要点
- 迷ったら未着手の共通テスト国語を90分で1回解く。漢文に着手できなかったなら国語の時間配分を直す
- 句法・語句を取り違えたなら手元の本に戻る。共通テストだけで、句法・語句は分かるのに本文の内容を外すならゴロゴの公式閲覧版8講へ進む
- 二次・私大にも漢文があるなら、練成編と実戦編があるZ会の漢文道場を選ぶ
句法本を一周したあと、もう1冊買って時間を失うのが怖いなら、未着手の共通テスト国語を90分で1回解きます。漢文に着手できなかったなら国語の時間配分を直し、句法・語句を取り違えたなら手元の本に戻ります。共通テストだけで、句法・語句は分かるのに本文の内容を外すならゴロゴの公式閲覧版8講へ進み、二次・私大にも漢文があるならZ会の『漢文道場 入門から実戦まで』を選びます。

迷ったら未着手の共通テスト国語を90分で1回解く
大学入試センターの2026年本試験では、国語は90分で、漢文は第5問です。最初に国語を通して解き、漢文に着手した時刻と誤答の理由を残します。句法本をもう1冊買うかは、その結果から決めます。
1回解いて記録すること | 次にすること |
|---|---|
漢文に着手できなかったなら | 国語の各大問に使った時間を見て、次の通し演習で配分を直す |
句法・語句を取り違えた | 手元の句法本で、その文に出た形と意味を言い直す |
句法・語句は分かるのに本文の内容を外した | 正解の根拠になる前後の文と、誤答選択肢のずれを追う |
Z会の国語実戦模試を2回解いた人は、小説に時間を使い、漢文が時間切れだと相談しています(2025年5月)。この場合、漢文の本を替えるより国語90分の配分が先です。1回で分かるのは、その年度の時間配分と誤答の種類です。 得点の安定は次の年度でも見ます。
句法・語句を取り違えたなら手元の本に戻る
句法・語句を取り違えたなら、解けなかった文の形と意味を、今ある『漢文早覚え速答法』か『漢文ヤマのヤマ』で探します。該当する例文を訳し直し、翌日、意味を隠してもう一度答えます。次の過去問で同じ形を見つけられるかまでが復習です。早覚えとヤマのヤマの違いでは、それぞれの使い方を紹介しています。
句法を覚えても本文の大筋をつかめない受験生の相談があります(2020年8月、使用版不明)。一方、句形と語句を覚えて毎日問題を解いても、一文は読めるのに文章全体をつかめない高3の相談もあります(2023年11月)。前者のように語句から止まる人と、後者のように内容を追う練習が要る人を、同じ「句法本の追加」にまとめません。
共通テストだけで、句法・語句は分かるのに本文の内容を外すならゴロゴの公式閲覧版8講へ進む
ゴロゴの公式閲覧版は共通テスト・試行調査・センター試験の問題から選んだ8講です。冒頭の利用法には1講15分以内を目安に解くとあり、第1講から本文、設問、語句や選択肢の解説を読めます。まず第1講を解き、正解の根拠だと思う本文の文をノートに書きます。解説を読む前に、その文と選択肢を照らします。
私なら、共通テストだけで、句法・語句は分かるのに本文の内容を外すなら、ゴロゴの公式閲覧版8講を先に使います。Webで開けるので追加支出は0円です。紙版の税込定価は880円(2026年9月27日の出版社表示)ですが、販売先の一例には取扱不可とあります。紙版を探す前に、閲覧版で1講解けます。
8講の予定枠 | 1講 | 8講 |
|---|---|---|
解く時間 | 15分(本の上限目安) | 120分 |
復習 | 20分(予定の仮定) | 160分 |
合計の予定枠 | 35分 | 280分=4時間40分 |
1日1講なら8日です。復習では、間違えた選択肢と本文の根拠を1組ずつ対応させ、書き下し文・現代語訳で読み違いを直します。実際に35分よりかかる日は予定を延ばします。8講の後に未着手の問題が残っていたら、共テ漢文の直前問題集の選び方で手元の残りから選びます。
二次・私大にも漢文があるなら、Z会の漢文道場を選ぶ
二次・私大にも漢文があるなら、まず志望校の過去問で漢文の出題を見ます。句法・語句を取り違えたなら手元の本で直し、そのうえで文章演習を足すならZ会の『漢文道場 入門から実戦まで』を選びます。基礎編で知識と練習、練成編でオリジナルの読解問題、実戦編で入試問題へ進む構成です。ゴロゴの8講は共通テスト向けなので、使う試験の範囲が決め手です。
ただ、Z会の本も基礎編から始まり、本体224ページと別冊80ページがあります(2026年9月27日の出版社表示)。句法を一周した人は、知っている箇所を短く見直して練成編から文章を解く使い方ができます。後半を急に難しく感じるなら、間違えた文を基礎編に戻して読み直します。別商品である『漢文道場[基礎編]』は返り点・句形を主に学ぶ本で、買うときに表紙を見分けます。
出版社は別冊に考え方・全訳を詳しく載せると説明します。一方、漢文道場を高2で使った合格者は解説を簡潔と感じています(2026年4月、使用版不明)。漢文を独学した別の筆者は、問題が古く解説も詳しくないと評価しています(2023年3月、対象の版は不明)。公開紙面では両書の解説量を比べられないので、厚さを選ぶ理由にはしません。
Z会の商品ページが示す発行年月は1992年8月です。今の志望校の形式はその過去問で見て、漢文道場は練成編のオリジナル問題と実戦編の入試問題で、文章を読む量を足すために使います。
購入先では表紙の「入門から実戦まで」を見て、「基礎編」と区別します。二次・私大にも漢文があるなら、オリジナルの読解問題から入試問題へ進めるZ会の『漢文道場 入門から実戦まで』を選びます(税込定価961円、2026年9月27日のZ会表示)。
今日、国語を90分で解いて次を決める
今日、未着手の共通テスト国語を90分で1回解き、漢文に着手できたかと誤答の理由を記録します。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
記事の誤りや古い情報は、訂正・お問い合わせフォームからお知らせください。
