要点
- 既習の苦手が残るなら、苦手1科目の復習を選ぶ。学校教材で解き直せるなら有料の復習講座は0科目
- 通常1講座は授業7時間30分に、予復習5時間・往復移動5時間を足して17時間30分の予定例。既習範囲を自力で解けて演習時間が残るなら先取りを1講座足す
- 迷ったら学校教材で1週間解き直す。受講科目数より、授業のあと自力で解く時間を先に配る
既習の苦手が残る高1・高2は、苦手1科目の復習を選び、学校教材で解き直せるなら有料の復習講座は0科目にします。通常1講座は、授業7時間30分に予復習5時間・往復移動5時間を足すと、17時間30分の予定になります。周りの受講数が気になって不安でも、迷ったら学校教材で1週間解き直します。

学校教材で解き直せるなら、有料の復習講座は0科目で進めます。 教科書の例題、学校の問題集、先生への質問が使える人は、先にその範囲を終えます。受験科目の勉強は続けながら、講習で教わる科目だけを絞ります。
既習の苦手が残るなら復習、既習範囲を自力で解けて演習時間が残るなら先取り
数学なら、答案を見返して、計算で間違えたのか、解法を選べなかったのかを分けます。英語なら、知らない単語か、文の構造か、文法の使い方か。既習の苦手が残るなら、冬はその1科目の復習から始めます。
先取りの講座を足すのは、既習範囲を自力で解けて演習時間が残るならです。高2の理系で数学IIIへ進む予定があるなら、先に学校の数学IIの微分・積分の例題を解き直します。解説を見て分かった問題を、翌日には解けなくなるなら、その範囲を復習する時間が先です。
先取りにも利点があります。四谷学院の高1・高2の体験談には、高2で入試レベルの英文に触れて不足に気づいた人と、オンラインで難しい問題を何度も解き直した人がいます(2026年10月1日閲覧、受講年度は掲載なし)。先の内容に触れることと、解き直すことを組み合わせた例です。私なら、未習の授業だけを増やすより、受講後に自分で解く時間が残る1講座を選びます。
市進の2026年度案内は、高1の内容を終え、冬から高2の内容へ進む速習を案内しています(2026年10月1日)。学校より先へ進みたい人にも、習った範囲を自力で解けるかを先に見る順番が合います。学校の進度が遅く、志望校に必要な範囲が未習なら、冬だけで終わる予定にせず、春までの進度を先生と相談します。
家では演習が進まない人には、授業の中で解き、直後に添削・解説を受ける形式も合います。グノーブルの体験談では、2016年度時点で大学1年だった人が、高1の冬にその形式を受けて入塾を決めたと振り返っています。同じ資料の別の人は、高1で別塾の宿題をこなせず、部活後の授業で眠ることもあったと振り返っています。授業内で解く場合も、帰宅後と翌日の解き直しを予定に残します。
何科目取るかは、宿題を引いた28時間から決める
科目数と講座数は分けます。同じ数学で2講座取れば、時間も費用も2講座分です。ここでは1科目につき通常1講座を取る例で計算します。
まず、部活・帰省・食事・睡眠を置いたあとに、14日間、1日3時間を勉強に使えるとします。42時間のうち、学校の宿題に1日1時間、計14時間を取り、残りは28時間です。学校の宿題に苦手単元の問題が入っていれば、その解き直しも復習になります。
河合塾の2026年度案内書のデジタルページ16では、通常の冬期1講座は90分×5講、一般生の受講料は22,700円です(税込・教材費込み、2026年10月1日)。これに、各講の予習30分・復習30分、5日間の往復移動を1日1時間と置きます。授業7.5時間+予復習5時間+移動5時間=1講座17.5時間です。
取る通常講座 | 受講料の合計(税込・一括払い) | 授業+予復習+移動 | 宿題以外の28時間から残る時間 |
|---|---|---|---|
0講座 | 0円 | 0時間 | 28時間 |
1講座 | 22,700円 | 17.5時間 | 10.5時間 |
2講座 | 45,400円 | 35時間 | 7時間不足 |
3講座 | 68,100円 | 52.5時間 | 24.5時間不足 |
0円は有料講座を申し込まない場合の追加受講料です。表の受講料には教材費が含まれ、交通費と決済手数料は別に足します。Pay-easyは、ATMでの現金払い込みや休日・夜間などに手数料がかかる場合があります(公式案内書のデジタルページ15、2026年10月1日)。
この家庭なら、通常講座はまず1科目・1講座までにします。残る10.5時間は、苦手の解き直しやほかの科目に使えます。予習と復習に各1時間かかるなら1講座22.5時間となり、残るのは5.5時間。移動がある5日間には、1日3時間のうち授業と移動で2.5時間使うため、予復習の一部を前後の日に置く必要もあります。
17.5時間は、復習に十分な量を保証する数字ではなく、予定に収まるかを見る計算です。実際の講座が3日間にまとまっていれば移動の回数は変わり、同じ日に続けて受けるなら往復を二重に数えません。各日の予定にも収めてから科目数を決めます。
高3から駿台に通った人は、冬期講習を取りすぎて自習時間がなくなったと書いています(本人の記録、2025年9月)。一方、浪人時の記録には、冬期3講座を受け、別に自習を配分した例もあります(2025年3月)。学年や使える時間が違うので、3講座という数を高1・高2の目安にせず、自分の予定で計算します。
学校の苦手単元と講座内容が合うなら、短期講座を選ぶ
既習の苦手が残るなら、講座名の科目だけでなく、扱う単元まで合わせます。学校で2次関数に困っている高1と、三角比に困っている高1では、必要な数学の授業が違います。
河合塾の高1・高2向けダイジェストは、1講座500円、90分×2講です(税込・教材費込み、2026年度公式案内書のデジタルページ16、2026年10月1日)。通常5講の講座とは、扱う範囲と時間が違います。
学校教材で止まった範囲 | 公式にある講座内容 | 選び方 |
|---|---|---|
高1数学の三角比 | ダイジェスト高1数学:三角比 | 学校で質問しても進まず、内容が合うならこの1講座 |
高1数学の2次関数 | ダイジェスト高1数学は三角比 | 学校の2次関数の解説・例題で復習する |
高2数学の三角関数 | ダイジェスト高2数学:三角関数 | 同じ単元を授業とテストで復習する |
高2英語の文法・長文読解・英作文 | ダイジェスト英語:文法・長文読解・英作文 | 扱う文法・英文が自分の苦手と合う講座を選ぶ |
高2英語の比較・仮定法 | 関東の通常「標準英語」:比較・仮定法を切り口にした読解など | 通常講座の時間と受講料を配る |
単元は公式案内書のダイジェスト講座・デジタルページ5と高2標準英語の関東版によります(2026年10月1日)。同じ500円でも、困っている単元と違えば、今の復習は別に残ります。
ダイジェストを2日間で受け、各講の予習30分・復習30分、往復1時間ずつを置くと、合計7時間です。通常講座と同じ量の勉強ができるという比較ではなく、今の1単元に必要な授業かを選びます。
既習の苦手が残るなら、学校での質問や無料の説明を使ったあと、講座内容が合う1科目の復習にダイジェストを選びます。1講座500円(税込・教材費込み、公式案内書16、2026年10月1日)の有料申込で、講義と2講目のテストを含む90分×2講を受けます。学校の答案と冬の予定を手元に範囲・レベル・日程を選び、予復習と交通費・決済手数料も含めて予定と費用を決めます。翌年度の入塾は別の手続きです。
短い説明のあと自力で解き直せるなら、動画で補う
講座に通う前に、短い説明で進めるかを試せます。2次関数なら、Try ITの公開例題に、平方完成で頂点を出し、グラフをかく解説があります(2026年10月1日)。この無料の説明と学校教材で解き直せるなら、有料の復習講座は0科目です。
無料の説明では足りない単元があり、短い説明のあと自力で解き直せるなら、スタディサプリのその単元を試します。高1の公開講座一覧には、数学Iの2次関数・最大最小などの項目があります(2026年10月1日)。講義を順に全部見るより、学校の誤答と同じ単元を選び、その問題へ戻る時間を取ります。
利用者コメントでは、分からない単元を重点的に受講できた人がいる一方、紙のテキストの購入・印刷の手間や、1人で学ぶ孤独への不満もあります(2026年10月1日閲覧、投稿年月・受講年度は非表示)。自分で戻って解ける人には、単元を絞る使い方が合います。
継続の費用は、課金3回で受講料6,534円です。Web月払い2,178円×3回の試算で、12か月一括払いは総額21,780円です(税込、公式料金、2026年10月1日)。入会金・初期費用は不要。冊子テキストと通信費を別に足します。ひと冬の復習から始めるなら、私なら月払いを選びます。
申込後は自分で講座を選び、講義の視聴と解き直しを進めます。体験の終了・初回課金日時を予定に入れ、講義のあとも同じ問題を自力で解き直せなければ、学校への質問に戻ります。
短い説明のあと自力で解き直せるなら、スタサプの14日間無料体験で、プロ講師の講義動画を見たあと同じ単元の学校の問題を解けるか試します。初回のWeb申込・クレジットカード決済が対象で、申込日を含む14日間が無料です(公式料金・体験条件、2026年10月1日)。講義は1回約10分で、解き直す時間を別に取ります(公式講座案内、同日)。保護者の同意・保護者名義のカード・受講端末・学校の問題を用意します。登録の所要時間は公式に掲載がなく、申込は自動更新の契約なので、続けない場合は更新の24時間前までに利用停止します。
必要な無料授業を選ぶ話はスタサプとTry ITの比較、長く続ける支払方法はスタサプの料金と学習計画で詳しく読めます。
学校で聞けず同じ1問で止まるなら、質問できる支援を選ぶ
解説後も同じ1問を説明できない状態が続くなら、説明を増やすだけでなく、解いた跡を見てもらいます。まず学校の先生に、問題文と途中式・自分が分からない箇所を持って質問します。学校で聞けず同じ1問で止まるなら、質問できる支援を選びます。
2024年のSURの体験記には、学校と塾の数学を両方復習すべきだったという後悔があります。別の人は高2の冬から物理と化学を受講し、授業中も理由を考える姿勢を重視しています。教材を増やす前に、学校の問題でどこまで説明できるかを質問相手に伝えるのが先です。
e-Liveを続ける費用は、3か月80,190円+入会金・機材などの費用が一例です。高校生のAランク講師で週1回60分、1か月4週・3か月12回を仮定すると、30分2,970円×24コマ+基本料2,970円×3か月になります。Sランクなら同じ時間で93,390円+別費用です(税込、公式料金、2026年10月1日)。指導料は口座引落し。入会金の実額、機材を借りる・買う費用、退会の申出期限は、説明時に総額と一緒に聞きます。
公式の申込欄で保護者の連絡先・子どもの学年・希望日時を伝え、案内を受けて日程を決めます。連絡までの日数は公式に掲載がありません。親子が納得した場合だけ入会へ案内され、通常講師の選定・顔合わせは入会後です(初回までの流れ、2026年10月1日)。合わなければ、学校への質問と無料の説明を続けます。
学校で聞けず同じ1問で止まるなら、e-Liveの無料オンライン説明・システム体験で、通信・書き込み・手持ち教材の使い方を試します。 対応は通常講師ではなくサポートスタッフで、説明30分〜1時間・システム体験15〜30分が目安です(公式申込案内・公式FAQ、2026年10月1日)。両方を同日に受けるなら計45〜90分とし、保護者と本人で普段の端末・学校の問題集・誤答を手元に用意します。無料なのは説明とシステム体験で、通常講師の授業体験は含まれず、体験後に入会を決める義務もありません。
体験で見る点は家庭教師の無料体験チェックリストにまとめています。説明時に提示される総額と支援範囲を見て、継続を決めます。
2026年度の申込日と取消期限は、受講形式ごとに違う
河合塾の高1・高2の一般申込は、2026年10月19日13時開始です(案内書のデジタルページ14、2026年10月1日)。対面の受講日は校舎・講座ごとの日程で選びます。映像の冬期講座は2026年12月8日〜2027年3月31日に視聴できます(同案内書のデジタルページ18、2026年10月1日)。
受講形式 | 新規・追加の期限 | 変更・取りやめの期限 |
|---|---|---|
対面 | 各講座の開始4日前 | 各講座の開始4日前 |
映像の冬期講座 | 2026年12月24日 | 2026年12月4日 |
公式案内書のデジタルページ14によります。映像の新規受付が12月24日まででも、12月4日を過ぎると変更・取りやめの期間は終わっています。対面と映像の取消期限を同じにせず、選んだ受講形式で予定を決めます。
ダイジェストは有料講習です。保護者の同意と登録、講座・日程の選択、申込、受講料の一括支払、教材と受講証の受取、予習、受講・解き直しの順に進みます(案内書の申込手順・デジタルページ15)。支払方法はクレジットカード・コンビニ・Pay-easy。冬期だけ受ける場合と翌年度の入塾は別の手続きです。
受講後の継続は、同じ単元を学校の問題で解けるかで考えます。講座を追加・変更するなら上の期限内。全講座を辞退する場合は、初回の受講・視聴開始4日前までに校舎で辞退届を提出し、受け取った教材を返却します。受講した講座や欠席した授業の返金はありません(同案内書のデジタルページ17、2026年10月1日)。
高3の共通テスト直前に講座を足す話は、スタサプに河合塾の冬期講習を足すかへ。高1・高2の今は、受験科目の勉強を続けながら、冬に教わる範囲と授業外の予定を決めます。
迷ったら学校教材で1週間解き直す
学校の答案と問題集から、同じ単元で間違えた問題を選びます。最初は1単元だけに絞り、解説を読んだ時間と、自力で解き直した時間を分けてメモします。
日 | すること | 残すメモ |
|---|---|---|
1日目 | 既習の誤答を解き、止まったら解説を読む | 単元名、問題番号、止まった箇所 |
2日目 | 前日の問題を解説を閉じて解き直す | 答えと理由を説明できたか、所要時間 |
3〜5日目 | 同じ単元の別の問題を解き、分からない所を学校で質問する | 自力で進んだ範囲、質問後に直せた箇所 |
6日目 | 間違えた問題を再び解く | 解説なしで使えた式・文法、残った疑問 |
7日目 | 解き直しの時間を冬の予定に置く | 授業・予復習・移動を足して残る時間 |
1週間は、翌日の解き直しと数日後の再演習を1回ずつ予定に入れるための期間です。ここで分かるのは、この単元を手持ち教材で進められるかと実際の所要時間。全科目の習熟度や、春までの成績は、次の学校のテストや模試でも見ていきます。
迷ったら学校教材で1週間解き直す。 今日、直近の答案から苦手1科目の1単元を選び、1日目の問題番号をメモします。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 学校教材と学校への質問で進まず、三角比や三角関数など、困っている単元と講座内容が合う高1・高2。授業後の解き直す時間も取れる人。
- 確認すること
- 高1数学は三角比、高2数学は三角関数。英語は文法・長文読解・英作文を扱います。2次関数だけを復習したい高1は、学校教材のその範囲を使います。
仕様・利用条件を見る
- 受講料
- 1講座500円(税込・教材費込み、2026年10月1日)
- 授業
- 対面90分×2講、2講目にテスト
- 高1・高2一般申込
- 2026年10月19日13時開始
- 向く人
- 学校教材の説明だけでは進まず、無料の説明を試しても足りない単元がある人。Web月払いで始め、課金3回の受講料は税込6,534円。冊子と通信費は別です。
- 確認すること
- 初回の14日間無料体験はWeb申込・クレジットカード決済が条件。申込日を含み、自動更新します。保護者の同意と保護者名義のカードを用意し、終了・更新日時を予定に入れます。
仕様・利用条件を見る
- Web申込・12か月一括
- 21,780円(税込・2026年9月26日確認)
- Web申込・月払い
- 2,178円(税込・2026年9月26日確認)
- 向く人
- 解説後も同じ1問を説明できない状態が続き、学校で質問できる機会がない家庭。手持ちの問題集を使えるか、通信と書き込みの扱いを試したい人。
- 確認すること
- 対応者はサポートスタッフ。説明30分〜1時間とシステム体験15〜30分です。通常講師との授業を選ぶ前に、入会金・機材代・退会の申出期限を含む総額を聞きます。
仕様・利用条件を見る
- 体験費用
- 説明・システム体験無料(2026年9月30日)
- 予定時間
- 説明30〜60分、システム体験15〜30分。別日も可
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