要点
- 出題形式を知りたいなら日商公式の無料サンプル。第1問・第2問(1)・第2問(2)・第3問が各5本で、正答・配点・解説は付いていない。
- 紙の通し模試を8回まとめて用意したいならネットスクールの2026年度版。60分×8回=演習8時間、復習を各60分取るなら計16時間。
- 迷ったら解説付きの無料模試を1回解く。簿記ナビ模試は紙で解ける2回分があり、間違いを直してから買い足すか決める。
出題形式を知りたいなら日商公式の無料サンプル、紙の通し模試を8回まとめて用意したいならネットスクールの2026年度版を選びます。無料サンプルは設問別の配布で正答・解説がなく、8回模試なら解答・解説と60分×8回=8時間の演習をまとめて用意できます。無料だけで足りるか不安なら、迷ったら解説付きの無料模試を1回解きます。

2026年11月15日は、日商簿記の第174回統一試験です。3級は60分、合格基準は70%以上です(2026年9月30日)。申込期間は地域ごとに異なるので、受験する商工会議所の案内を先に見ておきます。
公式サンプルは自分で5組作れる。採点と復習は別に用意する
出題形式を知りたいなら、日商公式の無料サンプルで足ります。配布ページには、次の4種類が各5本あります(2026年9月30日)。第2問は(1)と(2)の2つに分かれています。
組み合わせる部分 | 配布本数 | サンプル5の問題用紙 |
|---|---|---|
第1問 | 5本 | 2ページ。仕訳15問 |
第2問(1) | 5本 | 1ページ。利息の勘定記入 |
第2問(2) | 5本 | 1ページ。固定資産台帳と売却損益 |
第3問 | 5本 | 1ページ。決算整理から財務諸表を作成 |
たとえばサンプル5の4種類をそろえれば、問題用紙は計5ページです。対応する答案用紙も計5ページあり、60分を測って続けて解けます。同じ番号の4種類を1組と数えるなら、自分で組み立てる練習用の5組を作れます。
ただし、公式が配布しているのは設問別の問題と空欄の答案用紙です。サンプル5の8ファイルに、正答・配点・解説は載っていません。時計で分かるのは、どこまで解けて、どこで時間を使ったかです。
解けた欄の数だけで、70点に届いたとは判断できません。採点して間違いを直すには、解答・解説付きの模試を使います。公式サンプルは、今の出題形式を知り、苦手な設問を単独で練習する役割に向いています。
紙の通し模試を8回まとめて用意したいなら、ネットスクールの2026年度版
ネットスクールの『日商簿記検定 模擬試験問題集3級 2026年度版』は、問題・答案用紙と解答・解説を1冊にそろえられる本です。出版社の案内では、基本問題編、本試験レベルの問題にチャレンジ編、模擬試験8回分の順に進みます。A4判・200ページで、統一試験とネット試験の両方に対応しています。
紙の通し模試を8回まとめて用意したいなら、この本を選びます。税込定価は1,100円(2026年9月30日の出版社表示)です。購入先では、表紙の「2026年度版」「3級」「模試8回」を見ます。
問題・答案用紙は取り外して使います。出版社の無料答案用紙PDFは32ページあり、1回分は4ページです。最初の1〜4ページには、第1問45点、第2問20点、第3問35点の記入欄が並びます。
このPDFは解き直し用の用紙で、問題と解説は本で読む形です。解説本文の試し読みは商品ページに見つからなかったため、詳しさを見たい人は書店で解答・解説の節を開くと選びやすくなります。
購入者特典にはネット模試5回分もありますが、紙で受ける人の演習量は紙の8回分で数えます。画面への入力より、紙の問題・答案用紙・電卓を並べて、60分で解く練習を優先します。
無料で採点したいなら、まず簿記ナビ模試を1回解く
無料にも、問題・解答・解説がそろった模試があります。簿記ナビ模試は、2026年度の試験に対応する紙の模試2回分を登録なしで配布しています。問題・答案用紙・解答はPDF、詳しい解説はWebで読めます(2026年9月30日)。
第1回の全セットは10ページで、内訳は問題4ページ・答案4ページ・解答2ページです。第2回は11ページで、問題4ページ・答案4ページ・解答3ページ。解答のページは演習前に伏せ、終わってから第3問の詳しい解説などを読みます。
私なら、迷ったら解説付きの無料模試を1回解きます。2回分で間違いを復習し、手元の教材にもまだ解いていない紙の模試があるなら、その教材を先に使います。8回模試に払う1,100円は、無料では練習できないから払うお金ではなく、8回分を探し分けずに1冊で進めるためのお金です。
紙の模試を8回とも解くと、演習だけで8時間かかります。復習時間も取れる人には、まとまった1冊が使いやすい。今週は1回しか解けそうにないなら、まず無料の1回分を終えてから増やします。
第3問で時間を使うなら、初見の点数と解き直しを分ける
初めて解く模試で時間を測り、解き直しでは間違えた処理を直します。この2つを分けると、答えを覚えて速くなったのか、別の問題にも対応できるのかが見えやすくなります。
育休中に3級を受け、初受験64点から再受験84点で合格した人は、問題集の初見模試3回分が役立ったと書いています(2025年10月)。再受験前にも模試で69点となり、メモの書き方や見直しを工夫していました。必要なのは8回すべての消化より、失点した理由を次の1回で減らすことです。
工業分野を専攻・仕事にしてきた初学者のnoteには、模試で71点を取った後、本番は65点だったという記録があります(2025年5月)。第3問を4回分ほど追加演習し、公式サンプルも解いて、1週間後の再受験は89点でした。第3問のパターンが足りなかった人には、同じ模試の周回に加えて、別の出題形式を解く意味があります。
反対に、参考書を買わず無料模試の弱点を復習して合格した社会人もいます(2026年8月)。有料本の購入は合格の条件ではありません。解答を読み、分からなかった処理を手元のテキストで学び直せるなら、無料模試でも復習できます。
予想問題集で一度も70点に届かず、紙の本番で100点だったという人もいます(2026年6月)。点数の上げ下げで合否を決めつけず、次の記録を残します。
- 初見か、解き直しか
- 60分での得点と、各大問を終えた時刻
- 間違えた理由が、仕訳の理解・計算・転記・時間切れのどれか
公式サンプルを使う日は、得点欄の代わりに終えた時刻と止まった処理を書きます。解答付き模試を使う日は、採点結果と解説を合わせて、次に戻るテキストの単元を1つ決めます。
8回の演習は8時間。復習を各60分取るなら4週間で計16時間
11月15日まで、9月30日から46日あります。ここでは1回60分で解き、復習にも60分取ると仮定します。復習60分は公式の指定ではなく、予定を組むための枠です。
8回×60分=演習8時間、8回×復習60分=復習8時間で、計16時間です。週2回・各2時間を取ると、4週間で一通り進められます。無料の2回分も同じ時間配分なら、演習2時間・復習2時間で計4時間です。
週 | 60分で解く日(2026年) | その週に直すこと | 演習と復習の時間 |
|---|---|---|---|
1週目 | 10月5日・8日:第1・2回 | 解き終えた時刻を記録し、時間を使った大問を探す | 計4時間 |
2週目 | 10月12日・15日:第3・4回 | 前週に間違えた仕訳や計算を、テキストに戻って直す | 計4時間 |
3週目 | 10月19日・22日:第5・6回 | 転記・計算のミスが減ったか、初見の問題で見る | 計4時間 |
4週目 | 10月26日・29日:第7・8回 | 第3問まで進み、見直しに使えた時間を残す | 計4時間 |
10月29日に8回を終えれば、11月15日まで17日あります。11月は間違えた大問を解き直す時間に使えます。復習に60分以上かかった回は、次の模試を遅らせて、その処理を理解する方を優先します。
出版社も、基本テキスト・問題集で知識を身につけた後の総仕上げとして、この本を案内しています。仕訳や決算整理の説明自体が分からないなら、簿記3級の基本テキストの選び方から戻ります。上の16時間は、基礎学習を終えた後の演習と復習の計画です。
今日の1回を決め、8回分が必要なら1冊にそろえる
紙の通し模試を8回まとめて用意したいなら、取り外し式の問題・答案用紙と解答・解説がそろうネットスクールの2026年度版を選びます。税込定価は1,100円(2026年9月30日の出版社表示)です。
迷ったら解説付きの無料模試を1回解きます。今日、簿記ナビ模試の第1回の問題と答案用紙を印刷し、60分を測って解いた後に、最も時間を使った大問の解説を読みます。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 基本テキストを一通り終え、紙の問題・答案用紙と解答・解説を1冊にそろえて、演習と復習を進めたい人。
- 確認すること
- 表紙の「2026年度版」「3級」「模試8回」で選びます。問題・答案用紙を外して使い、復習も各60分取るなら計16時間を予定に入れます。
書籍の仕様を見る
- 税込定価
- 1,100円(2026年9月30日の出版社表示)
- 判型・ページ数
- A4判・200ページ
- 紙の模擬試験
- 8回分・取り外し式の問題と答案用紙
- 奥付日付
- 2026年2月21日
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