む問題と要約・意見を書く問題を、今の形でまとめて解きたい人。
- 確認すること
- WindowsかMacのPCを用意します。作文と話す問題は自分の答えを保存して復習します。要約は指定の語数で書きます。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・本冊88・別冊96ページ
- Web模試
- 新形式の2回分。Windows・MacのPC用
- 向く人
- 読む問題と要約・意見を書く問題を、今の形でまとめて解きたい人。
- 確認すること
- WindowsかMacのPCを用意します。作文と話す問題は自分の答えを保存して復習します。要約は指定の語数で書きます。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・本冊88・別冊88ページ
- Web模試
- 新形式の2回分。Windows・MacのPC用
- 向く人
- Eメールの返信と意見を書く問題を、読む問題と一緒に解きたい人。
- 確認すること
- WindowsかMacのPCを用意します。Eメールでは相手の質問に答え、自分からも質問を書きます。作文は自分の答えを保存して復習します。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・本冊80・別冊80ページ
- Web模試
- 新形式の2回分。Windows・MacのPC用
- 向く人
- Eメールの返信と意見を書く問題を、読む問題と一緒に解きたい人。
- 確認すること
- WindowsかMacのPCを用意します。Eメールでは相手の質問に答えます。作文は自分の答えを保存して復習します。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・本冊88・別冊80ページ
- Web模試
- 新形式の2回分。Windows・MacのPC用
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