要点
- マーク練習だけなら付録・無料用紙。迷ったら、問題集の付録から。手持ちのノートで振り返りも残せるなら買い足さない
- 振り返りを答案と一緒に残したいなら赤本ノートプラス(共通テスト用)。各ページに60問分のマーク欄と分析欄があり、60ページで税込363円(2026年10月1日)
- 2026年度本試験の必要欄数は数学I・Aが88欄、情報Iが60欄。無料用紙は欄数だけでなく、解答記号・選択肢・大問の区切りまで合わせる
ノートに選択肢番号だけを書いている高3は、マーク練習だけなら付録・無料用紙を選びます。無料用紙で本番に備えられるか不安で迷ったら、問題集の付録から使います。振り返りを答案と一緒に残したいなら、60ページに分析欄がある赤本ノートプラスです。

マーク練習だけなら付録・無料用紙。記録を一緒に残すならノート
買う理由は、塗る練習に加えて振り返りを同じページに残すことです。 手持ちのノートに日付・得点・間違えた理由を書けているなら、付録や無料用紙で足ります。番号を書く練習と、実際に欄を塗る練習は分けて進めます。
2024年9月の知恵袋には、共通テスト模試の英語で、終了の合図と同時に1個ずつマークがずれていたと気づいた人の相談があります。家の演習でも、塗る時間を含めて解き、問題冊子と答案の番号を行き来する練習を入れます。
選ぶときの差 | 付録・無料用紙 | 赤本ノートプラス(共通テスト用) |
|---|---|---|
答案の形式 | 問題に対応する付録を優先。無料PDFは科目・年度・必要な欄に合わせて選ぶ | 各ページに60問分のマーク欄。数学などは複数ページを使う |
振り返りを残す場所 | 余白か手持ちのノート。記録する項目を自分で決める | 各ページの下段に分析欄がある |
用意する費用 | PDF代0円でも、紙・インク・印刷代はかかる | 本体363円(税込)。通販の送料は別 |
振り返りを答案と一緒に残したいなら、各ページに分析欄がある赤本ノートプラス(共通テスト用)を選びます。B5判・30枚(60ページ)、定価363円(税込、教学社、2026年10月1日)です。表紙の「赤本ノート+」「共通テスト用」で、二次・私大用と見分けます。
無料用紙は、科目名より解答欄の数と記号で選ぶ
最初に使うのは、今の問題集に付いている解答用紙です。 問題集の付録や、その本の出版社が配る同じ年度・科目の用紙なら、問題と対応を取りやすくなります。付録があるかは、巻末・別冊・本に書かれたダウンロード先を探します。
付録がないときは、個人noteで直接開ける無料PDFを使えます。2025年12月30日の配布ページに、国語・英語、数学、情報などのファイルがあります。作者は本番と形式が異なる練習用と説明しており、全科目を一律に勧める用紙にはしません。
次の表は大学入試センターの2026年度本試験の正解表から、塗る欄を1つずつ数えたものです(2026年10月1日)。たとえば2桁の答えをア・イの2欄に書く問題は、設問1つでも2欄と数えます。2027年度の欄数を予測する表ではなく、2026年度の過去問を解くときの表です。
2026年度の科目 | 必要な解答欄 | 上の無料PDFでの使い方 |
|---|---|---|
国語 | 37欄(1〜37) | 国語・英語用の1〜56欄を使う |
英語リーディング | 44欄(1〜44) | 同じ用紙の1〜56欄を使う。複数の欄を使う設問も番号で合わせる |
英語リスニング | 37欄(1〜37) | 同じ用紙を別に1枚用意し、設問ごとに塗る |
数学I・A | 88欄(大問別に29・21・15・23欄) | 数学用の第1面と第2面を使う。第2面の最初の大問番号に4と書く |
数学II・B・C | 選ぶ3問によって87〜94欄 | 第1面の1〜3、第2面に選んだ4〜7のうち3問の番号を書く |
情報I | 60欄(大問別に15・17・15・13欄) | 情報用PDFは第1・2問の欄のみ。第3・4問もある付録や対応用紙を選ぶ |
国語・英語用は1ページ56欄、選択肢1〜9です。数学用は2ページで、大問1〜3の欄と、番号が空欄の3つの大問の欄が続きます。情報用は2ページありますが、2ページ目に第3・4問の解答欄が見当たりませんでした。
地理歴史・公民、理科は、ここにない科目を国語・英語用で済ませる前に、問題に必要な欄と選択科目の記入欄を見ます。大学入試センターの2026年度の様式では、地理歴史・公民と理科に解答科目・出題範囲の欄があります。本番の配置を練習するなら、科目別の付録を優先します。
数学は大問ごと、情報Iは英字までそろえる
同じ60欄でも、使う記号が違えば別の用紙を選びます。 数学の解答記号は大問が変わるたびにアから始まるため、1〜60の連番の紙に移し替えると、大問と欄の対応を自分で作ることになります。
数学I・Aの88欄は、ノートの1ページ60欄を28欄上回ります。欄数だけでも最低2ページが必要です。数学II・B・Cは、公式の正解表のとおり第1〜3問が必答、第4〜7問のうち3問を解答するので、選んだ問題番号を用紙に残します。
情報Iでは、同じ正解表の第1問エの正解が英字のeです。数字の0〜9だけのマーク欄では、この欄を塗れません。情報用の無料PDFは英字a〜fを持っていますが、1回分の大問すべての欄がそろう用紙が必要です。
Marksheet Labの無料サンプルは、17択×60問のA4片面1ページです。数字・英字・マイナスに対応し、全科目向けと説明されています(2026年10月1日)。ただし大問2つ・各30問の汎用形式なので、数学I・Aの88欄を1ページには収められません。0円でも取得には注文手続きが必要です。
付録がなく、無料PDFを使うときは、印刷前に次の3点を問題と並べます。
- 最後の解答番号までの欄があるか。 数学・情報は大問ごとのア・イなどを数えます。
- 選択肢が全部あるか。 0、マイナス、英字など、問題が使う記号を見ます。
- 大問の区切りと選んだ問題番号が合うか。 数学II・B・Cは解く3問の番号を先に書きます。
これで分かるのは、問題の答えを対応する欄に書けるかです。本番の紙質、欄の大きさ、採点機での読み取りは、この3点では測れません。本番の配置を試す日は、問題の年度・科目に合う付録を選び、解答欄の配置を大学入試センターの2026年度の様式と比べます。
363円のノートは、1回2ページなら30回分の試算
ノート1冊の本体代は363円、使えるのは60ページです。 教学社の公式値(2026年10月1日)から、1回に使うページ数で計算すると次のようになります。
1回に使うページ数の仮定 | 1冊で解く回数 | 1回あたりの本体代 |
|---|---|---|
1ページ | 60回 | 約6円 |
2ページ | 30回 | 約12円 |
363÷60は約6円、363÷30は約12円です。これはページを全部使う仮定で、すべての科目が1〜2ページに収まるという意味ではありません。大問を区切って使う場合や、計算・復習を書き足す場合は、回数が減ります。
無料PDFも印刷代はかかります。両面にするか、片面2枚にするかを決めたうえで、1回分の印刷代=必要な印刷面数×1面の単価で比べます。家で刷る場合も紙とインクを使い、通販でノートを買う場合は送料が加わるので、0円と363円だけの比較にはしません。
たとえば11月1日〜12月20日に、週3回・1回2ページで演習すると仮定します。7週間と1日なので約21〜22回、42〜44ページです。60ページのノート1冊に収まる計画ですが、これは演習日を決めるための例です。印刷代が安く、手持ちのノートに記録できるなら、無料用紙を使います。
分析欄を埋める前に、次の演習で直すことを1つ書く
分析欄があるノートを買っても、書く習慣がなければ欄が余ります。 2016年6月の保護者の記録には、裏紙の答案に日付や科目を残さず、後から振り返れなかったという後悔があります。一方、購入したノートの分析欄を娘がほとんど書かなかったとも述べています。センター試験期の旧商品への感想ですが、今選ぶときも、記録欄を使うかが分かれ目です。
2021年11月の知恵袋には、第一志望の過去問を4回分解き、解答をノートに書いて解説を読むだけで終えていた人の相談があります。後で同じ間違いを見直せる記録を残すなら、無料用紙の余白か手持ちのノートに、まず次の項目を書きます。
残す項目 | 記入する内容の例 |
|---|---|
問題と日付 | 2026年度本試験・英語リーディング、11月1日 |
得点と時間 | 得点、解く・塗る・見直すところまでの所要時間 |
次に直すこと1つ | 解答欄を飛ばした位置、読み切れなかった大問、復習する問題番号など |
次の演習の結果 | 前に書いたことを実行できたか |
例の得点・時間は自分の実測値を入れます。全部の欄をきれいに埋めるより、次の演習の前に読める短い記録にします。
武田塾博多本校も、大問ごとの時間と、間違えた理由・具体的な復習を残すよう勧め、普通のノートで代用できるとしています(2023年12月)。私なら、この記録が手持ちで続く人は付録・無料用紙、振り返りを答案と一緒に残したいなら赤本ノートプラスを選びます。用紙を替えるだけで得点が伸びるという約束はなく、残した課題を次の演習で直すために使います。
次に解く1回分の問題と付録を並べる
2027年の本試験は1月16日・17日です(大学入試センター、2026年10月1日)。2026年度の欄数表は過去問用として使い、2027年度向けの予想問題は、その問題の付録と組み合わせます。
マーク練習に使う鉛筆は、共通テスト用の鉛筆の選び方で、規定に合う手持ちから選べます。
振り返りを答案と一緒に残したいなら、買うのは赤本ノートプラス(共通テスト用)1冊です。各ページの下段に記録を続ける形で、定価363円(税込、教学社、2026年10月1日)。通販では送料を含む支払総額で比べます。
迷ったら、問題集の付録から。今日、次に解く1回分の問題と付録の解答用紙を並べます。付録がなければ、上の科目別の表から必要な欄がそろう無料用紙を選び、1回分だけ印刷します。
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