要点
- スマホ撮影が認められ、写真規定をすべて満たせるならスマホで用意する。手持ちと無料の機能で足りれば追加0円
- 自宅で規定を満たせず、データの調整は自分でできるなら証明写真機。撮影やデータの調整を任せたいなら写真館
- 迷ったら先に2027年度の募集要項を開く。撮影期限は芝浦・湘南工科の例が3か月、京都産業の例が4か月。加工・容量・再提出も大学別に見る
スマホ撮影が認められ、写真規定をすべて満たせるなら、11月の推薦出願の写真はスマホで用意します。手持ちと無料の機能で足りれば追加0円で、迷ったら先に2027年度の募集要項を開きます。写真の不備で出願が止まる不安を減らすには、撮影日・顔や背景の見え方・ファイル条件を大学の規定と比べます。

まず無料で読むのは、志望校の2027年度・受ける入試方式の写真規定です。 同じ大学の大学院や、前年度の要項を使わず、写真データの案内まで読みます。学校でもらったデータが全条件を満たすなら、その写真を使えば撮り直し代もかかりません。
スマホで足りるかは、志望校の2027年度の写真規定で決まる
スマホ撮影を認める大学があります。芝浦工業大学のネット出願ガイダンスは、規格を満たせばスマートフォン等で撮った写真も使えると明記しています。写真館で撮ることを、全員の出願条件にはしていません(2026年10月1日)。
ただし、スマホで撮ることと、顔や背景を加工することは別です。湘南工科大学の2027年度一般公募推薦要項は、アプリ等で顔を加工した写真を不適切な例に挙げています。京都産業大学の2027年度要項は、出願サイト以外で加工・補正した写真を認めていません。アプリ名だけで可否を決めず、どの操作をするかを規定に合わせます(いずれも2026年10月1日)。
2027年度の入試方式 | 撮影期限 | 容量・大きさ | 加工と再提出で気を付ける点 |
|---|---|---|---|
出願前3か月以内 | ガイダンスは100KB以上5MB以下。選抜ページの推奨はVGA(640×480) | ガイダンスは顔・背景の影や眼鏡の反射を不適切な例に挙げる | |
出願の3か月以内 | 100KB以上3MB以下、縦横比4対3 | 顔の加工は不適切。切り抜き範囲・回転・拡大・縮小は出願画面でできる。否認時は撮り直して再登録 | |
出願前4か月以内 | 10MB以内 | 出願サイト以外の加工・補正は不可。求められた再提出は出願期間内に行う。受理後は変更不可 |
形式はいずれもJPEGです。表は2026年10月1日の公式表示で、芝浦は選抜ページと出願ガイダンス、湘南工科は冊子6・8ページ、京都産業は55ページを使っています。容量の上限も撮影期限も違うので、1校で使えた設定を併願校へそのまま当てはめるより、大学ごとに1行ずつ残す方が確実です。
写真館の記事には、スマホは角度や照明に失敗しやすいのでプロに任せる方が安心、という見方があります。スタジオインディの撮影場所の解説もその立場です。その不安に対しては、家で撮った完成写真を、大学が示す不適切な例と比べます。
顔や背景の影が残るなら、撮影環境を変える価値があります。すべての条件を満たす写真を用意できるなら、追加料金を払う理由は写りへの好みです。私なら、まず提出に必要な条件をそろえ、写真館の費用は自分で整えられない部分に使います。
手持ち写真は撮影日から、スマホ写真は顔・背景・ファイルまで見る
手元の写真を新しく提出するときは、出願する日から撮影日までの期間を、志望校の撮影期限と比べます。 撮影日が分からないときは、学校や撮影店に日付を聞きます。データを受け取った日や焼き増しした日では、写真の撮影期限は延びません。
たとえば2026年4月の学校写真を11月に使うと、約7か月前の撮影です。上の3校の例はいずれも期限を超えます。一方、10月に撮った写真を同年11月の推薦出願に使えば約1か月前です。これは日付の例で、服装・加工・画質などの条件も満たすことが前提です。
2026年1月の知恵袋には、9月中旬に撮った写真を10月の推薦で使い、1月の一般出願でも使ってしまった受験生の相談があります。撮影後の3か月以内という条件に気付き、第一志望の出願を心配していました。別の大学へ新しく写真を提出するなら、その出願日を基準に撮影期限を数え直します。
一方、京都産業大学の2027年度要項55ページでは、同年度の公募推薦・一般選抜・共通テスト利用入試で2度目以降に出願すると、提出済みの出願書類を流用し、その写真の再提出は不要です。受理された写真データも変更できません(2026年10月1日)。総合型選抜など、この3方式以外で提出した書類は流用できません。
家で撮るときは、次の順で見ます。
- 撮影方法と加工の可否を読む。 スマホ撮影が不可なら証明写真機か写真館へ進みます。記載だけでは読み取れない場合は、入試窓口にスマホ撮影と予定している操作を伝えて質問します。
- 元の写真で顔・背景を整える。 無地の壁を背に、正面・上半身・脱帽で撮ります。手持ちのスマホを使い、家族に撮ってもらう方法もあります。背景を消す加工に頼る前に、物の写り込み・影・眼鏡の反射を撮り直しで減らします。
- 保存したファイルを規定と比べる。 JPEGという形式、容量、画素数や縦横比を別々に見ます。元の形式がHEICなどなら、拡張子を変えるだけでなく、JPEG形式で保存します。調整の方法は、大学が認める操作と出願画面の案内に合わせます。
顔の見え方は、京都産業大学の要項55ページの適切・不適切な写真例を開くと比べやすくなります。頭が切れる、髪が目にかかる、眼鏡に光が反射する、ピントが合わない、紙の写真をスマホで撮り直す、という例が並んでいます。自分の大学の要項にも見本があれば、そちらを先に使います。
2024年1月の知恵袋には、アプリで撮った写真を使って問題なかったという人がいる一方、質問者は合成したような背景を心配しています。回答者の大学やアプリは書かれていません。2027年度の提出には、自分が受ける大学の規定を使うのが答えです。
この手順で分かるのは、手元の写真に規定から外れる点があるかです。大学が受理する最終判断は大学が行います。顔の比率や明るさに独自の点数を付けて合格扱いにせず、募集要項にある寸法・容量と写真例を使います。
自宅で規定を満たせず、データの調整は自分でできるなら証明写真機。撮影やデータの調整を任せたいなら写真館
自宅で規定を満たせず、データの調整は自分でできるなら証明写真機を選びます。 スマホ撮影が認められない場合も、この分岐で考えます。選ぶのは、紙だけでなく撮影データを受け取れる機械です。
DNPのKi-Re-i Withスマホは、撮影したデータをJPEGでスマホへ保存できます。ID VOXの公式案内では、データ取得への対応は設置先で異なり、撮影時にアップロードを選ぶ手順があります。撮る前に使う機械のデータメニューを選び、大学が認める通常の写真を用意します(2026年10月1日)。
写真機の撮影代は、その場所の通常撮影とデータ取得を含む金額で見ます。利用する機械の表示額と、下の店頭撮影の総額を比べます。美肌・小顔・背景変更付きの高いメニューを、出願に必須の費用として足す必要はありません。
撮影やデータの調整を任せたいなら写真館を選びます。 顔や背景の影を自宅で減らせない人、JPEG・容量・比率を自分で扱うのが難しい人が、お金をかける先です。スマホ撮影が認められていても、これらに手間取るなら任せる方が進めやすくなります。
費用の一例は、カメラのキタムラの合計3,680円(税込)です。公式料金表のスタンダード2,480円に、WEB申請用データ1,200円を足した金額です(2026年10月1日)。一部店舗は料金が異なります。
必要な作業 | 費用の例 | 含むもの・別になるもの |
|---|---|---|
規定を満たす手持ちデータ、または手持ちスマホと無料の機能で用意 | 追加0円 | 写真の用意だけ。受験料や出願書類の印刷・郵送は別 |
キタムラのスタンダードで撮り、データの規格調整も頼む | 合計3,680円(税込) | 撮影2,480円+WEB申請用データ1,200円。交通費や追加オプションは別 |
スタンダードはプリントかデータを選ぶプランです。自分で必要な規格に整えられるなら、2,480円のデータ受取で始められます。3,680円は調整まで頼む場合の費用例で、全員に必要な最低料金ではありません。
キタムラの受験向け案内は、画素数や容量の指定に合わせたデータ調整に対応しています。一方、受験応援パックには顔のレタッチも含まれます。大学が顔加工や外部での補正を禁止しているなら、その規定を店に見せ、顔のレタッチとデータの規格調整を分けて注文します。京都産業大学のように外部加工を認めない大学では、規格調整も含め、許される操作を大学の案内に合わせます。
店で伝える内容は、大学・入試方式、写真規定、紙かデータか、必要な形式と容量、受け取る日です。見積もりは撮影とデータの受取・調整を合わせた金額で比べます。写真だけのために、照明・カメラ・三脚を新しく買う前に、撮影サービスの総額を使います。
11月の出願に備えて、写真の承認と再提出まで予定に入れる
この2校の2027年度の推薦出願は、2026年11月に始まります。芝浦の指定校推薦は11月2日10時〜6日23時59分、京都産業の公募推薦は11月1〜10日です(2026年10月1日)。写真は10月のうちに用意すると、撮り直しが必要になっても動きやすくなります。
データの用意、アップロード、大学の承認は別の段階です。 湘南工科の要項8ページは、写真の承認に時間がかかる場合があると案内しています。否認になったら撮り直し、Post@netの出願内容一覧から本学の出願内容を開いて再登録します。
京都産業の要項55ページは、不適切な写真の再提出を求める場合があると記載しています。出願期間内に再提出しなければ、出願が不成立となる場合があります。受理された写真は変更できません。提出できた画面だけで終わらず、出願サイトの状態と大学からの案内まで見ます。
2023年1月の知恵袋では、スマホ撮影が可能と分かった受験生も、影のある写真をすでに提出しており、差し替えられるかを心配していました。撮影機器が許されることだけで、写真の見え方まで解決するわけではありません。影が残った写真は、提出前に撮り直す方が手順を戻さずに済みます。
写真機を使う人はデータの受取期限も予定に入れます。Ki-Re-i Withスマホは、撮影後にアプリへダウンロードできる期限が7日間です(DNPの案内、2026年10月1日)。撮った日にスマホの写真フォルダへ保存し、大学に提出するデータを開ける状態にします。
今日、志望校の写真規定を表に書き込む
次の表は、大学ごとに埋めるためのものです。空欄は、対応が済んだ項目と区別して残します。
記入する項目 | 志望校の写真規定・自分の予定 |
|---|---|
大学・年度・入試方式 | 大学名/2027年度/推薦の方式 |
出願する日・締切 | 出願予定日/登録の最終時刻/郵送の期限 |
撮影日と期限 | 実際の撮影日/出願前何か月以内か |
撮影方法・加工 | スマホ撮影の可否/顔や背景の加工/大学の画面でできる調整 |
紙・データ | アップロードか、紙を貼って送るか。両方なら紙の寸法も記入 |
顔・背景 | 正面・脱帽・目元・輪郭・影・反射/無地・色の指定 |
ファイル | 形式/容量の下限と上限/縦横比/画素数。指定がある項目だけ転記 |
承認・再提出 | 状態を見る場所/否認時の操作/再提出期限/受理後に変更できるか |
この表は、足りない条件と次の行動を見つけるために使います。大学ごとの審査を代わりに行う表ではありません。撮影方法や加工の可否が分からない欄は、具体的な操作を大学に伝えて埋めます。
今日、志望校の2027年度の募集要項を開き、写真の撮影期限・加工・ファイル条件を上の表に書き込みます。
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