要点
- 寒い部屋で乾かず、電気代と発熱を受け入れられる人はF-YZX60B-Hを選びます。乾燥剤で水分を取るデシカント式です
- 今の機種で乾き、室温を保てる人は使い続けます。L/日は一定の温度・湿度で取れる水の量で、冬の乾燥時間とは別です
- 迷ったら部屋の温度と運転モードを見ます。F-YZX60Bの衣類乾燥は標準295W、速乾465W。電気代と発熱が気になる人は暖かい部屋で手持ちを試します

冬の寒い部屋でタオルが乾かず、電気代と発熱を受け入れられる人はF-YZX60B-Hを選びます。空気を冷やす方式は低温で水を取りにくい一方、この機種は乾燥剤に水分を吸わせ、ヒーターで取り出すからです。迷ったら部屋の温度と運転モードを見て、今の機種で乾き、室温を保てる人は使い続けます。

寒い部屋では乾燥剤で水分を取る方式が向く
寒い部屋で水がたまりにくい一因は空気を冷やして水を取る仕組みです。 このタイプをコンプレッサー式と呼びます。冷たいコップの外側に水滴が付くように、機械の中で空気を冷やして水滴を集める仕組みです。
暖かく湿った部屋では水分をたくさん集められます。一方、もともと寒い部屋では除湿する力が落ちやすい。冬になってタンクの水が減ったときはまず部屋が寒くなっていないかを見ます。
寒い部屋では冷やす部分に霜が付きやすくなります。霜をとかしている間は水分を取れません。この待ち時間も冬に乾きにくくなる理由です。
デシカント式ではまず乾燥剤に空気中の水分を吸わせます。その乾燥剤をヒーターで温め、水分を取り出してから水滴にして集める仕組み。寒い部屋でも水分を取りやすいのはこのヒーターを使うからです。
ただし、ヒーターに電気を使い、部屋にも熱が出ます。寒さに強いことと電気代が低いことは別の話。暖房のない部屋で乾かしたい人に向く一方、人が長く過ごす暖かい部屋では暑さをどう感じるかも選ぶ条件です。
なお、コンプレッサー式でも部屋に温風を戻します。空気を冷やすのは機械の中だけで、乾いた空気を温めて部屋に戻す仕組みです。方式を選ぶときは部屋が暖まる度合いも含めて考えます。
今の機種で乾く人はそのまま使う
水が少ないことと、洗濯物が乾かないことは分けて見ます。空気がすでに乾いていると、水は集まりにくくなるためです。タオルや厚手の服まで使いたい時刻に乾いていれば、今の機種で足ります。
迷ったときに見るのは部屋の温度と運転モードです。 本体の型番でメーカーの説明書を開くと、除湿方式と使える温度が分かります。部屋の湿気を抑える「自動」と、服を乾かす「衣類乾燥」も区別しましょう。
たとえばF-YZX60Bの自動除湿は部屋の湿度に合わせて運転を調整します。洗濯物を乾かす目的では衣類乾燥を選ぶほうが合っています。手持ちでも服がまだ湿っているのに風だけ出ているときは設定を見直すところです。
フィルターのほこりを取り、服の間をあけて、風が全体に届くように干します。暖房のある部屋へ移せる人はそこで手持ちを試します。欲しい時刻に乾いていれば、買い替えは要りません。
この試し方で分かるのは自分の洗濯物が欲しい時刻までに乾くかどうか。機械の故障を見分ける試験ではありません。焦げたにおいや異常な音、水漏れがあるときは使用を止め、電源プラグを抜きます。
L/日より室温別の乾燥時間を見る
商品に書かれたL/日は決まった条件で一日に取れる水の量です。F-YZX60Bでは一定の温度と湿度を保って測ります。寒い部屋でタオルが乾くまでの時間とは測っているものが違います。
F-YZX60Bの公称値 | 測った条件 |
|---|---|
除湿量:5.4L/日・5.6L/日 | 室温20℃、湿度60%。順に50Hz・60Hz |
衣類乾燥・速乾:約108分 | 室温20℃、湿度70% |
衣類乾燥・速乾:約135分 | 室温10℃、湿度70% |
乾燥時間の試験は約2kgの衣類を干した場合です。部屋は6畳相当で、電源は60Hz。干し方や風向もそろえたメーカーの試験値で、家でかかる時間は衣類の量や素材でも変わります。
ここから分かるのはデシカント式でも冬は乾くまでに時間がかかること。寒さに強くても寒い時期は少し長めに見ておく必要があるのです。大きなL/日の数字より、自分が使う室温に近い試験と衣類の量を見るほうが役に立ちます。
F-YZX60Bの電気代はモードと時間で変わる
時間に余裕があれば標準、早く乾かしたい日は速乾を使います。 消費電力は動かすために使う電気の大きさのことです。F-YZX60Bでは次の違いがあります。
衣類乾燥のモード | 消費電力 | 同じ電力で4時間動かす試算 |
|---|---|---|
標準 | 295W | 約37円 |
速乾 | 465W | 約58円 |
電気の単価を1kWhあたり31円として計算しました。4時間は計算の例として置いた長さで、乾燥時間の予測とは分けて読みます。自動停止や送風への切り替えを含めた電気代はこの計算と変わります。
速乾465Wで、毎日4時間、30日動かし続けると仮定。単価は31円/kWh。暖房の電気代と本体代は含まない。実際は乾燥後の自動停止などで変わる。
乾くまでで比べたメーカーの試験でも少ない電気で済むのは標準のほうです。速乾は電気代より乾くまでの短さを優先するモードと考えます。
暖房の電気代まで含めた、手持ちとの費用の差は測っていません。すでに暖めている部屋を使える人はまずそこで手持ちを試すのが私の答え。私なら、水が増えるかより、服を着たい時刻に乾くかを見ます。
寒い部屋で乾かず電気代と発熱を受け入れられる人に
手持ちに冬モードやヒーターが付いている人は、買う前にその設定で試します。寒い部屋でも乾くようになれば、今の機種で十分です。
夏も毎日使う人は部屋が暑くなりすぎないかも選ぶ条件に入れます。
F-YZX60Bで使える室温は約1〜40℃です。氷点下になる場所は使う範囲から外れます。
F-YZX60Bのタンクは約2Lで、満水になると止まります。寝る前や出かける前に使うときは水を空にしておくのが先。音についてもデシカント式だから静かと決めず、使うモードで考えます。
雪国でコンプレッサー式からF-YZX60Bへ買い替え
低温でも衣類が乾く一方、音はうるさめと感じた。
Yahoo!ショッピングの利用記録の要約
旧機種の故障でF-YZX60Bへ買い替え
夜に干して朝には乾くが、以前より音が大きく感じた。
Yahoo!ショッピングの利用記録の要約
寝室で音を抑えることまで重視する人は衣類乾燥の速さと両立できるかが分かれ目です。買い替えの理由は寒い部屋で乾かしたいことに置きます。
寒い部屋で乾かず、電気代と発熱を受け入れられる人はF-YZX60B-Hの購入先で価格と保証を見ます。45,380円(税込)は購入先の確認日の表示です(2026年10月10日)。Amazonの購入先では家電量販店のビックSMMストアが販売しています。
迷ったら部屋の温度と運転モードを見る
F-YZX60Bの無料の取扱説明書は使える温度や干し方を調べられる資料です。手持ちの説明書も同じ順で開けば、買う前に変えられることが分かります。
- 部屋の温度と運転モードを見る手持ちの説明書で使える温度と衣類乾燥の設定を読む干す前
- 手持ちで乾くか試す服の間をあけ、風を当て、欲しい時刻までに乾くか試す。暖かい部屋へ移せる人はそこで試す次の洗濯
- 買い替える条件を決める寒い部屋で乾かず、電気代と発熱を受け入れられる人はF-YZX60B-Hを選ぶ手持ちで試した後
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 冬の寒い部屋でタオルが乾かず、電気代と発熱を受け入れられる人。乾燥剤で水分を取るデシカント式です。標準295W、速乾465Wの電力を使います。
- 確認すること
- 運転中は部屋が暖まります。タンクは約2Lで満水になると止まるため、干す前に水を捨てます。Amazon直販ではなく、家電量販店のビックSMMストアが販売(2026年10月10日の表示)。注文時の販売元、保証、返品条件を見ます。
仕様・利用条件を見る
- 除湿方式
- デシカント方式(ゼオライト方式)
- 衣類乾燥の消費電力
- 標準295W・速乾465W(50Hz・60Hz共通)
- 大きさ・重さ
- 高さ45.9×幅17.8(脚部+1.2)×奥行35.7cm・6.0kg
- タンク
- 約2.0L。満水で自動停止
- 購入先
- Amazon直販ではなく、ビックSMMストア販売(2026年10月10日の表示)
記事の誤りや古い情報は、訂正・お問い合わせフォームからお知らせください。