学びとスキル

Python基礎試験は第4版。関数の説明で止まるなら入門書から

Python基礎試験の主教材はPythonチュートリアル 第4版。関数の説明を読み進められるなら主教材、関数の説明で止まるならスラスラわかるPython 第2版から始めます。無料の公式解説、同じ単元の説明順、出題章との対応、受験料込みの総額で買い足すか決めます。

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要点

  1. 関数の説明を読み進められるならPythonチュートリアル 第4版。新しく買う教材は、公式の出題基準に合わせる
  2. 関数の説明で止まるならスラスラわかるPython 第2版。入力するコードと実行結果を分け、手を動かすところから始める
  3. 迷ったら無料の関数の説明から。手持ちや無料解説で理解できれば追加購入0冊。3〜5章は40問中22問だが、残りの章も学ぶ
Pythonチュートリアル 第4版の表紙
書影:オライリー・ジャパン

関数の説明を読み進められるならPythonチュートリアル 第4版

Pythonチュートリアル 第4版

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スラスラわかるPython 第2版の表紙
書影:翔泳社

関数の説明で止まるならスラスラわかるPython 第2版

スラスラわかるPython 第2版

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Python基礎試験を目指し、関数の説明を読み進められるなら『Pythonチュートリアル 第4版』を選びます。関数の説明で止まるなら、入力するコードと実行結果を分けて学べる『スラスラわかるPython 第2版』から始めます。古い版や読めない本を買って損しないか迷ったら無料の関数の説明から読み、手持ちや無料解説で理解できれば追加購入0冊です。

Python基礎試験はどの本から? 関数の説明を読み進められるならPythonチュートリアル 第4版、関数の説明で止まるならスラスラわかるPython 第2版から。迷ったら無料の関数の説明から。手持ちや無料解説で理解できれば追加購入0冊。公式の3〜5章は40問中22問で55%を占め、残りの章も学ぶ。
試験の出題章は協会、書影はオライリー・ジャパンと翔泳社。2026年10月2日

基礎試験用に新しく買うなら第4版を選ぶ

Kaupediaの判断は、試験用の主教材を第4版に合わせることです。 協会の出題基準は、2021年9月1日から第4版に対応すると明記しています。2026年10月2日時点で、認定教材のページも第4版を案内しています。

『Pythonチュートリアル 第4版』はPython 3.9.0の文書に対応した本です。本の第4版と、Python 3.9という言語の番号は別のものです。第5版を探して待つより、現在指定されている教材の目次で学ぶ範囲を決めます。

すでに第3版や別の入門書を持っている人は、すぐ買い替えなくて構いません。第3版を使って合格した体験記もあります。ただ、その人には卒論でPythonを使った経験があり、試験の全範囲が旧版で足りるという根拠にはなりません。

手持ちの関数・データ構造・例外の説明を、無料のPython 3.9公式チュートリアルで補えれば、そのまま続けます。紙の主教材で出題章をまとめて読み返したい人は第4版を買います。開発やWebアプリ作りが目的の人は、使うPythonやライブラリに合う教材を選びます。

関数の説明を読み進められるなら、出題章に沿って読める『Pythonチュートリアル 第4版』です。表紙の「第4版」で選びます。出版社の税込定価は2,420円(2026年10月2日)。

関数の説明で止まるなら、入力と出力から学ぶ入門書が先

チュートリアルで困るのは、説明文の硬さだけではありません。短いコードに複数の操作が入り、途中で変数がどう変わったかを自分で追う場面があります。

無料の公式解説4.6節は、最初の関数としてフィボナッチ数列を扱います。定義は7行で、引数、繰り返し、2つの変数の同時代入、表示まで入ります。次の8行の関数では、リストへ値を追加して返します。

一方、スラスラ第2版の公式見本は、端末を起動し、1行を入力して結果を見る順です。WindowsとmacOSの起動コマンド、入力欄、実行結果、実際の端末画面が並びます。入力する文に迷う段階なら、こちらの順で始めます。

同じ文字列の表示でも、説明の始め方が違います。

比べる場面

Python 3.9の無料公式解説

スラスラわかるPython 第2版の公式見本

printで文字を表示する

文字列をそのまま評価した表示と、printした表示の違いから、改行や特殊文字へ進む

起動コマンドを示し、文字列を表示する入力1行と出力1行を別の欄に置く

読み手が先にできること

対話モードに入力し、例の違いを見比べる

端末を開き、どこに何を入力するかを紙面からたどる

書籍第4版の翻訳紙面は比べていません。無料解説で自分の理解を試し、入門書の見本で入力の手順をたどれるかを見ます。

Python経験がある人はチュートリアルを読みやすいと感じる一方、コードに苦手意識があった人や写して動かす学習が中心だった人は、最初の通読で理解できずに困っています。私なら経験年数より、途中の動きを説明できるかで順番を決めます。

スラスラは、型とメソッド、条件分岐、リストと繰り返し、辞書を学んでから、第8章の関数、第9章の例外へ進みます。入力する場所から迷う人は、この順で基礎を補い、分かった項目から主教材へ戻ります。試験が目的なら、第10章以降を全部終えることを主教材へ移る条件にしません。

関数の説明で止まるなら、入力と実行結果から学べる『スラスラわかるPython 第2版』を先に選びます。表紙の「第2版」が対象です。翔泳社の税込定価は2,530円(2026年10月2日)。

無料の関数と例外を追えれば、手持ちの教材で続ける

迷ったら無料の関数の説明から読みます。Python 3.9公式解説の4.6節を開き、最初のfibの例を上から追います。見るのは次の3つです。

  • nはどこから渡され、繰り返しを終える条件にどう使われるか。
  • a, b = b, a+bを1回実行すると、2つの値はどう変わるか。
  • 画面へ数を表示することと、returnで値を返すことはどう違うか。

同時代入の直前がa = 1、b = 2なら、右辺は変更前の値で計算します。代入後はa = 2、b = 3です。元のfibは数を表示し、戻り値はNoneになります。出力を読むだけで終えず、この変化を説明してみます。

続いて8.3節の例外処理を読みます。整数への変換に失敗したとき、breakへ進むか、except ValueErrorへ進むかを追います。失敗時はexceptでメッセージを表示し、次の入力へ戻ります。

この手順は、解説を読むために何を補うかを探す目安です。 関数と例外だけで、試験全体の合格水準は測れません。用語や入力方法から分からなければ、手持ちの入門書の同じ項目に戻ります。

手持ちや無料解説で理解できれば追加購入0冊です。関数の説明で止まるなら、先ほどの入門書で入力と出力を対応させて学びます。1冊を終えるまで待つより、分かった項目から主教材に戻る方が、同じ範囲の読み直しを減らせます。

3〜5章は22問分。入門書と主教材の章番号を分けて使う

公式の配分では、第3章が6問、第4章が9問、第5章が7問です。合計22問で、40問の55%を占めます。最初に文法を復習する順番を立てるなら、この3章を厚くします。

主教材の出題章

公式の出題数

スラスラ第2版で先に読む項目

第3章 気楽な入門編

6問

第3章の実行、第4章の型とメソッド、第6章のリスト

第4章 制御構造ツール

9問

第5章の条件分岐、第6章の繰り返し、第8章の関数

第5章 データ構造

7問

第6章のリスト、第7章の辞書

第8章 エラーと例外

4問

第9章のエラーと例外

これは目次を対応させた表です。たとえば主教材の第5章には、タプル、集合、内包表記もあります。入門書でリストと辞書を学んだ後も、主教材の各節を読みます。

3〜5章の22問を全部取っても、合格ラインの28問には6問足りません。 残りの章を飛ばす計画にはしません。公式配分を復習の順番に使い、モジュール、標準ライブラリ、クラスなども読みます。

問題集は、答えを選んだ理由まで説明するために使う

公式問題集『徹底攻略Python 3 エンジニア認定[基礎試験]問題集』は、最初から3冊まとめて買う前提にしません。著者の説明では、主教材で学んだ初級〜中級向けです。章別98問と総仕上げ40問があり、試験の全問題・全パターンを載せた本ではありません。

問題集の総仕上げで95%を取った後に不合格だった人もいます。同じ問題を繰り返して正解を覚えることと、見慣れないコードを追うことは別です。私なら正答率に加え、ほかの選択肢が誤りになる理由を言えるかを見ます。

まず手元の問題や、協会が案内する無料模試で演習します。解けなかった項目を主教材へ戻って説明できるなら、本は増やしません。紙の問題集を検討するときは、インプレスの公式ページの試し読みで解説を読み、今の教材で分からなかった理由が分かるかを見ます。

受験料込みでは13,420円。入門書を足すと15,950円

紙の第4版だけを新しく買って一般料金で1回受験するなら、定価と受験料の合計は13,420円(税込)です。入門書も新しく買うなら15,950円です。無料解説と手持ちで足りるなら、新しい書籍代は0円で、受験料だけを見込みます。

新しく買う本

一般料金で1回受験する合計

学割で1回受験する合計

0冊

11,000円

5,500円

第4版だけ

13,420円

7,920円

第4版とスラスラ第2版

15,950円

10,450円

本は両出版社の税込定価、受験料はOdyssey CBTの一般11,000円・学割5,500円で計算しました(2026年10月2日)。送料・交通費・再受験料は別です。問題集を加えるなら、税込定価2,640円を別に見込みます。

大学生など学割の対象者は、会場へ学割で申し込み、当日は学生証などを持参します。試験は通年CBTで、60分40問、合格ラインは70%です。開催日と申込方法は会場ごとに異なるので、受ける会場の案内で日程と締切を決めます。

迷ったら無料の関数の説明から読み、最初の1冊を決める

迷ったら無料の関数の説明から読みます。4.6節のfibを開き、同時代入の前後の値と、表示と戻り値の違いを説明してみます。

購入先

価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。

Pythonチュートリアル 第4版の表紙
書影:オライリー・ジャパン

オライリー・ジャパン

Pythonチュートリアル 第4版

関数の説明を読み進められるならPythonチュートリアル 第4版

商品の公式情報
向く人
Python基礎試験が目的で、関数の説明を読み進められる人。章ごとに紙で読み返す主教材が必要な人。
確認すること
表紙の第4版を選びます。手持ちの本と無料の公式解説で不足を補えるなら買い替えは不要です。中古は出版社の正誤表も読みます。
書籍の仕様を見る
税込定価
2,420円(2026年10月2日)
判型・ページ数
A5判・264ページ
スラスラわかるPython 第2版の表紙
書影:翔泳社

翔泳社

スラスラわかるPython 第2版

関数の説明で止まるならスラスラわかるPython 第2版

商品の公式情報
向く人
関数の説明で止まる人で、入力する場所や実行結果の読み方から学ぶ入門書が手元にない人。
確認すること
表紙の第2版を選びます。試験対策では、基礎を学んだ後に第4版の出題章へ戻ります。インストール画面は現在のOSと異なることがあります。
書籍の仕様を見る
税込定価
2,530円(2026年10月2日)
判型・ページ数
A5判・328ページ

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しおりのプロフィールイラスト。深緑のカーディガンを着て本を持つ女性。

著者情報

しおり

大学受験の参考書・単語帳、学習アプリ、ノート・文房具

友人から「おすすめの単語帳ある?」と聞かれると、答えに困って「普段どこで勉強してる? カバン小さい?」と質問で返してしまいます。誰にとっても正解の一冊なんてなくて、持ち歩く重さや、赤シートを重ねたときの見やすさで選ぶものが変わるからです。そんな、少し面倒くさくて具体的な選び方を書くライターです。

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