学びとスキル

ネットワークスペシャリストの午後は無料解説で足りる? 迷ったら1題を解き直す

科目A-2の過去問道場は回せるのに、科目Bの構成図と記述で失点する人へ。用語は分かるのに、無料解説を読んでも答案の理由を説明できないならネスペR7を足します。令和7年午後I問3の見直し方と、1題90分の仮計画を示します。迷ったら1題を解き直します。

広告・アフィリエイトリンクを含みます

この記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。リンク経由の購入や申込みで、kaupedia に報酬が入る場合があります。 広告について

要点

  1. 無料解説で構成図と答案の理由を説明できるなら、追加購入0冊。迷ったら1題を解き直す。
  2. 用語は分かるのに、無料解説を読んでも答案の理由を説明できないならネスペR7。税込定価3,080円(2026年10月2日、技術評論社)。
  3. 用語の意味が分からないなら手持ちの基礎教材へ戻る。まず令和7年午後I問3を、解答45分・見直し30分・翌日の説明15分で試す。計90分は仮計画。
ネスペR7-本物のネットワークスペシャリストになるための最も詳しい過去問解説の表紙
書影:技術評論社

用語は分かるのに、無料解説を読んでも答案の理由を説明できないなら

ネスペR7-本物のネットワークスペシャリストになるための最も詳しい過去問解説

紙の本をAmazonで見る価格・在庫を確認選ぶ理由と注意点を見る ↓

科目A-2の過去問道場は回せるのに記述が書けなくても、迷ったら1題を解き直します。用語は分かるのに、無料解説を読んでも答案の理由を説明できないなら、合格者の復元答案と著者の予想採点がある『ネスペR7』を足します。本を増やせば書けるようになるのか不安でも、用語の意味が分からないなら手持ちの基礎教材へ戻ります。

ネットワークスペシャリストの午後は無料解説で足りる? 迷ったら1題を解き直す。無料解説で構成図と答案の理由を説明できるなら追加購入0冊。用語は分かるのに、無料解説を読んでも答案の理由を説明できないならネスペR7を足す。用語の意味が分からないなら手持ちの基礎教材へ戻る。復元答案と比べたいと思わないなら無料解説で書き直す。まず1題を解答45分・見直し30分・翌日の説明15分、計90分の仮計画で試す。
1題90分は学習予定の例。ネスペR7の書影は技術評論社公式直販、税込定価3,080円は2026年10月2日の表示

科目Bの記述を直すなら、四択道場から午後解説へ進む

ネットワークスペシャリスト.comの過去問道場は、400問からランダムに出題する四択の問題集です。ここで正解する練習と、構成図を読みながら自分で答案を書く練習では、手を動かす内容が違います。四択を増やしても、字数内に理由を書く機会は増えません。

午後の問題は、同じサイトの年度別ページから開きます。令和7年春期のページには、午後I・午後IIの問題PDFと解答例があります。問3の横にある解説リンクからは、午後I問3の解説本文を読めます。

問題PDFがあることと、その問題の説明があることは別です。 この年度の午後Iでは、問1・問2は問題PDFへのリンク、問3には解説へのリンクもあります。まず、説明が実際に読める問3で、無料の内容が自分に足りるか試します。

構成図と答案の理由を説明できるなら、無料解説で続ける

令和7年午後I問3は、社内のプロキシサーバからセキュアWebゲートウェイへ移行する問題です。問題冊子の15〜20ページに事例と設問があり、18ページの図2で導入後の通信経路をたどります。読み直すときは、次の3か所を使います。

見直す設問

無料解説で分かること

解説を閉じた後にすること

設問3(2)の通信経路

社外のPCからSWGサービス、FW、リバースプロキシを経由して業務用サーバへ進む理由

図2に経路を書き込み、FWを2回通る理由を説明する

設問3(4)の設定変更

SaaSが許可する送信元をSWG-GIPに変える理由

変更前後で、SaaSから見える送信元を説明して35字以内で書く

設問3(5)の利点

経路を短くした結果の負荷軽減・応答改善まで書く理由

直接通信による利点を10字以内で書く

設問3(2)でFWを1回しか書かなかったなら、図2のリバースプロキシの位置を見直します。社外から一度FWを通ってDMZのプロキシに入り、そこから社内の業務用サーバへ進むため、経路にFWがもう一度現れます。機器の名前を覚えていても、FWを二度通る経路を図でたどれなければ答案は直せません。

設問3(5)では、通信経路が短くなるという説明だけで止めると、問われた利点まで届きません。FWなどが処理する通信を減らせる、応答までの時間を短くできる、と結果を続けます。10字以内にする前に、経路の変化とその利点を一つずつ言えることが先です。

無料解説は、この違いまで説明しています。復元答案と比べたいと思わないなら、無料解説で答案を書き直します。翌日に構成図と答案の理由を説明できるなら、追加購入0冊で別の午後問題へ進みます。手持ちの過去問集の解説で同じことができる人も、その本を続けます。

この1題で分かるのは、この事例の経路と理由を理解し直せたかです。合格に必要な範囲を一通り学べたか、初見の問題を時間内に解けるかは、別の年度の問題で試します。点数による購入ラインは設けません。

用語は分かるのに、無料解説を読んでも答案の理由を説明できないならネスペR7を足す

『ネスペR7』を買う理由は、自分の答案と、合格者が再現した答案を比べることです。技術評論社は、IPAの解答例に加えて合格者の復元答案と著者の予想採点を載せると案内しています。正解を読んでも、自分の書いた文に何が足りないか分からない人は、別の答案と並べて読めます。

ただし、予想採点は著者の見方です。自分の答案の点数を保証するものとして使わず、主語、変更する対象、結果を書けているかを見ます。無料解説にも経路や利点の理由はあるので、解説の長さだけを買い足す理由にはしません。

年度別本を使った社会人や学生の体験記では、解答までの考え方を読み直せたという評価と、年度ごとに買う費用への不満が見られます。私なら、まず1冊の同じ問題を自分の答案と並べ、書き直してから次の年度を買うか決めます。

用語は分かるのに、無料解説を読んでも答案の理由を説明できないなら、表紙にR7と令和7年度がある『ネスペR7』を選びます。紙の本の定価は3,080円(税込、2026年10月2日確認、技術評論社)です。

用語の意味が分からないなら、手持ちの基礎教材へ戻る

プロキシ、FW、送信元アドレスの意味が分からず、解説の文章も読めないなら、先にその用語を手持ちの教科書で読み直します。問題文の通信を自分の言葉で説明できてから、記述の見直しに戻ります。

『ネスペR7』と『ネスペの基礎力』は、取り組む順番が違います。出版社の目次と紹介では、R7は令和7年の午後5題を中心に、基礎力は143問の知識確認問題で基礎技術を見直す構成です。基礎力に収録する午後問題は平成28年度で、R7と同じ問題は収録していません。

選ぶ前に見る内容

ネスペR7

ネスペの基礎力

取り組む中心

令和7年の午後I3題・午後II2題

基礎技術を答える143問と平成28年の午後問題

先に求めること

問題文を読み、自分の答案を用意する

用語を選ぶだけでなく、構造や動きを自分で答える

買う目的

同年度の自分の答案を復元答案と比べる

分野ごとに基礎技術を説明し直す

143問の「基礎」は、四択で用語を思い出す練習より先を扱います。出版社の紹介にも、イーサネットのフレーム構造を自分で書く問いがあります。用語から学び始める人が、すぐ全問に答えられる段階を想定しない方がよい本です。

手持ちの基礎教材で用語を読み直せる人は、基礎力もR7も急いで足す必要はありません。基礎力は紙の本424ページ・税込定価2,816円です(2026年10月2日の技術評論社の表示)。まずは今の教科書のプロキシとFWの項目を読み、問3の図に戻ります。

平日45分なら、最初の1題を3回に分ける

買う前に試す1題は、解答45分・見直し30分・翌日の説明15分、計90分の仮計画にします。45分は科目B-1の90分で2題に答える形式を半分にした目安です。本番では問題選択にも時間がかかるので、1題45分で毎回間に合うとは考えません。

1日目に45分で答案を残し、2日目に無料解説で30分見直します。3日目には解説を閉じ、15分で構成図と答案の理由を説明します。説明できなかった箇所だけ、解説か手持ちの教科書へ戻ります。

R7を買った後、収録する5題をすべて1回解く予定も計算できます。午後I3題を各45分、午後II2題を各120分で解き、各題の見直し30分と翌日の説明15分を加える仮定です。

取り組む範囲

解答する時間

見直しと翌日の説明

合計

買う前の午後I1題

45分

45分

90分

R7の午後I3題・午後II2題

375分

225分

600分=10時間

平日45分を5日、休日120分を2日取れても、1週間で計7時間45分です。この仮定では5題を解き直すのに2週間目まで使います。説明を読む時間は人と設問で変わるので、最初の1題の見直しが30分を超えたら、その分を予定に足します。

年度別本を使っても午後Iで時間切れになり、時間を測らなかったことを反省したアプリ開発者の記録もあります。本を買った後も、通読と時間内に答案を書く練習を分けて続けます。

2026年度に受けるなら、教材を増やす前に受験予定を決める

IPAの2026年度案内では、ネットワークスペシャリストの申込受付は10月6日10時〜10月24日17時です。科目A群は10月17〜27日、科目B群は11月11〜23日に受験します。受験手数料は7,500円(税込、いずれも2026年10月2日確認)。

2026年度からPCで解くCBT方式になり、午後I・午後IIの名称は科目B-1・科目B-2に変わりました。問う知識・技能の範囲、出題形式、出題数、合格基準、試験時間は維持されます。過去の午後問題で理由を書き、最後はキーボードで字数内に収める練習もします。

無料の問題と解説で進めるなら、本の追加費用は0円です。R7を1冊足す場合は、受験手数料7,500円と定価3,080円で計10,580円になります。送料・印刷代・交通費はこの合計に含めていません。

迷ったら1題を解き直し、書けなかった理由で決める

無料解説で構成図と答案の理由を説明できるなら、追加購入0冊で続けます。用語の意味が分からないなら手持ちの基礎教材へ戻り、今の問題を読み直します。

用語は分かるのに、無料解説を読んでも答案の理由を説明できないなら『ネスペR7』を1冊足します。表紙にR7と令和7年度がある本で、同年度の答案を並べて読みます。

今日することは一つです。令和7年午後I問3の問題PDFを開き、まず解説を見ずに自分の答案を書きます。

購入先

価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。

ネスペR7-本物のネットワークスペシャリストになるための最も詳しい過去問解説の表紙
書影:技術評論社

技術評論社

ネスペR7-本物のネットワークスペシャリストになるための最も詳しい過去問解説

用語は分かるのに、無料解説を読んでも答案の理由を説明できないなら

出版社表示価格3,080円(税込・2026年10月2日確認)

商品の公式情報
向く人
用語は分かるのに、無料解説を読んでも答案の理由を説明できない人。
確認すること
用語の意味が分からないなら手持ちの基礎教材へ戻ります。手持ちの解説で構成図と答案の理由を説明できるなら追加購入は不要。表紙のR7と令和7年度で見分けます。予想採点は著者の見方です。
書籍の仕様を見る
判型・ページ数
A5判・360ページ
収録範囲
令和7年度の午後I3題・午後II2題

記事の誤りや古い情報は、訂正・お問い合わせフォームからお知らせください。

しおりのプロフィールイラスト。深緑のカーディガンを着て本を持つ女性。

著者情報

しおり

大学受験の参考書・単語帳、学習アプリ、ノート・文房具

友人から「おすすめの単語帳ある?」と聞かれると、答えに困って「普段どこで勉強してる? カバン小さい?」と質問で返してしまいます。誰にとっても正解の一冊なんてなくて、持ち歩く重さや、赤シートを重ねたときの見やすさで選ぶものが変わるからです。そんな、少し面倒くさくて具体的な選び方を書くライターです。

この著者の記事を読む ↗